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フレッシュなソロ曲初披露あり、真剣な口説き勝負あり!?「ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 03」発売記念イベント

2017年04月03日 17:14配信
フレッシュなソロ曲初披露あり、真剣な口説き勝負あり!?「ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 03」発売記念イベント

「ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 03」発売記念イベントより

「ウマ娘 プリティーダービー」のCD「STARTING GATE 03」発売記念イベントが3月18日(土)、東京某所で開催。ゴールドシップ役の上田瞳さん・ダイワスカーレット役の木村千咲さん・スペシャルウィーク役の和氣あず未さん・サイレンススズカ役の高野麻里佳さん、トウカイテイオー役のMachicoさんが出演しました。

おなじみのファンファーレが鳴り響き、全員で歌うテーマ曲「うまぴょい伝説」でイベントスタート。個人的には「STARTING GATE 01」発売記念イベント以来の「うまぴょい」ですが、同じ会場で3人→5人だとよりダイナミックに感じます。

上田さんと木村さんは「STARTING GATE」シリーズの発売記念イベント初登場でしたが、この曲は徳島の「マチ★アソビ」などのステージで歌い慣れたものです。客席との掛け合いもばっちりで、この曲の楽しさと無敵感だけでも「ウマ娘」は一見の価値ありです。

最初のコーナーは「新馬戦トーク」。ソロ曲やCDドラマを振り返るトークコーナーですが、今回は上田さんと木村さんの個性を見せるため、2人の漫才を見せることに。夜の部は和氣さんを(本人にも)サプライズで呼びこんでの「うえだわきむら」によるトリオ漫才にチャレンジしました。夜の部のみを拝見した身としては、上田さんと木村さんの2人で練習してきた漫才も見たかった!?漫才はいやだと熱くアピールする和氣さんの訴えが勝つのか、それとも、これは「うえだわきむら」物語の始まりなのか、今後の展開に注目です。

その後のトークでは、木村さんが「CDドラマでみんなと絡めて楽しかった」と掛け合いの演技の楽しさを、上田さんは「ガヤで張り切りすぎたので、どこで頑張ったのか探してほしい」と、ウマ娘たちを応援する観客を演じた際のエピソードを語っていました。

盛り上がったのがラジオ「ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~」より出張版「さんれんたん!」のコーナーでした。「さんれんたん!」は、お題に対する3つの解答候補から、会場支持率の順位を当てるクイズです。木村さん、上田さん、そして「ぱかラジッ!」チームがポイントを競います。

1問目は「木村千咲さんのイメージは? 1.きれいな人 2.面白い人 3.変な人」という問題。上田さんは「面白い人」、「ぱかラジッ!」チームは「きれいな人」を1位に挙げた一方、木村さん自身は「3-2-1」と、自ら変・面白イメージをアピールしていく戦略に出ました。この心意気が届いてか、正解は木村さん! 高野さんが「1-2-3」の解答を徐々にひっくり返して正解と言い張ろうとする空気を出した時、上田さんが「3人だからってなんでも通ると思ったら間違いだぞ!」と鋭く反応していたのはナイスツッコミでした。

2問目は、「あじゅじゅ(和氣さん)を一番うまく口説けるのは?」という「ウマ娘」らしい体当たりコーナーです。口説き演技には4人参加で的中難易度が上がるのですが、なんと全チームが1位に高野さん、2位に上田さんを指名しました。唯一の違いは上田さんと木村さんは3位にMachicoさんを指名。「ぱかラジッ!」チームは、口説かれ側の和氣さんの「まちょし(Machicoさん)はないな」との判断により、3位に木村さんを指名しました。

そして迎えた口説き実演。一番手の上田さんは、和氣さんは強引に押したほうがいいという判断で、腕をつかむと直球の愛のささやきを披露。ぽーっとした和氣さんが「よろしくお願いします」と即答してしまう見事な演技でした。

対抗したのはやはり一番人気の高野さん。「頑張っている君が好き!」というストレートな告白演技+タワーマンションを買ってあげる約束をするという、和氣さんが今までのイベントで見せたリアリストな一面をネタとして織りこみました。

和氣さんの評価は高野さんの勝利だったのですが、判定するのはあくまで会場。微差で上田さんの勝利という結果になりました。 ※なお、シュールな奇行に走ったMachicoさんは全会場合わせて0.5票、自分の大好きの言葉に赤面してしまった木村さんは0票という悲しい結果でした。

後半はミニライブコーナー。一番手は上田さんの「Goal To My SHIP」で、ステージに全力で駆けこんでくる勢いや「元気ですかー!」「元気があればどんなライブだって楽しめる!」という煽りがゴールドシップらしいです。客席を指差してリズミカルに身体を揺らす振付に合わせて、ポニーテールが元気にふるふるするのが印象的でした。掛け合いも多い楽曲なので、この曲は客席と一緒に育っていく曲になりそうです。

木村さんの「Rising Girl」はクールな楽曲と表情感、腰をくねらせるダンスがあいまって女帝めいた存在感があります。そんな中、歌い出しや間奏ではいたずらっぽくあかんべーをしたり、パパパッと連続で決めポーズ&決め顔を見せて違う一面を見せたりも。ここぞの決め方にはまだ進化の余地がありそうでしたが、初ソロステージとは思えないパフォーマンスでした。

続いて登場した高野さん。「STARTING GATE 01」発売記念イベント時の「Silent Star」初披露では感情の高まりが客席を満たすような圧倒的な表現を見せましたが、今回は涙と気持ちの高鳴りを少し抑えて、その分隅々まで意識が行き渡った繊細なパフォーマンスを披露。先輩として新人2人の頑張りを優しく賞賛した高野さんでしたが、先輩たちもまたひとところに留まってはいないことを身をもって示していました。

ラストは上田さん&木村さんのオリジナルメンバーに和氣さんを加えた3人による「ぼくらのブルーバードデイズ」です。3人が素直になれない心情をぶつけ合う曲頭の台詞の掛け合いが印象的な曲ですが、ウオッカ役の大橋彩香さんの気が強そうな台詞が和氣さんに変わると、ちょっと切ない感じになるのが面白いところ。楽曲やダンス自体にはアイドル的なキュートさがあって、「トゥルトゥティタッタ」のリズムに合わせた振付を揃える感じがとても良いです。木村さんは歌声もキュートに寄せていて、ソロ曲とのギャップがいいですね。「まわれまわれ」の歌声に合わせて会場がコールと気持ちをひとつにするあたりでは競馬場の絵が浮かぶようでした。

新人が入ることで、先輩たちも引っ張らなきゃ、とちょっと雰囲気が変わる面白さを感じたイベントでした。【取材・文=中里キリ】