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いしづかあつこ監督、吉松孝博、松村沙友理が登壇!「グッバイ、ドン・グリーズ!」トーク付き試写会オフィシャルレポート

ムービー 2022年01月11日 13:26配信
月刊ニュータイプ×「グッバイ、ドン・グリーズ!」スペシャルトーク付き試写会より

月刊ニュータイプ×「グッバイ、ドン・グリーズ!」スペシャルトーク付き試写会より

(C)Goodbye,DonGlees Partners

TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」を手がけたいしづかあつこ監督とMADHOUSE、キャラクターデザイン・吉松孝博さんによるオリジナル劇場アニメ「グッバイ、ドン・グリーズ!」が2022年2月18日(金)に公開をむかえます。

主人公のロウマは花江夏樹さん、小学校のときにロウマと出会い『ドン・グリーズ』を結成した秀才・トトを梶裕貴さん、とある事情からロウマの住む田舎町にやってきてドン・グリーズの輪に加わる少年・ドロップを村瀬歩さんが演じ、ロウマの憧れの同級生・チボリは花澤香菜さんが演じます。

公開に先駆け、1月9日に月刊ニュータイプ×「グッバイ、ドン・グリーズ!」スペシャルトーク付き試写会が開催され、いしづかあつこ監督、吉松孝博さん、月刊ニュータイプで連載中されている『Nogizaka Newtype』の元レギュラーメンバーで、アニメ好きを公言している元乃木坂46の松村沙友理さんが登壇し、作品について語りました。そのオフィシャルレポートをお届けします。

【月刊ニュータイプ×「グッバイ、ドン・グリーズ!」トーク付き試写会オフィシャルレポート】
本編の上映が終了し観客の興奮が冷めやらぬ中、司会者の呼び込みにで松村沙友理、いしづかあつこ監督、吉松孝博の順で登場。客席から熱い拍手が贈られた。いしづか監督は、上映後に観客の前で話すのは初めてと挨拶し「楽しみ」と笑みをこぼした。

続いて吉松は「裏方中の裏方なので、こういう場でしゃべることはあまりない」と述べつつも、フランクな雰囲気で観客に挨拶した。

そして「Newtype特派員」としてイベントに参加した松村は「呼んでいただけてとても光栄です。みなさんの代表と思って、お二人にいろいろ聞けたら良いなと思っています!」と、持ち前の弾けるような笑顔を見せた。

上映後のイベントということで、まずは完成した作品をお客様に観てもらったことについて、吉松は「映画ということで、実際に皆さんに足を運んでもらわないといけないんですけど、これからどんどん人が来てくれると嬉しいなと思っています」と答えた。

続いて監督は「映画は作っただけで終わりじゃない。お客さんの目に触れて初めて完成だと思う。見にきてくださったみなさんの名前がエンドロールに載るみたいな感覚。これから、この映画のエンドロールに名前がいっぱい増えていくのが楽しみ」と語った。

本作は「宇宙(そら)よりも遠い場所」(以下「よりもい」)に続く劇場オリジナルアニメーションということで、松村から「どのような経緯で企画が立ち上がったか」という質問に、監督からは「それらしいきっかけはあまりない。いつも一緒に制作しているこのメンバーは"次はなにやる?"みたいな会話が自然と出てくるチーム。いつの間にかふんわりあった」と意外な回答が。

こういう話にしようとなった理由については「なんとなく"オリジナルだよね"という空気があった。もしかしたら私が劇場アニメをやりたいと言ったのかもしれない。記憶にはないけど(笑)」とまさかの発言!

しかし、オリジナルに対する想いについては「お客さんにダイレクトに自分の想いをぶつけて、ダイレクトに受け取る機会が大切で、それが一番できるのがオリジナル」と、作り手としての最終的な憧れを熱く語った。

それを受けて松村は「オリジナル作品は、より心がワクワクドキドキするんですよ。0から作り出したものって、すごく尊い気がする」と、アニメファンならではの視点で話した。

松村からの感想に喜びの表情を見せた監督は、オリジナルを手がける際には吉松にリアクションを求めると言い、吉松も「僕お客さんなんで(笑)」と、会場の笑いを誘った。そして、今回脚本を読んだ時の感想として、「ストレートにお客さんの胸を突き刺すような話を作ってくれたので、やりがいがあるなと思いました」と述べた。

次にキャラクターの話になり、「ドン・グリーズ」のロウマ、トト、ドロップの三人の中で、ドロップだけは雰囲気が全然違った、と裏側を明かした監督に、吉松も「一番苦労した」と続けた。当初は三人とも18歳の"陰キャな"高校生という設定だったそうで、そこから「どんくさいシルエット」にするために、キャラクターの足をちょっと短くしたという。

