最速上映には衝撃のサプライズも!?「ポッピンQ スーパー・プレミアム・ミーティング」が開催

12月23日(金)から全国ロードショーとなる「ポッピンQ」の公開を記念したイベント「ポッピンQ スーパー・プレミアム・ミーティング」が12月3日(土)に東京・港区の品川ステラボールで開催されました。

このイベントではメインキャスト総勢10名が登壇。本編の最速上映はもちろん、インターネットラジオの録音や、主題歌を担当するQuestyのライブなど盛りだくさんの内容で行われました。昼の部と夜の部が行われた本イベント、今回は昼の部をレポートします。

イベントは本作の主題歌を歌うQuestyによる「FANTASY」の生ライブからスタート！　ダンスが重要な役割をもつ作品の主題歌というだけあって、ステージ全部を使った歌とダンスで客席を魅了します。

「FANTASY」がデビューシングルとは思えない堂々としたパフォーマンスに、ライブ終了後に登場した瀬戸麻沙美さん(小湊伊純役)、小沢亜季さん(大道あさひ役)、黒沢ともよさん(都久井沙紀役)も「すごいすごい！」と大興奮。作品に登場するキャラクターたちを連想させる衣装や、作中のダンスの振り付けを盛り込んだQuestyの姿に、とても感心し、喜んでいました。

続いて行われたのは、現在配信中のWebラジオ「RadioポッピンQ〜ほんのすこし面白くする、それだけで世界は変わる〜」の公開収録。パーソナリティーを務める瀬戸さん・小澤さん・黒沢さんたちによる“自由な”トークが魅力のラジオ番組ですが、公開収録でもそれは健在。さらに初の公開収録とあって、皆さん少しテンションが高めのようでした。

今回は井澤詩織さん(日岡蒼役)・石原夏織さん(ルチア役)・種崎敦美さん(友立小夏役)・本渡楓(ダレン役)の4名がゲストとして登場。パーソナリティーの3人と、井澤さん・石原さん、種崎さん・本渡さんの3チームに分かれ、「同位体の絆」と題してチームの中で絆がどこか強いかを決めるゲームが行われました。ルールは複数の回答がある「お題」をかぶらないように答えるというもの。

「桃太郎のお供の動物は」「世界三大珍味は」「世界三大美女といえば」「血液型といえば」といった問題が出されましたが、3人全員野答えが違わなければならないパーソナリティーチームは大苦戦。残念ながら1問の正解もとることができず、着実にポイントを重ねた井澤さん・石原さんチームが種崎さん・本渡さんチームを突き放し見事優勝。副賞のケーキをゲットしました。

そして残念ながら負けてしまった2チームには「カメラに向かって仲良しポーズをする」という罰ゲームが……。パーソナリティーチームは指で星の形を模したポーズを決め、種崎さんと本渡さんは公式イラストのポーズをバッチリ決めました。なんと種崎さんと本渡さんは優勝したときと罰ゲームを想定して、事前にポーズを考えていたとのこと。作中で心を通い合わせる“同位体”コンビならではの息の合った様子に、客席からは大きな拍手が送られました。

ラジオの公録で大いに笑ったあとは、いよいよ本編の上映へ。登壇者の皆さんからひと言ずつ見どころが語られ、期待は否応なく高まります。

それぞれに悩みを抱える5人の少女たちの出会いと成長、そして絆を、東映アニメーションが60年間培ってきた技術力と表現力を集結し描かれた物語は観客を魅了し、上映が終了すると会場は大きな拍手がわき起こりました。

舞台が明るくなると、瀬戸麻沙美さん(小湊伊純役)、田上真里奈さん(ポコン役)、井澤詩織さん(日岡蒼役)、石原夏織さん(ルチア役)、小澤亜李さん(大道あさひ)役、M・A・Oさん(タドナ役)、種崎敦美さん(友立小夏役)、本渡楓さん(ダレン役)、黒沢ともよさん(都久井沙紀役)、新井里美さん(ルビイ役)が登場。さらに宮原直樹監督も加わり、最速で「ポッピンQ」を観た客席の皆さんへ挨拶が行われました。これまで、物語の内容に関してはほとんど公開されてこなかっただけに、キャストのみなさんが「感想が早く聞きたい！」と口々に言っていたのが印象的でした。

さらに瀬戸さん・伊澤さん・小澤さん・種崎さん・黒沢さんの5人が本作のエンディングテーマ「さよなら。ありがとう。」を初披露。卒業を控えた主人公たちの想いに重なる歌詞とやさしいメロディーが会場を包み込みます。

最後は再びキャスト陣と宮原監督が挨拶に登壇し、前向きに成長していく彼女たちの姿をスクリーンで見て欲しいという瀬戸さんの言葉でイベントは幕を下ろしました。

こうして「ポッピンQ スーパー・プレミアム・ミーティング」は終了となりましたが、突然場内が暗転。突然、謎の映像がスクリーンに。その衝撃的な内容に、客席からは大きなどよめきがわき起こりました。この映像は12月23日(祝)からの一般公開でも上映されるとのことですので、ぜひその目でチェックしてみてください。【取材・文＝小川陽平】

※種崎敦美さんの「崎」は、正しい表記は「立ち崎」ですが、機種依存文字のため「崎」表記しています。