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全動員の12.4%を記録!立川・シネマシティ「ガルパン劇場版」上映1周年記念舞台挨拶レポ

11月26日(土)、立川・シネマシティで「ガールズ&パンツァー 劇場版」上映1周年記念舞台挨拶が開催。同作の主人公・西住みほ役の渕上舞さんと、杉山潔プロデューサーが登壇しました。

会場となったシネマシティは、「ガルパン劇場版」が2015年11月21日(土)に公開されてから、1年以上も上映を続けてきた劇場。またファンの間では、同作の上映を語るのに欠かせない“極上爆音上映”というスタイルをいち早く始めたことでも知られています。

そんな“爆音上映の聖地”である同劇場は、この1年間で全国の100を超える劇場が動員した140万人のうち、その12.4%を占めていたことが舞台挨拶で明らかに。これについて杉山プロデューサーは「制作時は爆音上映をやると決めていたわけではなく、劇場側からの希望で実施に至り、みんなでアトラクション的に楽しむ流れができて、4DXでの上映に繋がった。間違いなく、その流れを作ったのはこの劇場です」と深く感謝していました。

また、8月末に発表された、全6章から成る「最終章」の話題も。この「最終章」について、渕上さんは11月13日(日)に開催された大洗あんこう祭の舞台裏で、水島努監督にみほと彼女の母・しほの関係に決着を付けてほしいとリクエストしたといいます。これを聞いた杉山プロデューサーは「ママたちのファンも多いですしね」と前置きしつつ、しほたち熟女組の抱き枕カバーがグッズとして登場することを明かし、会場のファンを大いに驚かせます。

続いて「最終章」で活躍してほしいキャラクターとして渕上さんが挙げたのは、継続高校のミカ。渕上さんにとって彼女は「変なことを言う、変な帽子を被っている人」というポジションのようで、そんなミカが味方ではなく、試合相手となった時にどんな風に戦うか見てみたいと語っていました。

杉山プロデューサーによると、「最終章」の脚本は3話までできていて、1話の絵コンテもほぼできている状態。そして多数登場するという新戦車のモデリング作業にも入っているそうで、制作が順調なことを匂わせていました。

他にも、2017年2月24日(水)に発売されるBD・DVD「第2次ハートフル・タンク・ディスク」の追加特典映像として「みほと愛里寿の大洗ぶらぶら作戦です!」を発表。内容は、みほが島田愛里寿(CV:竹達彩奈さん)に大洗町を案内するというもの。現地の人々や町並みが実写で映る中、2人のSDキャラが会話するという「ガルパン」ならではの特典となっています。

なお、シネマシティですが、11月25日(金)に上映を一旦終了したものの、11月27日(日)には12月2日(金)からのリバイバル上映を発表しました。今後もしばらくは杉山プロデューサー曰く「ちょっと頭がおかしい(褒め言葉)」“爆音上映の聖地”で「劇場版」を観ることができそうです。【取材・文=はるのおと】

リンク:「ガールズ&パンツァー」公式サイト
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