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劇場アニメ「聲の形」アフレコ現場からキャストコメント&追加場面カットが到着

ムービー 2016年07月28日 12:26配信
劇場アニメ「聲の形」アフレコ現場からキャストコメント&追加場面カットが到着

左から山田尚子監督、入野自由さん、早見沙織さん、大今良時さん

9月17日(土)から全国ロードショーの劇場アニメ「聲の形」のアフレコ現場から感想コメントと追加場面カットが到着しました。

■石田将也役・入野自由さんコメント

監督と最初にお話しした時に言っていた、人と人とが繋がりたいのにそうなれない、伝えたいけど伝えられないという部分の“人の内側にある葛藤”を大切にしていきたいと考えながら演じさせていただきました。最初は指針を決めるまでが大変でした。

<入野さんについて、山田尚子監督コメント> じっくり、台詞の意味と将也という人間を咀嚼しながら丁寧に丁寧に世界を作ってくださいました。そのおかげで、もうずっと前から石田将也という青年を知っていたような、ふしぎな感覚を味わいました。アフレコ中、入野さんは将也と同じ速度で、同じ高さで、同じ温度で彼の世界を観ようと、じっと寄り添っていらっしゃるように感じました。そんな入野さんに対して、もう信頼しか生まれない状態でしたので、「ここの将也はどんな気分なんですか?」とか逆に質問してしまうようなこともありました。私の目にはもう入野さんが将也にしか見えなくなっていましたので…。等身大の、なんだかほっとけない魅力のある最高の将也が誕生したと思います。

<入野さんについて、大今良時さんコメント> 入野さんは将也をちゃんと主人公にしてくれました。将也がどんな声をしているかは実は正直わからなかったんですけど、聞いた時はかなりしっくりきました。ストレスを感じない声というか、演技というか、もしかしたら漫画の読者の人たちが脳内再生していた声ってコレだったのかもしれないなあと思うくらいでした。

■西宮硝子役・早見沙織さんコメント

硝子にはいっぱい面白いところがあると思いますが、人間味があるところに惹きつけられました。声は入れてないんですが、誰かが会話している後ろでも結構動いているんです。家族の会話の時にドヤ顔をしていたりして「普段こういう顔をしているんだ」とかわいく思いました。しゃべり方や声の出し方など技術的な面も難しかったですし、アフレコ現場は静かな湖畔みたいな澄み切っている空気で、わずかなものの動きとかがすごく伝わってくるんです。でも、硝子として聞こえていないはずのものを1つ1つ気にしてしまうと、まったく思っていたものと違う声をあててしまうこともありました。

<早見さんについて、山田尚子監督コメント> 他の役者さんたちが揃った中での収録でした。周りの音を聞かないことに集中されていたように思います。早見さんが硝子として第一声を発した瞬間、ひたむきで、頑固で、むきだしの西宮硝子はこれなんだ!と感じました。早見さんは、硝子になるために、きっとものすごいバランスで主観と客観を行き来されていたのだろうな…と思います。硝子を、しっかりとした思いのあるひとりの少女として存在させてくださいました。きっと、この映画を観終わった後に、またじんわりと硝子に会いたくなるんじゃないかなぁと思います。すこし、恋に近い感じ。なんだか硝子の体温とか匂いとかまで感じられるようなところまで早見さんはやりきってくださいました。

<早見さんについて、大今良時さんコメント> 早見さんの演じる硝子の声を聞くたびに感じる緊張感、それはまさに本当の聴覚障害者の方の声を聞く時に感じる緊張感でした。ものすごくリアル。もうすこし、アニメ用というか、演技っぽく感じるもになるのではと思っていたので、とても驚きました。その上で、アニメとして普通に聞いていられる声だったので本当にすごいと思いました。自分の中にいなかった新しい硝子がそこにいた、という感じでした。

■西宮結絃役・悠木碧さんコメント

とにかく我慢強くて優しい人です。でも、彼女の若くて不器用な部分が、そんな優しい所を必死に隠そうとしていて…そこがなんとも人間くさくて…。どうしようもなくかわいい子だなと思いました。 また、アフレコ内で、「一番イケメンにしてください」と言われ、あまりイケメンを担当したことが無かったので、精一杯背伸びしています(笑)。

■永束友宏役・小野賢章さんコメント

永束くんはお調子者だけど仲間想いで真っ直ぐ。愛されキャラなので良いやつだなぁ~と思ってもらえるように気を付けて演じました。

■植野直花役・金子有希さんコメント

人間生きていると、「嬉しい!」「悲しい!」だけじゃなくて、「嬉しいけど…」「悲しいけど…」と一度にいくつもの気持ちを持つことは多いと思います。そういう気持ちをどのキャラクターも持っていて、とても人間らしい繊細な作品になっています。それ故の難しいとこともあって、「このシーンはこういう気持ちでやってます」と言葉で言うのが私には難しかったです。例えばですが、私は責める気持ちのほうが強いと思っていたけど、ここは思いやりの気持ちがもっとあるんだよ、というようなシーンとかもあって、少しの違いで全く違うので、そういうところが難しいなと思いました。

■佐原みよこ役・石川由依さんコメント

佐原は、優しくて、とても強い女の子です。でも、決して初めからそうだったわけではなく、悔しさや辛さをたくさん経験し、自分の弱さを克服しようと必死に考え乗り越えてきたからこその、強さであり優しさだと思います。だからこそ、ふいに弱い部分を突かれると、急に弱気になってしまう脆い部分もありますが、そんなところもまた、私は好きです。佐原の根底にある弱さに似ているものを私も持っていますが、私は同じ境遇に立ったら、逃げてしまい、自分を直視できないのではないかと思います。常に自分と向き合っていて、困っている人がいたら迷わず助けようとする、そんな優しくて強い心を持つ佐原は、私にとっての憧れです。

■川井みき役・潘めぐみさんコメント

誰かのせいにしたい、訳じゃない。自分の思う正義を振りかざした結果、人を傷つけてしまう。彼女の言葉や気持ちに嘘がないからこそ、えぐられるものがあるというか。その不器用さが愛おしくもあり、難しかったところですね。

■真柴智役・豊永利行さんコメント

真柴くんも他のキャラクターと同じように、過去に大きな闇を抱えている子なので、表にどれだけその要素を含めるか、また隠すか、そこのバランスをリアルに演じることが難しかったです。あざとくならないよう心掛けたつもりではいますが…いかがだったでしょうか? 闇を抱えてはいますが、それでも前を向いて一生懸命生きている様は非常に好感が持てます。

■劇場アニメ「聲の形」

9月17日(土)より全国ロードショー

スタッフ:監督…山田尚子/脚本…吉田玲子/キャラクターデザイン…西屋太志/アニメーション制作:京都アニメーション/製作…映画聲の形製作委員会/配給…松竹

キャスト:石田将也…入野自由/西宮硝子…早見沙織/西宮結絃…悠木碧/永束友宏…小野賢章/植野直花…金子有希/佐原みよこ…石川由依/川井みき…潘めぐみ/真柴智…豊永利行/石田将也(小学生)…松岡茉優

リンク:公式サイト

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