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「花の詩女 ゴティックメード」
映画公開10周年リバイバル上映

「ファイブスター物語」の作者である永野護さんが、監督・脚本などを務め、2012年に公開されたアニメーション映画「花の詩女 ゴティックメード」。この度、公開10周年を記念したリバイバル上映が決定しました。いまだにソフト化や配信は行われていないため、劇場でしか見ることができない、異例のタイトルでもある本作。今回のリバイバル企画では、公開時より多い全国52館で上映されます。千載一遇のチャンスをお見逃しなく!

(※YouTube上の劇場予告編は2012年公開時のものです。今回のリバイバル上映では、動画の最後にある特典付き前売券の販売はございません。ご注意ください)

「花の詩女 ゴティックメード」

公開10周年リバイバル上映
2022年11月1日(火)~10(木)※10日間限定

【STAFF】原作・脚本・絵コンテ・レイアウト・監督=永野護 作画監督・原画=名倉靖博、門上洋子、山形厚史 美術=小倉宏昌 撮影=佐藤光洋 音楽=長岡成貢 音響・効果=坂口由洋 
【CAST】詩女・ベリン=川村万梨阿 皇子・トリハロン=佐々木望 ボットバルト=大塚明夫 アデム=折笠愛 ラブ=大谷育江 ナナド=小林由美子 ムンセン=幸田夏穂 謎の男=三木眞一郎 謎の女=三石琴乃 ナレーション=榊原良子 
【STORY】惑星カーマインの歴史の語り部である詩女(うため)の少女・ベリンは、都行と呼ばれる旅に出発する日に、彼女を警護するためにやってきたというドナウ帝国の皇子・トリハロンと出会う。考え方や立場の違いから反発しあう2人だったが、旅のなかでのさまざまな出来事を通じて、少しずつ互いを理解していく。そんななか、恐れていた事件が起こる。
(C)2012 EDIT

◆上映館情報(☆はDOLBY ATMOS上映館)
TOHOシネマズ 新宿 ☆
TOHOシネマズ 上野
TOHOシネマズ 池袋 ☆
TOHOシネマズ おいらせ下田
TOHOシネマズ 秋田
TOHOシネマズ 仙台 ☆
TOHOシネマズ 宇都宮
TOHOシネマズ ひたちなか
TOHOシネマズ ららぽーと富士見 ☆
TOHOシネマズ ららぽーと船橋 ☆
TOHOシネマズ 流山おおたかの森
TOHOシネマズ 柏 ☆
TOHOシネマズ 海老名
TOHOシネマズ 小田原
TOHOシネマズ 川崎
TOHOシネマズ ららぽーと横浜
TOHOシネマズ 上田
TOHOシネマズ 甲府
TOHOシネマズ 浜松
TOHOシネマズ ららぽーと磐田
TOHOシネマズ 東浦
TOHOシネマズ 赤池 ☆
TOHOシネマズ モレラ岐阜
TOHOシネマズ ファボーレ富山
TOHOシネマズ 高岡
TOHOシネマズ 梅田 ☆
TOHOシネマズ なんば
TOHOシネマズ くずはモール ☆
TOHOシネマズ セブンパーク天美
TOHOシネマズ 二条
TOHOシネマズ 伊丹
TOHOシネマズ 西宮OS
TOHOシネマズ 橿原
TOHOシネマズ 岡南
TOHOシネマズ 緑井
TOHOシネマズ 新居浜
TOHOシネマズ 高知
TOHOシネマズ ららぽーと福岡
TOHOシネマズ 長崎
TOHOシネマズ アミュプラザおおいた ☆
TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
TOHOシネマズ 与次郎
吉祥寺オデヲン
ポレポレシネマズいわき小名浜
シネプラザ サントムーン
長野グランドシネマズ
松本シネマライツ8
JMAX THEATER 上越
ジストシネマ 和歌山
松江東宝5
kino cinéma天神
桜坂劇場

◆「花の詩女 ゴティックメード」とは、どんな映画なのか?

