アニメ

謝罪会見で始まりシェー!で終わった「銀魂晴祭り2016(仮)」、両国国技館は涙と歓声の嵐に!

2016年に放送開始10周年を突破したテレビアニメ「銀魂」の大型イベント「銀魂晴祭り2016(仮)」が、3月6日(日)、東京・両国国技館で開催され、主人公・坂田銀時役の杉田智和さんをはじめとしたレギュラー声優たちが勢ぞろいしました。

イベントは、「完結しなくてすみません!」という、2015年4月の「銀魂」アニメ放映再開時の謝罪会見に、最近ワイドショーを騒がせた時事ネタを新たに盛りこんだ、毒ネタでスタート。ステージに立った声優陣が名シーンをその場で演じるドラマパートと、主題歌を担当したアーティストによるライブパートが交互に展開され、ファンを興奮の渦へと導いていきました。

小気味よいツッコミでご存じ志村新八役の阪口大助さんの他、出演したレギュラー陣は、杉田智和さん(坂田銀時役)を筆頭に、釘宮理恵さん(神楽役)、千葉進歩さん(近藤勲役)、鈴村健一さん(沖田総悟役)、太田哲治さん(山崎退役)、石田彰さん(桂小太郎役)、高橋美佳子さん(お通、定春役)。

都合により途中参加となっていた土方十四郎役の中井和哉さんは、本人到着まで等身大パネル&ポケットサイズ中井くんで散々いじられた上、ワイヤーで宙に飛ばされるオイシイ展開に。

さらにスペシャルゲストとして、小野友樹さん(徳川茂茂役)、小林ゆうさん(猿飛あやめ役)、日野聡さん(神威役)、昼回のみの特別ゲストとして島本須美さん(沖田ミツバ役)、夜回には真殿光昭さん(伊東鴨太郎役)が登場。

小林さんが「雌豚って呼んでください!」と大胆なおねだりで会場を大いに沸かせた後、「死神篇」や「将軍暗殺篇」、そして現在クライマックスを迎えている「さらば真選組篇」などの名シーンを熱演し、ファンの涙と感動を誘っていました。

そのドラマパートをさらに盛り上げたのが、主題歌を担当したアーティストのライブ。歌詞のワンフレーズが「新八♪」と空耳されていることを懺悔したねごとをはじめ、BLUE ENCOUNT、CHiCO with HoneyWorks、THREE LIGHTS DOWN KINGS、DOESが次々と熱唱し、会場を興奮の渦に巻き込みました。

最後は、原作者・空知英秋さんからのメッセージを紹介。「銀魂」前監督・現監修で、現在爆発的ヒット作となった「おそ松さん」の監督を務める藤田陽一さんと、同じく「おそ松さん」のシェー優としてイヤミを演じる鈴村さんをイジり、観客全員で「シェー!」の大コールで締めくくられました。

しかし銀魂はまだまだ終わらない!? なんとイベントエンディング後に、現在原作マンガで展開中のエピソードのワンシーンをキャストが演じる映像がモニターに映し出されました。現在放送中のアニメは3月末で終了することが決定していますが、まだまだこの先の展開に期待できそうです。【取材・文=中村美奈子】

リンク:「テレビ東京・あにてれ」銀魂ページ
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