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放送直前「このすば」福島&雨宮インタビュー[前編]

2016年01月13日 06:00配信
放送直前「このすば」福島&雨宮インタビュー[前編]

キャストを代表してカズマ役の福島潤さんとアクア役の雨宮天さんがインタビューに応えてくれました

いよいよ1月13日(水)から放送が始まるテレビアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」。異世界を舞台に軽妙なギャグとテンポで楽しませてくれる本作の大きな原動力となっているのが、作品を盛り上げようとテンション上げ上げでぶつかるキャストたちの全力演技です。

超個性的なキャラクターが揃う中、主人公のカズマ役の福島潤さんとアクアの雨宮天さんの2人にインタビューを敢行。その模様を2回に分けてお届けします。

前編となる今回は、カズマやアクアたちキャラクターの魅力とアフレコ秘話を聞きました。

――お二人が演じるカズマとアクアがどんなキャラクターなのか教えてください。

福島:カズマは普通の男の子ですよ。運がいいだけの普通の子。

雨宮:ええ? 性格は普通よりは…そんなことないですか?

福島:いやいや。あれだけ濃い人たちに出会ってしまったから、ああいう反応をするようになってしまったんじゃないですかね?

雨宮:なるほどー。そう言われると確かにこの辺も(と、めぐみん・ダクネスを指さしながら)ひどいですからね(笑)。

福島:確かに引きこもりで、ニートで、合わせて“ヒキニート”ですけど。そのわりにはすごいコミュニケーション取りません? 面倒なことは嫌いで、好きなことだけやっていたいと思う、今どきの普通の子だと思ったんですけどね。そのうち、カスマだのクズマだの言われ始めますけど、困ってる人を見過ごせない部分があったり、内側は真っすぐな子だと思うんです。

――アクアはどうですか?

雨宮:アクアは自分が女神だというのもあって、自尊心が高くて、わがままな子…なんですけど、おバカで愛嬌があるので、そこが憎めないんです。女神なのに、めちゃくちゃ人間らしい子だと思いますね。

福島:女神感がない子ですよね(笑)。

雨宮:欲望に忠実な感じで(笑)。

――カズマとアクアの関係ってどんな感じですか?

福島:ケンカばっかりですね(笑)。

雨宮:それか、アクアが泣きついてるか。もう、いつもギャーギャーしてますよね。いいケンカ友達? なんだかんだ言い争いながらもお互いにない部分を補い合って、支え合ってる気がしますね。

福島:金崎監督いわく、夫婦(めおと)漫才です。

――パーティーにはめぐみんとダクネスも加わってきますが、この2人はどんなキャラですか?

雨宮:めぐみんは重度の中二病なんですけど、見た目がロリッ娘だから、小さい子がごっこ遊びしてるような感じでかわいいなって思います。

福島:そのクセやることはえげつないっていうね。

雨宮:ダクネスは、まあ…変態ですね(苦笑)。

福島:変態とドMしかないような気がする。カズマの汚い言葉にも喜んでくれるし。

雨宮:変態ドM騎士(笑)。すごく防御力が高くて、性格的にもMなので、攻撃を受けることを厭わないというか、むしろ喜んでしまうという。すばらしい壁ですよね。

福島:壁って言い方、いいですね。壁、重要ですからね。パーティーには(笑)。

雨宮:でも、たまにしっかりしたお姉さんな部分も垣間見えたりして。ギャップの人ですね、ダクネスは。

福島:とにかく一点特化な人ばっかりのパーティーなので、誰に対してもツッコミどころ満載です。でも、それがいいバランスになっていると思います。

――アフレコ現場も賑やかな雰囲気なんですか?

