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ライブにトークにファン大満足!「リゼロ」最終話直前イベントをレポート

テレビアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の最終話放送直前イベントが、9月18日(日)に日本消防会館(ニッショーホール)で開催されました。本稿では、昼と夜の2回行われた公演のうち、昼の部の模様をレポートします!

最終話がいち早く観られるイベントが開催されたのは、放送をその日の深夜に控えた、まさに“直前”。「毎回、続きが気になって仕方ない」と各所で話題となった通称「リゼロ」の結末を見届けるために、大勢のファンが駆けつけました。それもそのはず、この最終話は出版されている原作文庫の展開を追い抜いており、先行しているウェブ小説版の読者以外はまだ内容を知らないのです(9月23日に原作文庫最新刊の9巻が発売)。

会場が暗転すると、スクリーンに映し出されたのは特別に編集されたオープニングムービー。「リゼロ」の世界観を凝縮したかのような映像は、のちにキャストたちからも「すごすぎて鳥肌が立った」と言及されるほど。

「リゼロ」の世界へ一気に引き込まれた観客の興奮が冷めやらぬ中、MYTH & ROIDによるライブがスタート。後期オープニングテーマの「Paradisus-Paradoxum」と、前期エンディングテーマの「STYX HELIX」を熱唱しました。楽曲はもちろん、劇中の印象的な言葉を引用した「ここに足を運んでくれた“勤勉”なみなさん」というボーカルのMayuさんによるMCにも、大きな歓声が上がります。

ライブ後は、キャストの6人が登壇。主演の小林裕介さん(ナツキ・スバル役)はスバルのジャージを身にまとい、名台詞に重ねて「鬼がかったイベントにしていこうぜ!」と気合十分。高橋李依さん(エミリア役)、内山夕実さん(パック役)、赤崎千夏さん(フェルト役)、水瀬いのりさん(レム役)、村川梨衣さん(ラム役)も、続いて会場を盛り上げます。

「最終回直前! 今だからこそ言える! リゼロ裏トーーク」のコーナーでは、「キャラとシンクロしすぎて本当につらい回があった」や「ぶっちゃけ私がヒロインだと思う」といったテーマでトークを展開。女性陣の主張に小林さんがたじたじになる場面では、場内が笑いの渦に包まれました。

原作の王選演説シーンになぞらえた「Re:ゼロから始める演説生活」のコーナーでは、おもしろおかしいテーマに沿った擬似的な演説をキャスト6人が即興で披露。アドリブにもかかわらず見事な演説を繰り広げる様子に、観客も感嘆の声を漏らしました。

50分強にわたるトークコーナーのあとは、ついにアニメ最終話である第25話が上映。絶望に次ぐ絶望からのカタルシスが描かれた感動のラストに、上映後はしばらく拍手が鳴り止みませんでした。

「みなさんの心に残りつづける作品だと自負しています。アニメは一旦終わりますが、これからもリゼロを応援していただければうれしいです」という小林さんのコメントにもう一度拍手が巻き起こり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。【取材・文=みやたろう】

※赤崎千夏さんの「崎」は、正しい表記は「立ち崎」ですが、機種依存文字のため「崎」表記しています。

リンク:アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」公式サイト
    公式Twitterアカウント・@rezero_official
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