1)漫画を休載して挑んだアニメーション制作
漫画「ファイブスター物語」の作者・永野護が、結果的に約9年間、同作を休載して制作した劇場アニメーション。2012年11月1日公開。プロジェクトの正式な初報は、「永野護 待望の新作アニメ」という打ち出しで、掲載誌である月刊ニュータイプ2006年5月号にて発表された。この映画をつくるために、角川書店(現在のKADOKAWA)の社屋内には専用スタジオが設けられた。

2)デザイナー・永野護による唯一無二のロボットデザイン
本作の主役ロボット・GTMカイゼリン。GTMとはゴティックメード(GOTHICMADE)の略称であり、映画を通じて永野が仕掛けた、ロボットデザインの新機軸である。「重戦機エルガイム」「機動戦士Zガンダム」「ブレンパワード」などで人々の記憶に残るデザインを生み出してきた永野が、〝21世紀最強のロボットデザイン〟として世に放った。その後、「ファイブスター物語」の漫画(単行本第13巻以降)においても、ゴティックメードがロボットデザインの基本設定となり、独創性に富んだデザインが次々と発表されつづけている。

3)2人の男女が織り成す普遍的な物語
本作の主人公・ベリンは「詩女」(うため)と呼ばれる不思議な力をもった少女。トリハロンは彼女の護衛のためにやってきた、ある大国の皇子。物語は2人の出会いから始まる。それぞれのバックグラウンドはあるが、登場するキャラクター数なども限られており、基本的なストーリーはとてもシンプルだ。都行(みやこいき)という旅を通して、両者の関係がどう変化していくのか。そして、それぞれの役割にどう向き合っていくのか。キャラクターたちの真っすぐなドラマが展開される。

4)手描きによる作画、本物を追求した音響
本編時間は約70分ほどだが、総作画枚数は実に13万枚に及ぶ。公開された2012年当時、アニメ業界ではすでに手描きとCGのハイブリッド化は始まっていたが、そんななかで本作は基本的に手描きで制作。ロボットのシーンはもちろん、雨のシーンなども手描きで原画が起こされている。シーンによって異なるが、2Kや4Kなどを念頭に作業は進められた。音響・効果の面でも、GTMの起動音や雨音など細部にわたって徹底的に追求された。最終的には、制作された音響を完全に再現するために、永野自身がアメリカのスタジオに行ってマスタリングを敢行。映像や音響に対して果てしない熱量が加わった結果、設備の整った映画館でこそ、この映画の真価が発揮されることになった(そのため、現時点でもソフト化、配信などは行われていない)。

5)公開前は極秘扱いだった「ファイブスター物語」との関係
何の前知識もなく劇場に来てもらえる作品にしたい、永野のそんな思いで公開に至った本作。実は、エンディングで「ファイブスター物語」とのつながりを示唆する仕掛けになっていた。その後に再開した連載本編で、本作が「ファイブスター物語」の年表(星団暦451年)に組み込まれるエピソードであることが、明確に示される。ベリンとトリハロンが出会う惑星カーマインはのちにボォス星と呼ばれるようになり、今まさに月刊ニュータイプで連載中のエピソードの舞台に。この映画を見るうえで、「ファイブスター物語」を知らなくてもまったく問題はない。だが、知っていることでより深く楽しむことができるのも確かだ。

◆「ファイブスター物語」(The Five Star Stories)について

アニメーションの世界でデザイナーとして活躍した永野護が、1986年からアニメ誌・月刊ニュータイプ(KADOKAWA)で連載を続けている漫画。ジョーカー太陽星団を舞台に時間を超えて繰り広げられる壮大なストーリー、ロボットやキャラクターのオリジナリティあふれるデザインなどが、多くのファンを魅了している。単行本は2022年10月の時点で、第16巻まで刊行。

◆パンフレット情報
2012年公開時に発売された劇場パンフレットに、16ページを追加して、2022年版として発売。表紙に「BOTH 451」の文字、裏表紙に「ファイブスター物語」のロゴを新たにあしらうほか、月刊ニュータイプ本誌の特集の再掲載記事や、新規インタビューなどを加えている。上映予定のTOHOシネマズの劇場(提携劇場を除く)で先行販売されたのち、KADOKAWA公式オンラインショップ「カドカワストア」でも販売。
仕様:A4判・フルカラー・60ページ
価格:1650円(税込)
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g302209002457/


◆ガイドブック情報
2013年に刊行された、本作のオフィシャルガイドブック「花の詩女 ゴティックメード ワールドガイド」の重版が決定。各種設定に対する永野護による解説や、キャスト&スタッフによるインタビューなどを収録している。
仕様:A4変形判・フルカラー・160ページ
価格:2420円(税込)