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【SELECTION PROJECT】南雲希美インタビュー「4話は広海を演じるうえで特に思い入れが深いエピソード」

アニメ 2021年10月28日 18:00配信

3つのチームに分かれて、エールの数を競い合うことになった9人の候補生たち。第4話ではダンスチーム“スプラソーダ”の4人にスポットが当てられました。メンバーのひとり・濱栗広海を演じる南雲希美さんは関東出身ですが、関西弁の広海を熱演しています!

――まずは「SELECTION PROJECT」に出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

南雲 「これは…夢?」と思いました。
実はオーディション当初、広海役は受けていなかったんです。キャラクターは自分と一番近いかも、と思っていたのですが、関西弁でネイティブには勝てないと感じてしまって。一次審査は別の役で提出しましたが、スタジオ審査は広海役で受けてください、とのご連絡をいただき、焦って関西弁を勉強しました。

それから関西出身の方にイントネーションを教えていただいたり、大阪の方が配信者の動画やラジオを探して、とにかく聴いて話してを繰り返す日々を過ごしました。そして臨んだスタジオ審査ですが、不安と緊張で頭が真っ白になってしまって。練習で一度もとちらなかった台詞でテストと本番同じところを噛んでしまい、あぁ終わった…と、放心状態で帰りました。もうだめだと思っていたので、今こうしてインタビューを受けている未来は想像もしてなかったですね。

決定のご連絡をいただいた日のことはよく覚えています。事務所からの電話だと思ったら、代表の速水奨さんから直々に「受かりました」とお話いただいて。色々びっくりしすぎて、ようやく発せた言葉が「ほんまですか?」でした(笑)。

――アフレコの初回を迎えるにあたって、前日や当日はどんなお気持ちでしたか?

南雲 前日は、スタジオ審査前と同じくらいドキドキしていました。初回というのもそうですが、各地方の候補者やご家族の方々が豪華キャストすぎて…! 震え上がってましたね。その日の夜に凪咲役の荒井瑠里ちゃんがLINEをくれて、お互い明日頑張ろうねって励まし合ったりして。あったかい思い出です。

当日は感染症対策のため少人数ではありましたが、見知ったメンバーと一緒に収録できてうれしかったですね。みんなの動きや息遣いを間近で感じられて、ああ、みんながいる! ここから始まっていくんだ!とドキドキワクワクしていました。同時にやはり緊張もしていて、お恥ずかしい話、この日も普段噛まないところで噛んでしまって…緊張からくる噛み癖は気を付けようとものすごく反省しました。ですがその緊張もだんだん解けていって、最後はやり切った気持ちで終えられたと思います。オーディションのときと違って、みんながいる安心感に救われました。

収録後、キャラクターデザインの平山寛菜さんからイラスト入りのチョコレートを頂いて、1話、無事終えられたんだってどっと安心したのを覚えています。絵がまた超絶かわいくて…! 色んな感情で目まぐるしい一日でしたが、幸せな気持ちで帰路に着きました。

TVアニメ「SELECTION PROJECT」より
TVアニメ「SELECTION PROJECT」より(C)SELECTION PROJECT PARTNERS


――濱栗広海のどんなところが魅力的だと思いますか? 第一印象や実際にアフレコで演じてみての印象についてお聞かせください。

南雲 真っ直ぐで仲間思い、どんな場でも周りを引っ張っていけるカッコよさが魅力的だと感じています。それでいて、かわいい女の子になりたいっていうギャップがたまらないんですよ!!

広海が何かするときは、勝ちたいって純粋な想いや仲間を心配する気持ちからの行動なので、一生懸命な良い子だなとしみじみ感じています。とはいえ突っ走りがちなので、見守る側としては時々ヒヤヒヤもしたり。落ち着きのなさは自分と似ているかもしれません(笑)。

人情に篤いのは関西由来なんでしょうか、アフレコでも周りを鼓舞する台詞が多く、しゃべりながら自分も元気をもらっていました。

普段カッコいい広海が時折見せるキュートなところがたまらなく好きなので、照れたりかわいいことを言う広海をこれからたくさん見ていきたいですね。アニメはもちろん、SNSでの配信ボイスもぜひ注目していただけたらうれしいです!

TVアニメ「SELECTION PROJECT」より
TVアニメ「SELECTION PROJECT」より(C)SELECTION PROJECT PARTNERS


――広海を演じるうえで、特に気をつけられたことはありますか?

