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アニメ「シンデレラガールズ劇場」は4月4日放送開始!「アイドルマスター シンデレラガールズ」ステージ【ワンフェス2017 冬】

ガレージキットやフィギュアなどの造形物の祭典「ワンダーフェスティバル2017[冬]」が2月19日(日)、幕張メッセで開催されました。グッドスマイルカンパニーなどのフィギュアメーカー各社による合同ブース「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 25」メインステージで開催された「アイドルマスター シンデレラガールズ」ステージでは、制作が発表されていたアニメ「シンデレラガールズ劇場」が、4月4日(火)に放送開始されることが発表されました。

この日のステージには、島村卯月役の大橋彩香さん、一ノ瀬志希役の藍原ことみさん、宮本フレデリカ役の高野麻美さん、諸星きらり役の松嵜麗さんが出演。大橋さんはワンフェスの「シンデレラ」イベントはほぼ皆勤賞ですね。オープニングではステージ前のはるか遠くまで埋め尽くした大観衆についてや、出演者が発表され始めたばかりのライブツアーを頑張ろう!といった話題で盛り上がっていました。

「スイートバレンタイン宣伝対決」と題したコーナーでは、4人がバレンタイン風の寸劇で「シンデレラガールズ」フィギュアを宣伝する勝負を行ないました。優勝者には好きなフィギュアがプレゼントされるとのことで一同真剣。勝負前からフレデリカのフィギュアの背中のラインの良さなどで盛り上がります。

宣伝勝負は、製品情報を巧みに盛り込みながらアピールした松嵜さん、ちょっと噛みながらもフレデリカとしてキュートにアピールした高野さん、豪快に文章を読み上げる説明と志希としての演技のギャップが抜群な藍原さんとそれぞれに盛り上がります。大トリの大橋さんは時々へごへごしながらも、卯月のクリスタルナイトパーティ衣装フィギュアの躍動感を力説。フィギュアのポーズを活かした「卯月の胸に飛びこんできてください!」との卯月台詞もバッチリで、ニコ生アンケートでは40%以上の支持で1位を獲得。普段は投票でなかなか支持されないという大橋さんは「生まれてきて良かった」と、まさかのコメントをしていました。

その他のフィギュアの紹介では、松嵜さんが「鷺沢文香 紺碧の境界Ver.」のバックショットのセクシーさを絶賛。そして一番盛り上がったのは、当日発表されたばかりの「島村卯月HOT LIMIT Ver.」でした。歌手の西川貴教さんが「HOT LIMIT」のPVで着ていた、布をまきつけたような衣装を着た卯月のフィギュアです。西川貴教さんの同人誌に、「シンデレラガールズ」のキャラクターデザインにも関わっている杏仁豆腐さんが寄稿したイラストがベースになったというスペシャルなコラボ企画には、会場も盛り上がっていました。

ステージの後半では、なんと別会場で開催されているラジオ「デレパ」の公開録音現場との間で、通信で映像をつなげる斬新な試みがありました。二元中継をしながら発表されたのが、テレビアニメ「シンデレラガールズ劇場」 4月4日(火)からの放送開始。

他にも「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」の最新映像も公開されましたが、映像がよかったのはもちろんのこと、VRで歌い踊るきらりの姿に歓喜の雄叫びをあげて崩れ落ちる松嵜さんが要注目でした。

ミニライブコーナーでは、まずは高野さんが「き・ま・ぐ・れ Cafe au lait!」を披露。大会場では街の人々やフランスパンを頬張る少女と一緒に歌う姿が印象的な楽曲ですが、今日は身ひとつでの披露です。その分、等身大でのパフォーマンスが感じられて、サビの笑顔がとても素敵でした。

続いては藍原さんの「秘密のトワレ」。ワンフェスでは2016年夏以来の披露ですが、今回は1曲フルでの披露! キャラクターとしての長台詞もやりとげながら、志希らしく、時に妖艶に歌っていました。サイドモニターにはニコ生のコメントが出るのですが、「進化した!」「すごく良くなった!」と絶賛の嵐だったのが印象に残りました。

とても良かったのが松嵜さんの「ましゅまろ☆キッス」です。すっかり見慣れたステージのつもりでしたが、松嵜さんはワンフェスという最近めったにないぐらい客席が近いステージに特別な想いがあったようで、イベントステージでも普段のライブのように「一緒に!」と客席を巻きこんだり、ステッキで星を描く演出を見せたりしながら、とても気持ちの入ったステージングを見せてくれました。髪型も、すごくきらり再現度が高かったです。

ちょっと意外なナンバーだったのが大橋さん・藍原さん・高野さんが歌った「明日また会えるよね」でしたが、この曲は藍原さんと高野さんの2人がオリジナルメンバーに入っているキュート曲。キュート率高めの今日の編成を考えればむしろ自然だったかもしれません。キュートな振付と歌声をぴったり揃える、いかにもアイドルらしいパフォーマンスは、今日のステージにぴったりでした。

そしてラストはもちろん「お願い!シンデレラ」。「もういっかい!」で会場と一緒に叫ぶ時、松嵜さんが両手でマイクを差し出す仕草が、ものすごーくきらりっぽかったのが印象的です。

ステージが終わった後、シンデレラチームはそのままステージに残り、「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 25」全体のグランドエンディングの主役を務めたのですが、グッドスマイルカンパニーの安藝社長は「お願い!シンデレラ」の一節を歌いながら(!)、この曲はワンホビブースの締めに欠かせないと話していました。

二元中継や「シンデレラガールズ劇場」の放送日発表など盛りだくさんだったステージ。ラストはもちろん「ワンダフルホビーライフ、フォーユー!」の大合唱で幕となりました。【取材・文=中里キリ】

※高野麻美さんの「高」は、正しい表記は「はしご高」ですが、機種依存文字のため「高」表記しています

リンク:テレビアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」公式サイト
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