福島:それこそ作中に出てくる酒場じゃないですが、そういう場所に集まっているような雰囲気です。

雨宮:テストの時からアドリブがすごいんですよ! まず福島さんが入れてきて、そこで笑いが起きて、他のみんなも負けじと入れていくという感じで。台本の時点でも十分おもしろいのに、現場でそれがもっとパワーアップして、本番では皆さん笑うのを堪えて下を向く、みたいな。そういう楽しさのある現場です。

福島:きっかけは監督の言葉なんですよ。「このすば」は会話を大事にしたいアニメなんだって。ただの受け答えじゃない、日常感のあるやり取りがほしいという話があり、じゃあ、台本にないこともいろいろやってみようと思ったんです。決められた感じにならないようにって。

――ジングルでもアドリブが効いているそうですね?

福島:ジングルは大変でしたね。最初に絵を見て、みんなでどうしようかと相談するんですけど…。

雨宮:いざ本番でやると全然合わなくて。「ああ、すいません!」、みたいな。

――アドリブに積極的なのは、やっぱり福島さんなんですか?

福島:確かにアドリブは好きですけど、みんなノリノリでしたよ(笑)。

雨宮:それも福島さんに触発されてですよ。こんなにやっていいんだ、なら自分もやってみようって。それで、もっとおもしろくしたいという気持ちがどんどん高まっていく感じです。

福島:ジングルって、最初はシーンの流れで誰かひとりが入れてたんですよ。それがたまたまテスト時にみんなでジングルを入れたら、「それ、おもしろいね」ってことで採用になったんです。その場のおもしろさを大事にしてくれる現場なんですよね。そういうひとつひとつの積み重ねがみんなの芝居を膨らませてくれているんだと思います。なにしろ僕、コスプレしてアフレコしてますからね。

雨宮:そうそう、そうなんですよ! 緑のジャージを持ってきて、わざわざ現場で着替えて収録してたんですよ。

福島:カズマのニート感を出すために(笑)。

雨宮:愛とやる気の詰まったスタイルですね(笑)。

福島:僕的にはあとひとつ事件があって、2話で、ジャイアントトード相手のとあるシーンがあるんですよ。そこでちらっと横を見たら、雨宮さんがファイティングポーズを取ってるんですよ!? その姿勢で「○○○○○ーー!!」って台詞を決めて。それを真横で見た時に、「俺、頑張んなきゃ」って思ったんです。それで胸の内のカギが開いて、吹っ切れましたね。

雨宮:頑張んなきゃって(笑)。

福島:強烈に覚えてますね、あの時の雨宮さん。本当にそういうことの相乗効果だと思うんです。

雨宮:全員が全力で。結果、無駄じゃないんですけど、無駄に全力と言ってもいいくらいの勢いで、その結果、「このすば」にしかない賑やかさ…というか、やかましさですね、もう(笑)。そういうのが生まれた気がします。

福島:アフレコは一度台本通りにやって、そのあとにアドリブを入れたパターンや、台詞の言い方を変えたパターンとかをいくつも録ってるんですよ。それを監督たちがどう料理しているのか、僕らも知らないんです。

雨宮:本当にそうですね。2話以降もオンエアを見るまで私たちもわからない。ファンの方たちと同じく、心待ちにしているところです。【取材・文=鈴木康道】

■テレビアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」

放送  :1月13日(水)よりTOKYO MX他で放送開始

スタッフ:

監督…金崎貴臣/シリーズ構成…上江洲誠/キャラクターデザイン…菊田幸一/美術監督…三宅昌和/色彩設計…吉田沙織/撮影監督…浜尾繁光/編集…木村佳史子/音響監督…岩浪美和/音響効果…小山恭正/録音…山口貴之/音響制作…HALF H・P STUDIO/音楽…甲田雅人/音楽制作…日本コロムビア/アニメーション制作…スタジオディーン

キャスト:

カズマ…福島潤/アクア…雨宮天/めぐみん…高橋李依/ダクネス…茅野愛衣/ルナ…原紗友里/荒くれ者…稲田徹/クリス…諏訪彩花/デュラハン…安元洋貴/ミツルギ…江口拓也/ウィズ…堀江由衣

リンク:アニメ公式サイト

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