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潘めぐみも涙!「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」初日舞台挨拶レポート

2015年02月28日 13:34配信

 
2月28日、新宿ピカデリーにて「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」の初日舞台挨拶が行われた。本作は、1979年から放送された「機動戦士ガンダム」にキャラクターデザイン・アニメーションディレクターとして参加していた安彦良和が描いた漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」をアニメ化したもの。安彦自身の思い入れが最も深いというシャア・アズナブルの少年時代が描かれている。
 
上映後、満席となった客席から拍手で迎えられたのは、安彦良和 総監督、シャア・アズナブル役の池田秀一、キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみ の4名。
 
無事に公開初日を迎えた感想を聞いたところ、安彦は「原作を描きはじめてから、やっとここまできました」と感慨深く語った。また、シャア・アズナブルの少年時代であるキャスバル・レム・ダイクンを演じた田中は、「今までいろんな少年を演じてきましたが、表現豊かな少年が多かった。キャスバルくんは表現が控えめな子だから、ものすごく自分に縛りを与えながら演じました」と収録時を振り返った。
 
今年の秋に公開が決まっている本作の第2章では、少年時代の田中に続き、15歳で声変わりしたばかりのキャスバル(シャア)を池田が演じるという。驚いたのは、36年前からシャアを演じている池田が、第2章で15歳のシャアを演じるにあたってオーディションを受けていたということ。安彦が「俺にもやらせろと引かなかった(笑)。池田さんの役者魂はすごい」と述べると、池田は照れながら、「じつは、(田中が演じた)11歳のキャスバルの演技も試していたんですよ(笑)」と発言して会場を沸かせた。
 
最後の挨拶では、潘が「こうしてみなさんの前に立たせていただくことに胸がいっぱいです。この作品には、人との出会いとか別れとか、愛おしさとか、私たちも同じように感じられる人の感情や生き方が詰まっています」と目に涙をにじませながらコメント。「何度も観て、愛して紡いで導いていってくださればと」と、最後には大粒の涙をあふれさせながら、客席へメッセージを贈った。
 
田中は、「ガンダムが大好きな皆さんはいわばガンダムのプロ。私はガンダムに関しては素人ですが、同じように、じつはガンダムのことをくわしく知らない、という方にも観てほしい。私自身は、変声期後のシャアも楽しみにしております(笑)」とコメント。
 
続いて、池田が「今日はアムロ・レイ(CV:古谷徹)が会場に来ているという噂が……」と述べると、2階席で手を振る古谷徹の姿が。「次は、初心にかえって15歳のキャスバルを演じます」と、第2章に向けて意気込みを見せた。
 
安彦は、「客席には、30数年間この作品に付き合ってくれたような同志も多い。でも、同窓会だけでは寂しいから、若い方にも入っていただきたい。もともと『ガンダムってこういう話なのか』と知っていただきたくて描き始めた作品。映像をきっかけに、もっと広く認識していただきたい。今日はその第一歩です」と作品に懸ける熱い想いを口にした。
 
ここで、先ほどの2階席から、古谷の「任せてください!」という心強いひと言が。そんなガンダムファンにとってはたまらないサプライズもありつつ、第1章から第2章へと手綱を渡すかたちで終わった初日舞台挨拶。本作は3月13日まで2週間限定のイベント上映となるため、どうかお見逃しなく。
 



 
■「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」 
2月28日(土)〜3月13日(金)2週間限定 全国13館にてイベント上映中
 
■公式サイト

 
(C)創通・サンライズ 配給:松竹