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アニメアワードのトロフィはこうして作られる!!

2014年10月07日 17:22配信

徳島マチ☆アソビで開催されているニュータイプ・アニメアワード。「月刊ニュータイプ」の読者とアニメファンの投票により選出された人・作品にトロフィが授与され、トークショーやライブなどが繰り広げられるこのイベントで、一際目を引くのがステージにずらりと並べられる黄金に輝くトロフィだ。これはグッドスマイルカンパニーがプロデュースしてくれる超豪華な一品。受賞者の方々も思わず驚く大きさと重量感だ。いったいこのトロフィはどのようにしてつくられているのか? 製作工程を取材させてもらった。
 
■高岡銅器にて鋳物を製作
 
ロストワックス製法と呼ばれる制作方法で、最初の工程として、原型製作と原型からのゴム型(量産用の型)の製作がある。その後、ゴム型から原型とそっくりの蝋の原型を製作(このゴム型から100個~150個程度の蝋の原型を作ることが可能)。ゴム型を使用する理由のひとつとして、限界はあるものの、形状が複雑な原型でも型に柔軟性があり、一度の鋳造で製品の形状を再現できることがあげられる(溶接を必要としない)。
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次に、蝋の原型をセラミックで固め、蝋の原型+セラミックを温め、蝋を溶かし出す。その結果、セラミック内に原型と同じ空間ができる。今度は、セラミックが金型の役目をする。

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セラミックに熔湯(高温で熔けた金属)を流し込む。

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鋳造後、鋳物を冷却しランナーを切断する。

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さらに鋳物表面のセラミック(鋳型)を粉砕し鋳物を取り出す。

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鋳物表面の酸化物、セラミックの残骸をガラスビズを強く吹きつけ除去する。

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鋳物の表面を荒く磨く。

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さらに前の工程より細かく磨く。

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さらに鏡面になるまで磨き続ける。

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鏡面磨き完了。
 


■次に内藤銀器製作所さんで、鋳物(本体と飾り部分など)の組み付けが行われる。
 
トロフィ本体と星、ロゴを はんだで組み付ける。

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余分な はんだを取り除く。



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取り除いた個所を磨く。

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完成。


 
■最後に三友電化さんでの作業でメッキが施される。ここは動画を交えて紹介する。
 
組み付けが終わった鋳物にメッキをかける。


 
メッキ前のトロフィ。

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メッキ前に溶剤と水で何度も洗浄する。
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銅メッキをかけて下地をつくる、青化銅。

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溶剤にて洗浄。
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さらにニッケルメッキをかける。
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溶剤にて洗浄。
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金メッキ。
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変色防止の液体を付け、洗浄。
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完成!
 
こうしてつくられた丁寧に作りあげられたトロフィが、受賞者の手に届けられる。はたして次の受賞者は!? 10月11日のアニメアワードに注目だ! そして、今年は『ニュータイプ・アニメアワード凱旋上映祭』も開催決定!! 東京で受賞作品の上映とゲストを招いてトークショーなどを実施予定。日時やゲスト、チケット販売方法などもWebNewtypeで近日発表するので、どうぞお楽しみに!!


■マチ★アソビ 公式サイト
http://www.machiasobi.com/
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