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やりたい放題の120分!「快盗天使ツインエンジェル 5th Anniversary 5周年だョ!勇者集合!激熱☆キュンキュン祭」レポート

2011年10月29日 10:00配信


10月16日(日)、東京・日本青年館 大ホールにて「快盗天使ツインエンジェル 5th Anniversary 5周年だョ!勇者集合!激熱☆キュンキュン祭」が開催された。去る2011年7月から9月にかけてTVアニメ「快盗天使ツインエンジェル ~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~」が放送された本作だが、原作はいわゆる「萌えスロ」と呼ばれる、萌え(および萌え作品)に重きを置いたパチスロコンテンツ。パチスロだけにとどまらず、コミック、Webラジオ、OVA、ゲーム、TVアニメ……とさまざまなメディアに展開している。

怪盗ミスティナイトを演じる檜山修之が「お前らの恥ずかしい着メロを鳴らすなよ!」と影アナで軽いジャブを放つといよいよ開演。さっそうと舞台袖から水無月遥、神無月葵、葉月クルミ、テスラ・ヴァイオレット、ナイン・ヴァイオレット……の、着ぐるみがキャストにアテレコされながら登場。予想の斜め上をいく滑り出しにめげず盛り上がる会場にMCも「“外の人”でもこんなに盛り上がるんだ!?」と驚きつつ、ここでキャストも登場。登壇したのは、水無月遥役の田村ゆかり、神無月葵役の能登麻美子、葉月クルミ役の釘宮理恵、テスラ・ヴァイオレット役の堀江由衣、ナイン・ヴァイオレット役の柚木涼香、サロメ役の新谷良子、怪盗ミスティナイト役の檜山修之という超豪華キャスト。1人登壇するたびに、会場は大きな声援に包まれた。それぞれ簡単な自己紹介が終わると、そのままトークに移行。話題が2008年に東京・秋葉原で開催されたOVAの発売記念イベントにおよぶと、田村と能登は「なんとなく覚えてる」、「うん、覚えてる!」と、なんとも記憶があやふやなようす。しかも、話題がつい最近まで放送されていたアニメのアフレコ時の思い出話になっても「私たちはほとんど記憶がないね」と柚木と堀江がうなずきあえば、田村が「あなたたち、そもそも(作品そのものに)出てたっけ?」と追い打ちをかけ、堀江が「出てたよ!」とツッコミを返すという、実に野放図なトークとなった。先だっての着ぐるみの登場に加え、なんともカオスな幕開けだ。

そんなこんなでキャスト陣と観客でイベント名を大合唱すると、ステージではキャストと入れ替わりにシリーズの主題歌を歌うあべにゅうぷろじぇくとが登場。ファンの色とりどりのサイリウムに包まれながら3曲を歌い上げた。続いてキャラクターたちがキャストたちの生アフレコで5周年を振り返る、ミニドラマ形式の「5周年記念スペシャル座談会」、着ぐるみたちが全国津々浦々を練り歩くシュールな絵面がなんともいえない「全国着ぐるみキャンペーン」のダイジェスト映像が終わると、次に登場したのは……いわゆる“司会のお姉さん”。(大きな)お友達たちに「とっても低い声であいさつありがとう!」と笑顔を見せ、「ツインエンジェルがもしピンチになったらみんな応援してあげてね! みんなの応援が力を与えるんです!」とどこからツッコミを入れていいか分からないお決まりのセリフを聞かせてくれた。そして特撮ショーも真っ青の「スーパーヒロインタイム」がスタート。内容は出番の少なさを危惧したテスラとナインの姉妹が、出番がほしい一心で遥たちと再び敵対するというもので、キャストのアフレコにあわせて動く着ぐるみたちと、テスラの部下として出てきた黒服2名がバク宙アリ、ハデな舞台効果と連動しての必殺技アリの大立ち回り。そのめまぐるしい展開に、観客はどうしてこんな展開になったのかと考えるヒマもなくあっという間にヒートアップした。余談だが、昼の部では切った張ったのアクションの末に見得を切るホワイトエンジェルの艶やかな黒髪が乱れに乱れ、落ち武者のようなえもいわれぬ迫力をかもし出していた。
ともあれバトルが終わり、物語も収束して一件落着……と思いきや、ここにサプライズゲストとしてリリカを演じる金田朋子本人が乱入! 登場するや否や、おなじみのアニメ声を張り上げながら着ぐるみたちと大乱闘を始めた。そのあまりの突然さと金田のはしゃぎっぷりに大笑いしながらも唖然としてしまったのは観客だけではないらしく、袖から出てきたMCも「これを司会する自信はない!」と困り顔。

