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それぞれのキラーチューンからコラボまで! みみめめMIMI×fhána「視聴覚アカデミーVol.4」レポート

2016年04月08日 22:24配信
それぞれのキラーチューンからコラボまで! みみめめMIMI×fhána「視聴覚アカデミーVol.4」レポート

「視聴覚アカデミーVol.4」の様子

4月3日(日)渋谷WWWで、みみめめMIMIによる自主企画イベント「視聴覚アカデミーVol.4」が開催されました。

「視聴覚アカデミー」は、みみめめMIMIと親交があったりリスペクトするアーティストを招いて行われる対バンライブイベントで、これまでに東京で3回、ボーカルを務めるタカオユキさんの地元・神戸でも1回開催されています。

Vol.4となる今回はfhánaを迎えての開催で、ライブの幕を開けたのも彼らから。最新シングル曲「虹を編めたら」では、Bメロでボーカルのtowanaさんとキーボード担当の佐藤純一さんがユニゾン。OPテーマとなったテレビアニメ「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」に寄り添った、この曲の特色である男女の掛け合いが、ステージ上でもよく活きていました。

3曲連続で披露した後のMCでは、4月27日(水)に発売される2ndアルバム「What a Wonderful World Line」制作の裏側を語るfhána。このライブ前日まで制作を行っていたため、その際の佐藤さんの様子を、PC・サンプラー担当のkevin mitsunagaさんは「目から光がなかった」、ギター担当のyuxuki wagaさんは「日付が(今日に)変わった瞬間、目が死んでた」と表現。佐藤さん自身も「大変でしたよ…(笑)」と思わず漏らし、「学祭前みたいな感じ」と追い込みの様子を語っていました。

MC明けに披露した4曲もキラーチューンや代表曲揃い。爽やかさと疾走感を併せ持つ「コメットルシファー ~The Seed and the Sower~」は春の雰囲気にもマッチする曲で、フロアのテンションを高めていきます。心から楽しそうに演奏を繰り広げている4人の姿も、観客をワクワクさせてくれるのでしょう。また、最後に披露された「kotonoha breakdown」は、fhána結成後最初に制作された楽曲。その後奏でメンバーがセッションを繰り広げるなか次第に照明が落ちていき、fhánaの出番は無事幕を下ろしました。

そしてステージは、イベントの主催者・みみめめMIMIへ。イベントキービジュアルを使用したOP映像をバックに、タカオさんとDJありぃさん、ドラム担当のまいまいさんがステージに登場し、まずは2曲を続けて披露します。タカオさんの儚くも青春の甘酸っぱさを感じさせる歌声が存分に味わえる「CANDY MAGIC」では、彼女たちらしさを観客にしっかり提示。それに反応する観客の色とりどりのペンライトも、淡いキャンディが空間に点在しているかのような美しさを見せていました。

曲明けにこの日の意気込みを改めて語ったところで、用意されたピアノの前に移るタカオさん。お気に入りだというfhánaの「星屑のインターリュード」のサビを弾き語りでカバーし、「ミッディ」をピアノ1本でしっとりと披露するなど、直後の「瞬間リアリティ」までピアノを弾きながらのパフォーマンスを続けていきます。

その一方で、MCを挟んでの「天手古舞」からの3曲ではアグレッシブさが前面に。その「天手古舞」では、タオルを振ったり、間奏で一体となっての振付で会場のテンションがグッと上がり、その勢いは「サヨナラ嘘ツキ」で頂点を迎えます。この曲では、落ちサビでの震えるような声からの感情の爆発までの流れや最後のサビでの蹴り上げなど、実に感情の振り幅の広いパフォーマンスを見せてくれました。

そしてMCでは、夏のツアーの東京公演を7月31日(日)に恵比寿LIQUID ROOMで開催することを発表。そのうれしさを持ったまま、ラスト曲「チャチャチャ」を、機械仕掛けの人形のようなかわいらしい振付とともに届けます。2コーラス明けの間奏では観客を半々に分けてコール・アンド・レスポンスを行ったり、曲のラストを観客との「チャチャチャ」の大合唱で終えるなど、この場に集ったすべての人とステージを作り上げていきました。

その後、アンコールの声に応えて2組が再登場。互いにこの日の感想を述べ合ったあとに、「視聴覚アカデミー」恒例となったコラボを披露します。この日の曲目は「桜のあと(all quartets lead to the?)」で、この曲でもタカオさんは冒頭のコール部分から早くも観客へマイクを向けて煽ったり、2コーラス目ではkevinさんと楽しそうに掛け合いをしていたりと終始楽しそうな姿を見せます。一方、キーが低めな楽曲を歌うtowanaさんの歌声も、非常に新鮮で貴重なものでした。曲を歌い終わった後にタカオさんとtowanaさんが笑顔でハグを交わす姿からは、両者が持つコラボの感慨が伝わってくるようでした。

最後に、タカオさんが「今日楽しかった分、ツアーがもっと楽しみになりました。皆さんのおかげです!」と挨拶。改めて拍手が湧き起こりました。

この春から夏にかけて、ツアーが予定されている両アーティスト。この日のステージは、それぞれが次のワンマンライブではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのかを、非常に楽しみにさせてくれる充実のライブイベントとなりました。【取材・文=須永兼次】

<「視聴覚アカデミーvol.4」2016.04.03@渋谷WWW セットリスト>

●fhána

M1.虹を編めたら

M2.lyrical sentence

M3.ワンダーステラ

M4.c.a.t.

M5.コメットルシファー ~The Seed and the Sower~

M6.星屑のインターリュード

M7.kotonoha breakdown

●みみめめMIMI

M1.兎ナミダ

M2.CANDY MAGIC

M3.ミッディ

M4.瞬間リアリティ

M5.天手古舞

M6.相対性レプリカ

M7.サヨナラ嘘ツキ

M8.チャチャチャ

EN1.桜のあと(all quartets lead to the?)

UNISON SQUARE GARDENカバー(w/fhána)