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小原さんはミューズのよう―「映画大好きポンポさん」初日舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着!

ムービー 2021年06月05日 10:00配信
「映画大好きポンポさん」初日舞台挨拶より

「映画大好きポンポさん」初日舞台挨拶より

原作コミックが口コミで反響を呼び、ついに劇場アニメとして登場した『映画大好きポンポさん』が6月4日に公開となり、初日舞台挨拶がEJアニメシアターにて開催された。主演の清水尋也をはじめ、小原好美、大谷凜香、加隈亜衣、木島隆一のメインキャスト陣が登壇、そして本作の監督を務めた平尾隆之も駆けつけ、映画の見どころを本編鑑賞後の観客に向けて語った。

主人公ジーンを演じた清水は念願だったという声優について「無事に今日という日を迎えられてほっとした気持ちで胸がいっぱいです。声優の仕事は本当に初めてで、僕の中でこの作品は人生のターニングポイントとなった作品なので今本当に緊張しています。アニメは小さいころから好きだったので、アニメの世界に登場することが憧れだったんです。今回エンドロールに自分の名前があることがとても嬉しいです」と語り、公開に感無量の様子。

新人女優・ナタリーを演じ、自身も女優として活動する大谷も劇場作品での声優は初となり、「まず台本のシーン数に驚きました。実写と違いアニメはものすごい量で…」と実写とアニメーション作品の違いに驚いたことを明かし、「私とナタリーとの共通点はおばあちゃんっ子なところです。私も思い返してみたら初めて映画館に一緒に行ったのはおばあちゃんでした。そんな思い出とかもよみがえりながらナタリーに自分を投影しつつ演じました。」とコメント。

物語のキーマンであるポンポさんを演じた小原は清水・大谷との収録について「収録前、お二人は普段実写で演技されている方と知った時、すごく緊張しているだろうなと思いましたし、声だけのお芝居を聞きなりやるのは難しいところがあったと思います。私も新人の身なのであまり見守るという感じではなかったのですが、少しでも収録を終えて『大変だった』と思って終わるのではなく『楽しかった!』と思ってほしかったんです。

収録最終日に二人が『終わっちゃった~!さみしい!』と言って満面の笑みで出てきたときは嬉しかったしほっとしました。でも本当に私は何もしていないんです」と謙遜するも「そんなことないです。その存在に僕たちは助けられていました」「まさに女神」と小原への感謝と称賛をの次々口にする清水と大谷。

続けて清水は「最終日にも自身の収録はなくとも小原さんが来てくれたんです。後ろで座って見守っててくださって、背中が暖かかったんです。こう、見守るパワーで…」とおどけながらも映画の内容と重なるような「協力して映画を作る」エピソードを披露した。

続く加隈はナタリーの先輩女優ミスティアの口癖、「はいにゃ~」とお茶目な挨拶から始まり、演じた役について「ミスティアはつかみどころのないキャラクターで、最初はどんな人なんだろうなと思っていたけれど、自分の見られ方をすごく理解していて、やりたいこともはっきりしている、とてもしっかりした憧れの女性です。そしてこの映画を観た後、すごく満たされたのと同時に自身の上を目指す飢えた気持ちに気づけた。いい刺激をもらえて、お互いを高めあえる作品だと思います」と振り返る。

さらに今回の映画オリジナルキャラクター・アランを演じた木島隆一は加隈に乗っかり「はいにゃ~」と挨拶し笑いを誘い、「僕が演じたアランは映画オリジナルキャラクターで、原作が好きな方にとってはどうなるのだろうと不安もあったかと思います。でも、アランも良かったですよね?」と観客に投げかけると割れんばかりの拍手が起こり、歓迎ムード。

「アランは、皆さん誰しもそうだと思うんですけど、大人の世界に出てから絶対に挫折することってあると思うんですよね。そこで新しい目標や生き方を見つけていくことって難しい…でもジーン君と会えたことで一歩踏み出せた。出会いが人を変えていくんだ、出会いっていいなと思えました」と役柄とストーリーについて熱弁。

木島のコメントを受け、平尾監督も「今回『ポンポさん」は偶然の縁が重なって重なって、ようやく完成までこぎつけられました。キャスト陣とも縁がつながって作品が作れたことを本当に誇りに思います」と完成と公開に喜びのコメント。

キャスト陣の仲の良さ、和やかな様子で進行した舞台挨拶も終盤になり、清水は「僕はこの作品の一番好きなところは、すごくキャッチーで可愛いイメージなんですけど、中で描かれているメッセージは実はきれいごとだけじゃなくて、人生ってそんなに甘くないし、夢をかなえるためには、何かを犠牲にしなければ何かを得られないという…人生にはそういう場面も必ずあるんだよ、その時に君はどうする? って語りかけてくれる作品だと思っています。僕もこのお仕事をしてきてそういう選択をする場面は何度もありましたし、そういう部分をこの映画を見て感じて、皆さんがそれぞれの感想を持ち帰っていただけたら本望です」とコメント。

平尾監督も「夢を追っている人、夢をあきらめかけている人への応援歌になればいいなと思って作り始めました。偶然縁が次々と重なって、完成したこの作品の縁というものを、もっと大きく広めて届けたいと思います。今日観て頂いた方にはぜひ、『ポンポさんはいいぞ』と宣伝していただけたらすごくありがたいです」とアピールし、舞台挨拶は終了。観客もキャスト陣のコメントに深く頷いたり拍手でエールを送り、映画の幕開けにふさわしい華やかなイベントとなった。

【ストーリー】
敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった! ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。

【平尾隆之×エンディング主題歌『窓を開けて』のMV予告編が公開中】
平尾監督により主題歌担当に抜擢され、一躍シンデレラガールとしてデビューしたKAMITSUBAKI STUDIOのCIELさんが歌うED主題歌『窓を開けて』のフルアニメーションMVの予告編がYouTubeで公開されています。

アニメMVも平尾監督が手がけると発表されており、CIELさんと平尾監督によるもう一つの「ポンポさん」の続きは、後日公開されるフルバージョンMVで明らかになります。ED主題歌『窓を開けて』は、6月4日よりストリーミングとダウンロード配信が始まっています。

■劇場アニメ「映画大好きポンポさん」
2021年6月4日(金)EJアニメシアター新宿より全国ロードショー

スタッフ:原作…杉谷庄吾【人間プラモ】(プロダクション・グッドブック)『映画大好きポンポさん』(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)/監督・脚本…平尾隆之/キャラクターデザイン…足立慎吾/作画監督…加藤やすひさ、友岡新平、大杉尚広/音楽…松隈ケンタ/制作プロデューサー…松尾亮一郎/アニメーション制作…CLAP/配給…角川ANIMATION/主題歌…CIEL「窓を開けて」(KAMITSUBAKI RECORD)/挿入歌…花譜「例えば」(KAMITSUBAKI RECORD)/EMA「反逆者の僕ら」(KAMITSUBAKI RECORD)
キャスト:ジーン・フィニ…清水尋也/ポンポさん(ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット)…小原好美/ナタリー・ウッドワード…大谷凜香/ミスティア…加隈亜衣/マーティン・ブラドック…大塚明夫/アラン・ガードナー…木島隆一

リンク:劇場アニメ「映画大好きポンポさん」公式サイト
    【予告編】窓を開けて
    CIEL『窓を開けて』ストリーミング&ダウンロードサイトリンク
    公式Twitter・@pomposan