南雲 初回のアフレコで「広海はかわいくなりたいと思っているけど、普段はカッコいい子だから、かわいくなりすぎないように」とディレクションを頂いたので、まずは周りを引っ張っていける芯の強さや熱い気持ちを出せるよう意識して演じました。

また、イントネーションにとらわれすぎてお芝居が小さくならないように、という点にも気を付けました。発音ばかり気にすると気持ちが入りづらくなってしまうので…。とはいえ、意識しないと違う音になってしまうので、そこのバランスは毎回課題です。

4話は広海を演じるうえで特に思い入れが深いエピソードで、これまでと違った新しい表情を知れたのが印象的でした。ポジティブで元気な広海の焦り、心配、迷いなど、今まで出てこなかった感情をどう表現するか、アイドルを目指す16歳の女の子が抱く等身大の悩みに自分自身も共感しながら、広海の気持ちに寄り添っていきました。

今までの広海とは違う一面を知っていただけていたらうれしく思います。

――南雲さんはAnimeJapan 2021のスペシャルステージで見事な関西弁を披露されていましたが、関西弁を練習するために工夫されたことなどはありますか?

南雲 ありがとうございます…! 気持ちとしては外国語を学ぶ感覚で、関西弁に触れる回数を意識的に増やしていきました。広海として関わらせていただけると決まった日から、とにかく毎日、関西弁を聴いてしゃべって録音して聴いて…を繰り返していましたね。動画やラジオなどで気軽に関西弁が聴けるのが本当にありがたくて、良い時代だなと思います。

他には、関西人の女性先輩に、電話で会話練習に付き合っていただいています。イントネーションに慣れさせてもらいながら、楽しくおしゃべりしていますね。まだまだナチュラルに話すには修業が足りませんが(笑)。

関西弁って地方・地域によって発音が変わるので、ああとも言うしこうとも言う、という言葉もかなりあるんですよね。毎回「関西弁は奥が深い」と方言の分厚い壁を感じています。少しでも自然な話し方ができるよう、今後も頑張ります!

――第4話までのアフレコで一緒に収録されたキャストさんの印象や、現場でのエピソードなどがありましたらお聞かせください。

南雲 まず、メンバー全員女神です。こんなにかわいくて優しくて一緒に過ごしてハッピーになれる女の子たちいますか?というくらい。セレプロはオアシスなんです…!

スプラソーダについていうと、みんなキャラとの親和性が高くて似ている部分が多いな、と思っています。凪咲役の荒井瑠里ちゃんは、かわいさの中に見せる頭の回転の早さや努力家な面に凪咲を感じますし、野土香役の羊宮妃那ちゃんは、優しさとあったかい言葉で周りを癒してくれるムードメーカーで、かわいくふんわりした雰囲気も野土香っぽいなぁと。逢生役の岩橋由佳ちゃんは頼りになるしっかり者で、時折見せる天然な部分がめちゃくちゃかわいくて。その天然さのギャップが逢生と似てるな、と思ったりしています。みんな尊敬するところがいっぱいで、もはやファンです(笑)。

メンバーひとりひとりの素敵なところはまだまだ語りきれないので、別の機会にたくさんお話させてください!

現場でのエピソードで印象的だったのは、4話で野土香が食べながら話すシーンでしょうか。実際にスタッフさんがスナックを用意してくださって、羊宮妃那ちゃんがリアルに食べながら収録していましたね。その際、台本のページめくりの関係で、一緒のブースにいた荒井瑠里ちゃんが「あーん」してて。にやにやしちゃいました…!

TVアニメ「SELECTION PROJECT」より
TVアニメ「SELECTION PROJECT」より(C)SELECTION PROJECT PARTNERS


――広海はダンスチームの一員となりましたが、南雲さんご自身はダンスの経験はありますか? また、広海を含めたダンスチームのメンバーの印象はいかがですか?

南雲 偶然にも広海と一緒で、高校ではダンス部だったんです! とはいえ兼部可のゆるい部活だったので、軽音部と掛け持ちしながら活動していました。それからは完全に趣味で、好きなダンスを覚えて家で踊ったりしていましたね。

驚いたのが、ダンスチームのキャストメンバーも実はみんな経験者だそうで…! リアルスプラソーダじゃん!と運命を感じました。

アニメでダンス映像を初めて観た日は、感動して泣きながら何回も観返しましたね。絵のすごさに圧倒されたのと、ぶつかり合った結果仲良くなったみんなが、楽しそうに踊ってる姿に胸打たれちゃって。広海は大きくハキハキしていて、凪咲はかわいらしくキレがあって、野土香は優しくふわっとした雰囲気で、逢生は元気で無邪気に踊っている、そんな印象を受けました。そしてみんなダンス上手い(笑)。