金田がようやく落ち着くとキャストが再び勢ぞろいし、クイズ対決「クイズだョ! ヒロイン集合! エンジェルチームVSファントムチーム」が始まった。田村、能登、釘宮がエンジェルチームを、堀江、柚木、新谷がファントムチームを結成し、高確率でお荷物になるであろう金田をお互いに譲り合うというほほえましい(?)やりとりをはじめ、ここでもキャスト陣がやりたい放題。チームメイトである能登の描いた絵を見て失笑する田村、「所属事務所がグループ会社同士なのだから、負けた場合もこちらにも(佐藤錦を)分けてほしい」などと言い出す堀江、お絵かきクイズで謎のクリーチャーを描いてしまう金田、それを見て「この絵はどう見てもアン●スパイラルだろ!」とツッコミを入れる司会の檜山など、今度はバラエティ番組もかくやの爆笑展開。アイドル声優ということばが生まれて久しい昨今だが、むしろバラドル声優という表現がしっくり来る盛り上げを見せてくれた。

エンジェルチームが勝利を収めて狂乱のクイズコーナーが終わると、再びあべにゅうぷろじぇくとによるライブパートに。完全に温まった会場の声援を受けて4曲を歌い上げた。それも終わるといよいよ閉幕の時間。キャスト全員が再び登壇し、「サプライズゲストであるにも関わらず温かく迎えてもらえてよかった」(金田)、「サロメも着ぐるみができるように、今後ともがんばっていきます」(新谷)、「何回見ても客席は野郎ばっかりだな(笑)。しかし楽しかった!」(檜山)、「ファンのみなさんはもちろん、着ぐるみたちとも会えてうれしかった。これからもがんばって下乳を出していきます!」(柚木)、「クイズは負けてしまったけど、佐藤錦はグループ会社のよしみでわけてもらえるはず!? 今後もツインファントムが(新たなコンテンツの)序盤から出られるようにがんばりたい」(堀江)、「こんな大規模なイベントに出られてうれしいです。あっという間でした」(釘宮)、「次は10周年をめざして1年1年重ねていきたいです」(能登)、「今日は私たちのために佐藤錦をありがとうございました。本当に幸せな1日になりました(笑)。これからもツインエンジェルをよろしくお願いいたします!」(田村)と締めくくった。

終わってみれば、あっという間の2時間超。ライブあり、生アフレコによるミニドラマあり、ヒーロー(?)ショーあり、キャストたちによるクイズ勝負ありと実に混沌としたイベントだったが、その1つ1つが楽しく、オリジナル作品として萌えスロから飛び出してさまざまにメディア展開をした本作らしいとも感じられるイベントだった。


ライブセットリスト
01.オンナのコって♪マジ☆超えんじぇる!!
02.LOVEドキっ好きっ♪えんじぇる☆パラダイス!!
03.Offrir ~オフリール~
04.えびばでぃ夢CHUで☆お傍にエンジェル!!
05.エンジェルらいくに☆LOVEりたいっ!!
06.ずっキュンFEVER☆純愛えんじぇるLOVER!!
07.ラブリー☆えんじぇる!!


快盗天使ツインエンジェル公式サイト
http://www.twin-angel.com/


(C)Sammy