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青木瑠璃子の「リアルダンジョントラベラー」

新連載「青木瑠璃子のリアルダンジョントラベラー」!

2015年06月08日 17:31配信
新連載「青木瑠璃子のリアルダンジョントラベラー」!

電柱が茶色くて雰囲気のある街並みは、散歩するだけでも楽しめます

はじめまして青木瑠璃子です。

このコラムは「行ってみたい場所はあるけれど、インドア派故になかなか重い腰が上げられないわたしがいろいろな場所に行き、遊んだり学んだりする企画」です(たぶん)。

最終的には「仕事と銘打たなくても気軽に遊びに出かけられる青木瑠璃子」に進化できるように頑張っていきますので、素人の書く文章で読みづらい部分もあると思いますが、楽しんでいただけると幸いでございます。

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さっそくですが初回に訪れた場所は「菓子屋横丁」。埼玉県川越市にある駄菓子屋さん街です。なんでここかと申しますと、わたしは埼玉県出身なのですが、地元の観光地というのは地元の人間はあまり行かないもの。学生の頃に何度か行ったような記憶もありますが、かなり曖昧な感じです。

そして、そんなこととは微塵も関係ありませんが、今わたしの中では空前の駄菓子ブームが到来しております。量り売りのお菓子を袋いっぱいに詰め、当たりつきガムを買い、ねり飴をねりまくりたい欲求が体の中で渦巻いているのです。こどもの頃は100円玉に縛られながら掴んだ幸せ。それが今おこづかいの呪縛から解き放たれた結果、どれだけ掴み取れるのか……思いを馳せると夜しか眠れないのです。

そんなよくぼ……いえ、野望を胸に東京からもアクセスがいい川越駅に向かいます。江戸・明治期の建物、通称「蔵造り」の街並みを通り抜けた先にたどり着いた菓子屋横丁。地図を見ると、大通りと細い横道を一周ぐるりとお菓子やさんが軒を連ねており、その一帯を菓子屋横丁と呼ぶとのこと。

看板によれば「菓子屋横丁とは江戸時代の末期から明治時代の初期にかけて、江戸っ子好みの気取らないお菓子を製造したのが始まりで、関東大震災で被害を受けた東京に代わって全国へのお菓子の供給を賄った場所」なのだそうです。

そんなわけで、この菓子屋横丁を一周していきます。始まりは前述の看板の目の前にあるお店「浜ちゃん」さん。芋スティックとかき氷がおいしいお店です。この日一日の案内は、ここのご主人がしてくださいました。さっそく芋スティックをいただきます! 川越の芋is有名! 美味です! 100円! 安い!!

「浜ちゃん」さんから一歩入ると、電柱が茶色く塗られた雰囲気のある通りになります。その通りの両脇にはお菓子お菓子お菓子……!! とりあえず大きなロリポップを購入。わたしは形から入るんです。これぞ、こどもの幸せの象徴。

幸せを手に歩いていくと、飴づくりを見学できる「玉力製菓」さん(この日、たまたま飴づくり見学はお休みでした……無念)でソーダ飴や桜飴などの試食をたくさんいただきました。お店のおばちゃん方がやさしい! どんどん試食を勧められ、特に良さそうだったのど飴を購入。ちなみにこれを書きながら舐めています。これもおいしい!

それにしても、いろんなお菓子や漬物やおもちゃが売っています……何を買おうか迷う……と、わくわくニヤニヤ進んでいった先で見つけたのが、ふ菓子工房「松陸」さんです。こちらはその名の通り「ふ菓子」屋さん。ふ菓子の長さは80cmもあります。とても目立つお土産なので、わたしの中での菓子屋横丁のイメージはこのふ菓子でした。というわけで、形から入るわたしはもちろん購入。ふ菓子はおいしいですし! あと、この大きさはお菓子の家の柱のようで、食べても食べても減らないんだろうなぁ……などと考えるとドキがムネムネします。

突き当りの角を曲がって「和楽花音」さんで食べ歩きお菓子「たこせん」を入手し、「雷神堂」さんで手焼きせんべいも手に入れると、もう両手にお菓子状態!

更に「稲葉屋」さんでは芋どうなつを買い、「江戸屋」さんでは念願の量り売りのお菓子を量りまくります。

いや、正確には量ってなどいませんでした。だって、わたしは最初から入れ物一杯にお菓子をいれるつもりだったのですから。こどものころのわたしに教えてあげたい。大人になったら、量り売りのお菓子は量らないで買えるのよ。その代わりに「150gまでにしなさい」なんてお母さんは嗜めてくれないし、苦笑いしたカメラマンさんに写真を撮られるわ。あっ!あんなところにカー○ンジャーの起き上がり小法師も!! ん? でもなんでカーレ○ジャー……? 川越……芋……あっ(激走)

勇気のアクセル吹かして更に歩き、もう両手でも持ちきれないお菓子を抱え、「都屋」さんで買ったお団子と「楽楽」さんで買った味噌パンを食べて一服。これで菓子屋横丁を一周できました。

時間にすると1時間弱。今回はお菓子中心に巡らせていただきましたが、途中でお菓子作りの見学をしたりご飯を食べたり、他の楽しみ方もまだまだありそうです。

最初の看板にあった「江戸っ子好みの気取らないお菓子」って何だろう? と思っていましたが、「意匠を凝らしたちょっと値の張るお菓子」というよりは「素朴だけども安価で気軽に楽しめるお菓子」という意味なのかな? と思いました。

たくさんのお店がある中で気になったものをちょっとずついただく、というのが全体を楽しむコツかもしれません。

そんな感じで今回のレポートはおしまいです。初回だから仕方がないのかもしれないけど、記事を書くのにどんなことに注目してみれば良いとか、どんな写真を撮ればいいとか全然考えてなかったなぁ……。

でも、お世話になったお店のお名前はほとんど載せましたので、みなさまも菓子屋横丁に行かれる際は是非ご活用ください。その時は軽装でね、帰りに幸せが両手両腕に乗っかりますから。

ということで、また次回お会いしましょう!

(写真=吉岡希鼓斗)

青木瑠璃子twitter:@coloruri

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