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Netflixが初出展!「台湾漫画博覧会」に小山力也、上坂すみれ、木村良平が登場!

イベント 2019年10月25日 17:38配信
Netflixが初出展!「台湾漫画博覧会」に小山力也、上坂すみれ、木村良平が登場!

第20回「台湾漫画博覧会」にて

【撮影:田上富実子】

8月1日~8月5日の5日間、台湾の台北において、日本のアニメやマンガ、ゲームをはじめとしたオタク文化を発信するイベント「台湾漫画博覧会」が開催されました。第20回目の開催となる今回、世界最大級の動画配信サービスであり、オリジナルアニメの制作を積極的に手掛ける「Netflix」が初出展。日本の声優も多数招待し、台湾のアニメファンに興奮をもたらしました。そのイベントの一部をレポートします。

8月3日に登壇したのは、Netflixオリジナルとして配信中の「バキ」に、烈海王役で出演する小山力也さん。歓声を浴びながらステージに上がった小山さんは、その熱気に呼応するように客席へダイブ! 会場のテンションは最高潮に達します。

中国語での挨拶を終えた後は、トークセッションへ。自身が演じる烈海王について尋ねられると、「刃牙たちの戦いは、もはや怪獣対怪獣の戦い(笑)。そのなかで、私は数少ない人間らしいキャラクターを演じています。というのは、刃牙のことを心から心配しているからです。私(烈海王)はいい人なんですよ!」とアピール。そして、「かつてデジタルコミック版『刃牙』では範馬勇次郎を演じたことがありますが、彼は自分勝手で、わがままなところが残念でした。でも、烈海王はとてもやさしい人物です。だから、烈海王を演じられてうれしいです」と裏話を明かした。

ここで、生アフレコのコーナーに突入。烈海王に扮したファンとともに、烈海王を代表するセリフのひとつ「私は一向に構わんッッ」をパフォーマンスします。まずは、小山さんがお手本を披露。流れるような拳法の構えをとりながら、力強く決めセリフを口にします。ファンもそれに負けじと、三点倒立を披露した後、セリフを声高に唱えました。

終演間際には、「Netflixのような配信サービスで海外のファンがアニメを楽しみ、SNSなどでダイレクトに感想が自分に届く今をうれしく思います」と小山さん。「謝謝」の言葉とともにステージを後にします。

続けて、8月30日から台湾でも配信を開始する「キャロル&チューズデイ」からは、アンジェラ役の上坂すみれさんが登壇。台湾の印象を尋ねられると、「やさしくて温かい人が多い場所。今回が3回目の訪台になるのですが、時間をとって夜市に行くことができるので、大きなかき氷やルーローハンを食べたいです」と答え、会場から大きな拍手を浴びます。

「キャロル&チューズデイ」の舞台は、人類が移住してから50年が経った火星。そこでは、政治や経済、音楽をはじめとした文化までをもAIが舵を取ります。上坂さんは「AIの研究が進んでいる今、もし、AIが私たちに介入したら、どんな生活になるのか想像しています」とアフレコ中の心境を告白。また、アンジェラについて尋ねられると、「私もアーティスト活動をしています」と共通点を述べながら、「歌うジャンルは異なるので、その点では似ていないのですが、とにかく彼女の歌声はすてきなので聞いてほしいです」と語ります。

続けて、現地のファンがステージに登り、上坂さんと生アフレコを披露。日本人でも一度では覚えきれない長セリフに苦戦するファンに対し、上坂さんはやさしくレクチャー。見事にセリフを口上すると、温かな拍手が湧き上がりました。

翌4日のステージには、Netflixオリジナルアニメ「ULTRAMAN」から、主役の早田進次郎を演じる木村良平さんが登場。おなじみのウルトラマン変身ポーズをとると、会場に黄色い声援が響きました。

ウルトラマンは、木村さんにとってもヒーローだそう。「初代からいろいろなウルトラマンを見ていました。自分もウルトラマンになれてうれしいです」と素直な感想を口にします。そんな木村さんは、進次郎について「彼は生まれながらにしてのヒーローではない。ふとしたきっかけから、ウルトラマンになってしまい、戸惑いながらも奮闘する中で、ヒーローとしての自覚が芽生えていきます」と評価し、私たちの周りにいても不思議ではない等身大の人物であることを教えてくれました。

質問は演技の内容にも及びます。演じる際に気をつけている点を尋ねられると、「本作は生身の役者さんの動きをモーションキャプチャーして、3DCGに起こしています。だから、一般的な2Dアニメよりも声を合わせるのが難しいと感じています。さらに、役者さんの演技や動きを活かしながら、自分ならではの演技をし、さらにほかのキャラクターともしっかり会話をする必要があり、さまざまな点で気を張り詰めています」と語ってくれました。

ウルトラマンのポーズを使ったじゃんけんを楽しんだ後は、江口拓也さんからのメッセージビデオが上映されます。去る7月30日は、木村さんの誕生日。その記念日を、台湾のファンで祝ってほしいという内容でした。これには木村さんもびっくり。

ウルトラマンケーキがステージに運ばれると、満面の笑みで写真を撮る木村さん。会場のファンは日本語で「お誕生日おめでとう!」と唱和します。願い事を尋ねられた木村さんは、3つの願いを口にします。「1つめの願いは、台湾に家がほしいです」という無邪気な願望でファンを沸かせます。続けて、「『ULTRAMAN』のセカンドシーズンも楽しんでほしいです」との願いには、賛同するように拍手が湧きました。

さらに、「『ULTRAMAN』のファンやここにいるみんながハッピーになれますように」という願いを口にすると、会場中に割れんばかりの拍手が鳴り響きます。最後に「みんながウルトラマンになれる魔法の言葉があります」という木村さん。会場全体で、「俺たちが、ウルトラマンだ!」と声を合わせてイベントは終了しました。

3人の豪華声優陣が熱く各作品をプレゼンする貴重な機会に、台湾のアニメファンも大いに盛り上がりました。

【文・構成:星政明】

リンク:Netflix