らしさがハジけるSPARKRASH、大好きです。

TVアニメ「SELECTION PROJECT」より
TVアニメ「SELECTION PROJECT」より(C)SELECTION PROJECT PARTNERS


――第4話では広海と凪咲のぶつかり合いからダンスチーム改め「スプラソーダ」の結束が強くなるところまで描かれました。話数全体を振り返っての印象をお聞かせください。

南雲 まず1話で度肝を抜かれました。鈴音が予選落ちするなんて思ってもみなくて、セレクションどうなるの…?としょっぱなから衝撃を受けましたね。話数を重ねるごとに展開が気になって仕方なくて、早く続きを知りたいと毎週そわそわしています。9人で最後までいきたい!と思う反面、そんなトントン拍子にいくほど生易しくなさそうな気も…(笑)。最後はどうなるのか、全く想像つきません!
また、3話までは予選での皆の様子や、鈴音と玲那について主に知っていきましたが、ここからユニットごとにスポットライトが当たるんだな、と楽しみにしていました。

4話ではスプラソーダ全員の想いや悩み、セレクションに応募した理由が明らかになりましたが、それぞれのことを知るたびもっと好きになっちゃいますね。皆いい子な上にギャップがグッとくるんです。広海のかわいくなりたい、って気持ちもそうですし、凪咲の秘められた芯の強さや、いつも穏やかな野土香が早口で気持ちを吐露するシーン、普段明るい逢生が見せる目標への葛藤…色々な一面が見えて、自分自身も皆とより仲良くなれた気がしました。

――また、第4話では広海の中学時代の回想シーンも出てきました。こちらのシーンを演じられての感想をお聞かせください。

南雲 広海の内心、めちゃめちゃ複雑なんだろうな、と思いつつ演じました。作中でも広海が言っていたのですが、別に悪い気はしないんですよね。うれしいことはうれしい、とはいえ手放しに喜べないというか。勝手な予想ですが、そのバレンタインをきっかけにかわいくなりたいと思い始めたのかな? なんて想像しました。広海、カッコよくて面倒見も良さそうなので、特に後輩からものすごくモテたんだろうな…。

自分は女子高だったので、バレンタインは女子同士でチョコパーティがデフォルトだったんです。でも広海とさくらみたいな雰囲気ではなく、友チョコ祭りみたいなものだったので、状況は似てても全然ちゃうもんやな、と当たり前のことを思いました(笑)。

――第4話では惜しくも10万エールに届きませんでしたが、次回の放送に向けてファンの方へのメッセージをお願いします。

南雲 10万超えてめでたしってなると思ってたら! まさかのキューキュッパ‼ 台本読んでる途中で「なんでやねん!」て素で突っ込んじゃいました。

次回は仲良くなったスプラソーダが送る(かもしれない)サービスショットにもご期待ください!皆さん、お手頃価格のうちらにエールをお願いします!

そしてGAPsCAPsに不穏な空気が…?あの3人の行方も気になって仕方ないです。

改めて感じますが、皆で何かを一緒につくりあげたり、ぶつかり合って関係が深まっていく…しかし勝負の行方は分からない! というのが本当にリアリティショーで、広海としても、一視聴者としてもドキドキハラハラしちゃいますね。予想もつかない展開が待ち受けていそうで、ファンの皆さんとこの楽しみを共有したくてたまりません!

広海のことを、そして皆のこの先を、一緒に応援していけたらうれしいです。これからもよろしくお願いいたします!

TVアニメ「SELECTION PROJECT」より
TVアニメ「SELECTION PROJECT」より(C)SELECTION PROJECT PARTNERS


【取材・文:仲上佳克】

■TVアニメ「SELECTION PROJECT」
放送:AT-X…毎週金曜22:00~
   TOKYO MX…毎週金曜22:30~
   KBS京都、サンテレビ…毎週金曜24:00~
   テレビ愛知…毎週金曜27:05~
   BS11…毎週金曜23:00~
配信:dアニメストア毎週金曜 22:30~ ※単独最速配信
   その他、各配信サイトで順次配信

スタッフ:原作…SELECTION PROJECT/監督…平牧大輔/シリーズ構成・脚本…高橋悠也/キャラクターデザイン…平山寛菜/音楽プロデューサー…木皿陽平(Stray Cats)/CG制作…ダンデライオン/アニメーション制作…動画工房

キャスト:美山鈴音…矢野妃菜喜/花野井玲那…水野朔/濱栗広海…南雲希美/今鵜凪咲…荒井瑠里/八木野土香…羊宮妃那/淀川逢生…岩橋由佳/小泉詩…白河みずな/山鹿栞…花井美春/当麻まこ…下地紫野/来栖セイラ…大西沙織/スミパンダ…小野大輔/天沢 灯…早見沙織

リンク:TVアニメ「SELECTION PROJECT」公式サイト
    公式Twitter・@pj_selection
    
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