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「モヤモヤした気持ちを抱えた人に届いてほしい」―「ぼくらの7日間戦争」完成報告会見&ヒット祈願オフィシャルレポート

ムービー 2019年11月20日 17:40配信
「モヤモヤした気持ちを抱えた人に届いてほしい」―「ぼくらの7日間戦争」完成報告会見&ヒット祈願オフィシャルレポート

「ぼくらの7日間戦争」完成報告会見&ヒット祈願より

(C)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会

2019年11月20日、東京のレンタルスタジオ、Studio Beで劇場アニメ「ぼくらの7日間戦争」の完成報告会見&ヒット祈願が行われた。

同作は、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した北村匠海と芳根京子という、日本を代表する若手実力派俳優2人が夢の初共演にしてW主演。さらに、1988年に公開された実写映画「ぼくらの七日間戦争」で女優デビュー&初主演を飾った宮沢りえが"2020年の中山ひとみ"役として登場することも明らかとなっており、すでに大きな注目を集めている。

会見では、北村匠海、芳根京子に加え、劇中で2人のクラスメイトを演じた人気声優の鈴木達央、そして本作のメガホンを取った監督の村野佑太が登壇した。《子どもたちが古い石炭工場を秘密基地に、大人から離れて1週間のバースデーキャンプを過ごす》という物語になぞらえ、会場はまるで映画の中に入り込んだような廃工場風のスタジオだ。

主人公・守の声を演じた北村はスタジオの雰囲気に触れ「ワクワクしますね。彼らも映画の中でこんな感じだったんだなぁと実感しています。不思議な感じですね(笑)」とコメント。

ヒロイン・綾の声を演じた芳根も「作品の世界に自分が飛び込めた感じがしますし、とても嬉しいなと思います」と語り、2人のクラスメイト・壮馬を演じた鈴木は「普段僕らはスタジオの中で画面を観ながら想像することが多いので、リアルに何かを用意していただけることは中々なく、すごく嬉しいですね!」と語った。

今作が映画初監督となった村野監督は、劇中の風景を再現したかのような会見セットに「映画のロケハンに行ったことを思いだしますね。懐かしい(笑)」とコメント。今回の作品に込めた思いについて聞かれると「原作や、かつての実写映画で育った世代と、主人公の守君たちと同じ10代の子ども達、そのもっと下の世代、それぞれの世代でいろんなメッセージを受け取れる映画になっているんじゃないかと思います。守君たちは特別な力を持った子どもではありません。だからこそ、今の子ども達に向けて、"あなたたちに向けた映画です"と伝えられるものになっていると思います」と語った。

MCから、実写映画「ぼくらの七日間戦争」の主題歌であるTM NETWORK「SEVEN DAYS WAR」のアレンジ版が劇中の重要な場面で使用されていることが語られ、その意図を聞かれた村野監督は「主題歌は別の方にお願いさせていただいているんですけど、前作へのリスペクトもありますし、一ファンとして7日間戦争といったら「SEVEN DAYS WAR」 は欠かせないだろうというのが自分の心の中にあって。色んなところにお願いして今回実現したので、嬉しく思っています」と楽曲への熱い想いを語った。

完成版を観た北村も「こうやって語り継がれていくんだなと思いましたね。映画が88年の公開で、僕が97年生まれなので、生まれていなかった時代の素晴らしい音楽が自分達の作品に使われているのを聞くと、7日間戦争も「SEVEN DAYS WAR」も形を変えてこれからも受け継がれていくのかなと感じて、素敵な仕事が出来ているなと思いました」とコメント。

芳根は「前回から引き継がれているものがあるっていうのは、1本軸が繋がっている気がしますし、この次に出てくる7日間戦争が楽しみです」と語った。鈴木は「子どもの頃、実写映画を観ていた思い出があります。今回完成したフィルムを観て曲が流れて来た時に、涙が零れてしまったんですね。実写版の詳細を覚えている訳では無かったんですけども、当時の自分も何かを感じながら観ていたんだろうなと思うと、昔の自分とちょっと挨拶したような感じですね」と実写版世代ならではの想いを語った。

今回登壇したメンバーの印象について聞かれた北村は「監督はお話した時にとても物腰が柔らかくて、"もう守の声を聞いてるよ"って言ってくださったのが心の支えになりました。その言葉を聞いてきっと温かい現場なんだろうなと思えましたね。芳根さんは芯があってすごくいい声だなと思って、現場ではプロの声優さんに囲まれている中で2人で支え合っていました(笑)。鈴木さんにはアフレコのノウハウを何から何まで教えていただいて本当に助かりましたし、声優さんって本当にすごいなと思いました」とコメント。

