新作&おすすめアニメのすべてがわかる!「月刊ニュータイプ」公式サイト

rssボタン

公開間近!キャスト・スタッフによる新海誠監督最新作「天気の子」製作報告会見レポート

ムービー 2019年07月03日 19:35配信
公開間近!キャスト・スタッフによる新海誠監督最新作「天気の子」製作報告会見レポート

新海誠監督の最新作「天気の子」製作報告会見より

全世界で興行収入400億円という大ヒットを記録した映画「君の名は。」から3年。新海誠監督待望の最新作「天気の子」の製作報告会見が7月2日(火)、六本木ミッドタウンホールにて行われました。多数のメディアに加え、一般から募集した特別レポーター100名も参加するなど注目度の高さをうかがわせました。

新たな本編映像を含めた「スペシャル予報」映像が流れた後、声優を務めた醍醐虎汰朗さん(森嶋帆高役)、森七菜さん(天野陽菜役)、本田翼さん(夏美役)。前作「君の名は。」に続き、今作でも主題歌と音楽を担当した、RADWIMPSの野田洋次郎さん、桑原彰さん、武田祐介さん。今作のプロデューサーである川村元気さん、そして新海誠監督がステージに登壇。冒頭の挨拶で、新海監督が「完成披露試写でもなく、製作報告という中途半端な機会に、このように多くの方にお集まりいただき嬉しく思います」と語ったように、7月19日(金)の公開直前ながら本編は未完成という段階。試写が一切行われないこともあり、登壇者たちから様々なエピソードが飛び出すことになりました。

今作でメインキャラクターの声優に大抜擢された醍醐さんと森さんについて、「2000人のオーディションの中で、二人の声は、『私を見て』と手を挙げているような声でした。とてもいい声です」と新海監督が大絶賛。はじめにビデオコンテ(仮のセリフやSEなどを入れた、設計図のような映像)を見たという醍醐さんと森さんによると、ビデオコンテでは新海監督自ら仮セリフを吹き込んでいるそう。

「何回も家で見たけど、その度に泣いてしまったほど、監督がお上手なんです。それがものすごいプレッシャーでした」と話したのは醍醐さん。森さんも、「新海さんの気持ちの部分も超えていきたいと思って、何回も聞きました。監督が言葉にできないことも伝えてくれたので、それをそのまま(演技に)受け継ぐことができていれば」と真摯に語りました。

一方、「僕が吹き込んだものとはかなりかけ離れた芝居になった」と新海監督も驚いたという、本田さんの演技。「予想もしない言い方、アクセントばかり飛び出した。すごく楽しいです」とこちらもベタ褒め。「アフレコの時、すっぴんでしたよね?」と新海監督が聞くと、「素の自分に近い状態でやりたかったので、すっぴんで行きました。恥ずかしい!」と笑う本田さんでした。

RADWIMPSは、前作の4曲を超える5曲の主題歌を用意。劇伴(場面音楽)も全て担当しています。新海監督にとって野田さんは、「一緒に物語を作ったような感じ」という存在だそう。「新海さんから突然LINEで脚本が送られてきたんです。あまりに長いからメールで送り直してもらった(笑)」と野田さん。「読んだら、新海さんらしくもあり、意外性もあり。賛否を巻き起こすだろうなとも思ったし、新海さんがもっと好きになりました。まだ攻めるんだ、自分の気持ちにすごく正直なんだなって」と、脚本から受け止めた思いを打ち明けてくれました。

川村プロデューサーによると、「君の名は。」が全世界でヒットしたことにより、「天気の子」は、前作を超える140の国と地域での公開がすでに決定。また、インドでは本作の上映を求める5万人の署名が集まったことから、インドでの上映準備も進めているとのこと。日本国内でも、配給の東宝史上最高数となる359館448スクリーンでの一斉上映が決まっています。

新海誠監督の最新作となる映画「天気の子」は、7月19日(金)より全国公開です。

【取材・文:大曲智子】

■映画「天気の子」

2019年7月19日(金)より全国公開

スタッフ:原作・脚本・監督…新海誠/音楽…RADWIMPS/キャラクターデザイン…田中将賀/作画監督…田村篤/美術監督…滝口比呂志/アニメーション制作…コミックス・ウェーブ・フィルム

キャスト:森嶋帆高…醍醐虎汰朗/天野陽菜…森七菜/須賀圭介…小栗旬/夏美…本田翼/冨美…倍賞千恵子/天野凪…吉柳咲良/安井…平泉成/高井…梶裕貴

リンク:映画「天気の子」公式サイト

    公式Twitter・@tenkinoko_movie