ここで司会から、どのキャラクターが一番印象に残ったか聞かれた松村は「ロウマですかね。ロウマの繊細な不器用さが愛おしい」と回答。監督は「嬉しいです! ロウマ票を初めていただきました」と言い、スタッフ間では、特に女性にトトファンが多いと声を漏らした。

すると松村は「私がロウマを独占します!」と力強い発言を! それに対して監督は、アニメーターに最後のカットのロウマをイケメンにしてほしいとオーダーした際に、おでこに「イケメン」という文字が書いて返ってきたというと秘話を披露した。

作品を制作する際に苦労した点について監督は、コロナ禍で舞台となったアイスランドにロケハンに行けなかったと漏らし、「アイスランドに行った気になる」「男子中高生になった気になる」期間が必要だったという。そして、その期間中は、「街中を歩く女子高生が妙に可愛く見えていました(笑)」と、完全になりきっていた様子。

吉松は「僕の作業は、すべてはいしづかあつこの思う通り」と冗談交じりに話し、「キャラクターに対する愛情を入れ込んでいくのが僕の仕事かなと思っています」と話を締めた。

完成していく中で、自身の想像を超えたシーンはあったかという質問に、吉松は「滝の音」を挙げ「効果音がつくと画(え)の説得力が増す」と答え、監督も「私も言おうと思っていたのに(笑)」とシンクロ。

そして「スクリーンで観たときの、花火とか滝とかの地響き感が格別ですよね。この作品は重低音っていうのに力を入れていて、スクリーンで観たときに「これこれ!」って思った」と追加した。

今作は[Alexandros]が主題歌を担当する。オリジナル楽曲『Rock The World』の印象について監督は「ずっと頭の中で回りません?」と観客に問いかけ、「どストレートな日本語の歌詞で、ド直球なメッセージをまっすぐ歌ってくれるのが意外」だったという。

そして「背中を押される、前向きな気分になれる。なおかつ、青春の映画だったんだなという印象を残してくれる。キャッチーで爽やかで疾走感があり、男らしさを忘れない、非常にこの作品に合う楽曲をいただいた」と感謝の気持ちを述べた。

松村はこの作品の印象について「中高生の時って人間最強感があるじゃないですか。忘れていたものを取り戻した気持ちになりました!」と語り、「ほしい答えをそのままいただきました」とご満悦な監督。「大人が見ても良い映画だったって思ってほしい」と思って作ったと喜んだ。

本作を制作して得た「宝物は?」という質問には、吉松は「良い作品に巡り合えたこと。いしづか監督に感謝」、監督は「このメッセージが宝物です」と、相思相愛な雰囲気。付随して「お客さんに観てもらってその人の心に残る、この現象そのものが宝物」と、監督は観客に想いを伝えた。

関連して、それぞれ個人的な宝物を聞かれると、監督は「学生時代の友達との関係」、吉松は「この作品を生み出せるこの右腕」、松村はお米が大好きということで「炊飯器」と答え、お米が大好きと話す松村らしい回答で会場を沸かせた。

最後に本作を心待ちにしているファンに対して、監督は「一度で終わってほしくないっていう気持ちも込めて、気になる絶妙なポイントを残しているつもりなんです。この作品の中に、「よりもい」エッセンスが実は隠されているです。ぜひ、二度楽しんでいただければと思います!」とアピールした。

そして、松村も「色んな人に薦めたい作品」「私ともぜひ共有しましょう!」と後押しし、終始温かい雰囲気の中、イベントは幕を下ろした。

【あらすじ】
東京から少し離れた田舎町に暮らす少年・ロウマ。周囲と上手くなじむことができない彼は、同じように浮いた存在であったトトと二人だけのチーム"ドン・グリーズ"を結成する。その関係はトトが東京の高校に進学して、離れ離れになっても変わらないはずだった。
「ねえ、世界を見下ろしてみたいと思わない?」
高校1年生の夏休み。それは新たにドン・グリーズに加わったドロップの何気ない一言から始まった。ドロップの言葉にのせられた結果、山火事の犯人に仕立て上げられてしまったロウマたちは、無実の証拠を求めて空の彼方へと消えていったドローンを探しに行く羽目に。ひと夏の小さな冒険は、やがて少年たちのLIFE(生き方)を一変させる大冒険へと発展していく。

■映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」
2022年2月18日(金)全国ロードショー

スタッフ:監督・脚本…いしづかあつこ/キャラクターデザイン…吉松孝博/美術監督…岡本綾乃/音楽…藤澤慶昌/音響監督…明田川仁/音響効果…上野励/アニメーション制作…MADHOUSE/主題歌…[Alexandros]「Rock The World」/配給:KADOKAWA
キャスト:花江夏樹/梶裕貴/村瀬歩/花澤香菜/田村淳(ロンドンブーツ1号2号)/指原莉乃

リンク:映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」公式サイト
    公式Twitter・@gb_donglees