芳根は「リハーサルの時に、マイクとの距離も映像を観ながらどうやったらいいのかも分からない時に監督が本当に優しく指導してくださって、そのおかげでいろんな不安が解消されたので、本番を楽しく迎えられたのは監督のおかげだと思っています。北村さんとは本当に支えあってましたね(笑)。鈴木さん達声優さんは、ちょっと悩んでいるとそれを感じ取って後ろから声をかけてくださって、皆さんの力があって乗り越えられました」と語った。

鈴木は「一番最初にオーディションでこの役をいただいたんですけども。お二人と一緒に録れると聞いて、メインメンバーが集まって収録できる事って少ないんです。音響チームからもお二人が気持ちよくいつものようにお芝居できるよう、パイプ役をやってほしいとも言われていたので、より現場の空気感を大事にしてやっていました。監督達が話し合っている時間は芳根さんに美味しいご飯屋さんを聞いたりとかもしてましたね(笑)」と語り、アフレコ時のエピソードを明かした。

アニメ好きで知られる北村は共演者の声優やたまたま通りかかった別作品の声優に対してテンションが上がりっぱなしだったらしく、「"あの声なんですね……!"という感じで。アフレコ自体は2日間だったので、"2日間戦争"だったんですけど、"2日間感激"でもありました(笑)」と嬉しそうに語った。

監督は「北村さんの声を初めて聞いた時に"守君ってこういう風に喋るんだな"というのがストンと入って来たんです。すごく染み入ってくるような真っ直ぐなお声で、この声で作品を作らせていただけるのは本当にありがたいなと思いました。だんだんその声が孤独なヴェールを剥がされていって、皆と和気あいあいと会話していく芝居になっていく成長具合がフィルムに乗っていて、それは作品のとても大事な魅力だと思いました。芳根さんのことは、"女優さんってすごいなぁ"とひたすら感じていて。リハーサルの時からあんなに感情を込めて精一杯やってくださる方を僕は初めて見たので感激してしまって。スタッフ一同ファンになったねという話をして、皆、魅了されてましたね」と印象を語った。

最後に鈴木は「ぼくらが精いっぱい積み上げた青春の1ページをぜひ劇場でご覧ください!」とコメント、芳根は「歴史のある、たくさんの方に愛されている作品に携わることができて、本当に嬉しく思っています。たくさんの方に楽しんでいただける作品になっていると思います」と語った。

北村は「小学生の時に小説が図書室にあって、当時親とか先生に対して抱いていたモヤモヤした気持ちを代弁してくれている作品だなと思っていました。今回アニメーション映画に僕が出させていただいているというのは本当にありがたいことだと思っていますし、あの時小学生だった僕に勇気を与えてくれたように、どこかにモヤモヤしたものを抱えた10代の皆にこの作品が届いて、語り継いでいってもらえればと思います」と挨拶し、イベントは幕を閉じた。

■映画「ぼくらの7日間戦争」完成報告&ヒット祈願

日時:11月20日(水)

会場:Studio Be

登壇者:北村匠海、芳根京子、鈴木達央、村野佑太

■映画「ぼくらの7日間戦争」

2019年12月13日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー

スタッフ:原作…宗田理「ぼくらの七日間戦争」(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA刊)/監督…村野佑太/脚本…大河内一楼/キャラクター原案…けーしん/キャラクターデザイン・総作画監督…清水洋/総作画監督…西岡夕樹/場面設計…関根昌之/美術監督…栗林大貴/色彩設計…広瀬いづみ/撮影監督…木村俊也/音響監督…菊田浩巳/音楽…市川淳/制作…亜細亜堂/配給…ギャガ、KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会…KADOKAWA、ギャガ、電通、ソニー・ミュージックソリューションズ、グローバル・ソリューションズ、亜細亜堂、GYAO、TBSラジオ、ユニバーサル ミュージック、読売新聞社/主題歌…Sano ibuki「決戦前夜」/「おまじない」/「スピリット」

キャスト:鈴原守…北村匠海/千代野綾…芳根京子/山咲香織…潘めぐみ/緒形壮馬…鈴木達央/本庄博人…大塚剛央/阿久津紗希…道井悠/マレット…小市眞琴/本多政彦…櫻井孝宏/中山ひとみ…宮沢りえ

リンク:劇場アニメ「ぼくらの7日間戦争」公式サイト

    公式Twitter・@7dayswar_movie