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【Twitterアニメランキング】最終回に向けて見逃せない春アニメはこれだ!

2016年06月07日 17:01配信
【Twitterアニメランキング】最終回に向けて見逃せない春アニメはこれだ!

【画像1】2016年春アニメ総合ツイートランキング1位~10位(4月22日~5月23日まで)

始まったばかりと思っていた春アニメも、早いもので、もう後半戦……!

各作品クライマックスに向けて増々盛り上がりをみせ、皆さまも、もうすっかり視聴作品が固まってきていることでしょう。

ですが!ここで敢えて、私は問いたいです。まだまだ、思わぬ傑作を見逃してしまっているということはありませんでしょうか?

今回は、 4月22日(金)~5月23日(月)までの約1ヶ月間の春アニメ正式タイトル及び略称、タグ等を含むツイートを集計(集計対象:タイトルを含むツイートから算出。角川アスキー総合研究所調べ)。僭越ながらアニメコラムニストの私・小新井涼が、分析アンド今後の展開を予想させていただきました。SNSから見えてくる話題作とは……ぜひご確認ください。

■総合トップ10!第1位は?

まずはお馴染み、総合トップ10をみてみましょう(【画像1】)。

気になるタイトルが出揃っていますが、中でもその順位に注目したいのが“文スト”こと「文豪ストレイドッグス」と、“リゼロ”こと「Re:ゼロから始める異世界生活」の2タイトル。早速、詳しく掘り下げてみましょう。

まずは今回、総合1位に輝いた「文豪ストレイドッグス」。

なんとあの「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」、「甲鉄城のカバネリ」、「僕のヒーローアカデミア」らを抑えての首位です!そうとうな盛り上がりが伺えますね…。

詳しくみてみると、やはりツイート数の伸びが大きいのは最速放送日の前後(【画像2】)。今回の範囲でいうと、 中島敦くんが気持ちの上でも探偵社に仲間入りした4話、江戸川乱歩さんのいわばお当番回であった5話、理想の女性像が気になる国木田独歩さんの6話、そこで起こった事件を契機にした7話にあたります。

各話のツイート数から、どんなことが読み取れるのでしょうか。まず、ツイート数が一番多かった第5話。話題となった点は、通常運転のコミカルさ、事件真相の切なさ、そして探偵社メンバーに一目置かれている乱歩さんという心温まる一面はもちろん…やはり一番は、あれだけ迫力満点に演出された「超推理」が異能じゃなかったという大オチだと思います。「僕が良ければ全て良し」という座右の銘がぴったりな乱歩さんや、振り回される敦くんへの突っ込みどころが満載だったのも、ツイート数増加のポイントだったのではないでしょうか。

一方で意外だったのが、ツイート数が一番少なかったのが7話だったこと。確かに重い内容ではありましたが、個人的には国木田さんの内面を掘り下げる、切なくもいいお話だと思っていたので、とても不思議でした。これはあくまで想像にすぎませんが……もしかするとこの回はツイートをしなかったのではなく、“できなかった”のもあるのでしょうか。最後の衝撃的すぎるシーンは、自分も見ていて思わず声が漏れ、そのあとしばらく動けませんでした……。そりゃあ、ツイートの手が止まってしまったとしても仕方ありません!

しかし、こうして本編の内容と比較してみることで、ツイート数から、より立体的な反応が想像できるのは面白いですね。さらに付け加えると、今回は敦くんはじめ、キャラの誕生日が重なったり、様々なコラボの開催とかぶったりというのもツイート数増加を後押しし、今回の結果に繋がったと考えられます。

■「Re:ゼロから始める異世界生活」の注目度の高さがうかがえる結果に!

次の注目作品は、後半になって勢いを増している「Re:ゼロから始める異世界生活」です。

大きな追い上げをみせたのは、特に7話と8話の放送日(【画像3】)。これは、その2話へ続く6話でのショッキングな引きも影響しているのではないかと思います。

個人的には、最近はもはや理不尽とさえ思えるスバルくんの容赦ない死に様に涙し、それでも立ち向かうというあまりのヒーローっぷりに「この人なんで不登校で引きこもりだったんだろう」と真剣に悩む毎日です。後半戦で目覚ましい追い上げをみせる本作、ここから最終回まで目を離せません!

■他注目作品はこれだ!

そして、文ストに首位は譲ったものの、やはり手堅いのが「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」、「甲鉄城のカバネリ」、「僕のヒーローアカデミア」。

常に高い平均ツイート数をキープし続ける「ジョジョ」、放送日に爆破的なツイート数の伸びをみせる「ヒロアカ」、同じく放送日に伸びをみせるも、各話ごとにその伸び率にバラツキが大きい「カバネリ」と、盛り上がり方には違いがあったのが印象的でした。

現状、ジョジョがリードしてはおりますが、個人的には最終回に向けてヒロアカやカバネリの“放送日の爆発力”がどう作用してくるか期待しています。

そんな凄まじい作品群に囲まれながら、気づいたらしれっとランクインしていたのが、私の注目作品である「くまみこ」です。日常系作品は多々あれど、今回総合トップ10では唯一のランクイン。まちの病的なまでの都会オンチっぷりと、下手すると村の誰よりもデジタル家電に詳しいマチとのコミカルなやりとり、そしてどこかキュンとする両者の関係性にやられてしまった人が多数発生しているのかもしれません。

さて、こうして注目作品をみてきましたが、残り1ヶ月、春アニメの最終ランキングではどの作品に勝利の女神が微笑むのでしょうか。

しかしこの他にも、実はまだまだこれから追い上げを見せてくれそうな作品たちがトップ10圏外にひしめいております。

週別にみると(【画像4~7】)しばしばトップ10に入っている「アイカツスターズ!」はもちろん、前回個人的に推させていただいた「迷家-マヨイガ-」も、5月に入って週間ツイート数が増えてきているのは盛り上がってきている証拠かなとワクワクしております。「もう1ヶ月しか…」は、言い換えれば「まだあと1ヶ月!」です。

これからのクライマックスに向けて、思わず呟きたくなるような衝撃の展開と出会えることを楽しみに、最後まで見守っていきたいと思います。

■小新井涼

アニメコラムニスト/埼玉県出身。明治大学情報コミュニケーション学部卒。アニメ好きで、現在放送中のアニメ全作品(毎週約100本)を全視聴し感想をブログに掲載中。「岩崎夏海のハックルテレビ」(ニコニコ生放送)などにも出演の他、「埼玉県アニメ聖地化プロジェクト会議」(埼玉県主催)のアドバイザーや、北海道大学オープンアクセス学術誌「国際ウェブジャーナル(IJCT)」の国際アドバイザリー委員も努める。まんたんウェブ(毎日新聞デジタル)にて「小新井涼のアニメ考」コラム連載中。2015年4月より明治大学大学院博士前期課程にてアニメを情報コミュニケーション学の観点から研究中。

リンク:直近30秒間のトレンドも解析!リアルタイムトレンド解析サービス|Realtime trend analytics(角川アスキー総合研究所)

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