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May’nの止まらない“たい焼き”愛トーク

2015年11月10日 12:00配信
May’nの止まらない“たい焼き”愛トーク

前編に引き続き、後編もMay’nさんのたい焼き愛がさく裂

第1尾 浪花家総本店<後編>

「たい焼きのすばらしさを、もっとみんなに知ってほしい!」

そんな“たい焼き親善鯛使”・May'nの熱い想いで始まったWEB連載「鯛使、たい焼き広めたいし!」。

前編に引き続き、鯛使と浪花家総本店の店主・神戸将守さんと、鯛使のたい焼き愛あふれるトークをお楽しみください!

▼▼▼▼▼

May'n:(たい焼きをいただきながら)浪花家さんの小豆は、つぶあんなのに、こしあんのようななめらかさがありますね。

神戸:お砂糖を入れてから3時間コトコト煮て、つぶを残して、皮を柔らかく仕上げています。あんこは自分のところで作り置きせず毎日作っているんですよ。

May'n:そうなんですね!

神戸:ちなみに、3時間も煮るのは、創業当時は安い小豆を使っていて、それだけ煮てやらないときれいに煮えなかったから。たい焼きは高い買い物ではないので、安い小豆、安い粉を使って、どれだけおいしいものが作れるのか……と、初代が一生懸命考えたんだと思います。それが、いい小豆を使うようになってからも、やり方として残っている。

May'n:なるほど。こだわりを感じます。

神戸:たい焼きは、まずはあんこがいちばん大事。それから、焼く技術。僕はここで生まれて、ここで育ってたい焼き屋になりましたが、最初の3年間は焼いても焼いても親父さんと同じものが作れなかったんです。

May’n:先代からはどういうふうに焼き方を教わったんでしょうか?

神戸:親父は僕にまったく何も言わなかったです(笑)。要は、うちの親父らの代は、仕事は盗むものであって、教えられるものじゃないっていう。見たらわかんなきゃダメだって。でも、逆に言えば聞いて教わったものは浅いですね。

May’n:ふ、深いです! 天候もありますし、もうマニュアルじゃないんですね。

神戸:そうです。僕、そんなに不器用じゃないと思うんですけど、毎日焼いても3年かかりましたからね(笑)。たい焼き屋になろうとウチに来た子のなかには、5年やって「できない」ってやめた子もいます。見た目はいっしょなんですが、30分置くと、もう別のものなんです。

May'n:今いただいているのもそうですけど、浪花家さんは、冷めてもおいしいたい焼きだという印象があります。

神戸:実は、僕は基本的に冷めたほうが好きです。

May'n:!!

神戸:できれば冷めたたい焼きを、ちょっとオーブンに入れて温めて周りをカリっとさせて、中のあんこが冷たいくらいで食べるほうがおいしいかなと思います。

May'n:私はできたてのアツアツがいちばんおいしいと思っていたので、「できればその場で食べてほしい」とずっと言い続けていたのですが、いろいろな食べ方があって、味の変化が楽しめるのも、たい焼きのすてきなところですね!

神戸:そうですね。ぜひ試していただきたいです。

May'n:たい焼きが作られて100年以上が経ちますが、時代も文化も変化していくなか、たい焼きも変化してきているのでしょうか?

神戸:でしょうね。小豆も年々品種改良されてきていますし。基本的に日本の食べ物というのは、お刺身にしても、お蕎麦にしても、単品のよさをそれぞれに引き出していますよね。何かを引き出すために、ほかのものはそれを支える役、という味のバランスがおもしろい。たい焼きで言えば、それが小豆です。

May'n:小豆のよさを味わう、と……! 私はこれまで、小豆、皮、それぞれに理想を追い求めがちだったのですが、「小豆に100%の気持ちを込める」というのは、古くから続いているからこその重みをとても感じました。変わらない想いも、100年以上愛される理由のひとつですね。

神戸:ありがとうございます。とはいえ、100年ちょっとじゃ(麻布)十番では新しいほう。十番には、創業200年超えたところも何軒もあるし。僕は60だけど、いまだに近所のおじいちゃんおばあちゃんからの呼ばれ方が「ボク」なんです(笑)。ちっちゃいころから見てもらっているから、いまだにいろんな人に頭が上がらない。

May’n:麻布十番にあるお店ならではのお話です! これからも変わらず、地元の皆さんに浪花家のたい焼きが愛されていくんだろうなぁ。

神戸:もうね、地元だけじゃなく、日本中、いや世界中に愛されるお店になっていたいと思います。

May’n:はい!! 今日は本当にありがとうございました!

■第1尾 ごちそうさまでした!(次回第2尾:不定期更新予定)

■プロフィール

May'n/1989年10月21日生まれ、愛知県名古屋市出身。自身初のベストアルバム「POWERS OF VOICE」(フライングドッグ)が好評発売中! 2008年ごろから、「たい焼き親善鯛使」(略して鯛使)を自称しはじめ、2015年より、満を持して本格的な鯛使活動をスタート!

リンク:May'n公式サイト

■浪花家総本店

住所:東京都港区麻布十番1-8-14

電話:03-3583-4975

営業:11:00~19:00

定休:火曜日(第3火・水は連休)

■動画では、連載で語られたこと以外のMay’nさんのたい焼きへの想いが語られています!