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4Uが「ナナシス」初のユニット単独ライブ&ミニアルバム制作を発表!「Tokyo 7th シスターズ 3rd Anniversary Live」レポート

2017年05月02日 17:04配信
4Uが「ナナシス」初のユニット単独ライブ&ミニアルバム制作を発表!「Tokyo 7th シスターズ 3rd Anniversary Live」レポート

「Tokyo 7th シスターズ 3rd Anniversary Live 17’→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe」より

「Tokyo 7th シスターズ」(以下、ナナシス)のライブイベント「Tokyo 7th シスターズ 3rd Anniversary Live 17’→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe」が4月22日~23日、幕張メッセイベントホールにて開催され、篠田みなみさん、高田憂希さん、加隈亜衣さん、中島唯さん、井澤詩織さん、清水彩香さん、道井悠さん、今井麻夏さん、大西沙織さん、中村桜さん、高井舞香さん、桑原由気さん、水瀬いのりさん、渕上舞さん、前田玲奈さん、黒瀬ゆうこさん、川崎芽衣子さん、辻あゆみさん、長縄まりあさん、吉岡茉祐さん、山下まみさん、吉井彩実さん、藤田茜さん、植田ひかるさん、野村麻衣子さん、広瀬ゆうきさん、山本彩乃さん、巽悠衣子さんが出演しました。今回は23日昼の部公演を中心にレポートします。

今回のライブでは新発表も多く、2017年夏に777☆SISTERSとセブンスシスターズのニューシングル発売、2018年には「Tokyo 7th シスターズメモリアルライブ in 日本武道館」の開催が決定しました。そしてある意味一番のサプライズだったのが、23日昼の部に発表された「4U単独ライブを2018年1月大阪、2月東京で開催、4U 1stミニアルバム制作決定」でした。ナナスタのアイドルたちにとってはライバルである女子高生ガールズバンドユニットが「ナナシス」初のユニット単独ライブに挑戦します。

今回のライブは「ナナシス」では初の生バンド演奏で行われましたが、ステージにはバンドの姿はありません。セットの影から生音を届ける独特の構成は、4U、そしてライブ初出演のThe QUEEN of PURPLE(以下、QoP)というふたつのバンドユニットの演出と密接に関わっていると思います。両バンドはステージでメンバーが楽器を持ち、演奏する姿を見せながら生歌で歌い、演奏の音はプロの生バンドが出しています。

そして4UとQoP、ふたつのバンドのカラーの違いも見どころでした。本格的なロックテイストのQoPが登場したことで、4Uのポップな女子高生ガールズバンドテイストがより鮮明なステージになりました。象徴的だったのが、会場真ん中のステージに電子ドラムセットだけがでーんとセットされた4Uのステージ構成です。いつも口喧嘩しているエモコ(吉岡茉祐)とウメ(山下まみ)が目立ちますが、そんな2人をなだめているヒナ(長縄まりあ)がこのバンドの大黒柱なのが伝わってきます。特に「TREAT OR TREAT?」や「Lucky☆Luck」は、原曲以上に長縄さんの主役感がすごかったです。昼公演で暴れまくっていたのが吉岡さんで、生バンドの音を身体中で感じながらエモコ風にセットした髪を振り乱しまくっていました。背中合わせの至近距離で演奏する山下さんと吉岡さんのセッション感や、頭の上で2本のスティックを楽しそうに打ち鳴らす長縄さん。彼女たちは「演奏」を見せるのではなく、演奏中の彼女たちの「感情」や「関係性」をステージで表現していたのだと思います。瞳をギラギラさせていた吉岡さんは演奏後、どんな激しいダンスの後よりも汗だくでした。一方のQoPはカッコよさがあふれていました。真摯に激しく、歌声に全てを込める静の野村さんと、瞳を爛々とさせながら表情と全身で歌を表現する動の広瀬さんのコントラスト。そしてキャラクター性を全開に出してくる山本さんと巽さんも見事でした。

セブンスシスターズと777☆SISTERS、そしてLe☆Su☆Ca→Le☆S☆Caは、(昼夜公演合わせると)ほぼ全ての曲を、今できる最高のクオリティで見せるシンプルかつ出し惜しみしない構成でした。印象的だったのは、花道を設定したことで生まれた全力感と疾走感。曲中にもセンターステージからメインステージの端まで全力疾走が当たり前。その足取りやテンポにも表現の意図が垣間見えます。圧巻だったのは777☆SISTERSの「FUNBARE☆RUNNER」から「僕らは青空になる」の畳み掛けで、センターステージから花道をいっぱいに使ったパフォーマンスを展開。バトンを受け渡して行ったりの、これまでは一直線の「線」でつないでいた振付を、円でつなぐ「環」の動きで見せていたのはとても華やかでした。この2曲の全力で美しいパフォーマンスから、ステージにゆっくりと移動して歌声を揃えた「ハルカゼ~You were here~」までの3曲は「ナナシス」のこれまでの歩みの集大成と呼ぶにふさわしいものでした。

最後は、時が移ろっても変わらない「ナナシス」の原点、はじまりの楽曲。28人全員揃っての「Star Glitter」でライブは幕となりました。5月10日発売のニュータイプ6月号では、新たなステージに入る「ナナシス」とアニメ「t7s Longing for summer Again And Again 〜ハルカゼ」について、茂木総監督にインタビュー予定です。【取材・文=中里キリ】