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新海誠「本当に誇れる映画ができた」劇場アニメ「君の名は。」記念舞台挨拶レポート

2016年08月28日 19:33配信
新海誠「本当に誇れる映画ができた」劇場アニメ「君の名は。」記念舞台挨拶レポート

左から新海誠監督、上白石萌音さん、神木隆之介さん、長澤まさみさん

劇場アニメ「君の名は。」の公開記念舞台挨拶が8月28日(日)、TOHOシネマズ六本木が開催。立花瀧役の神木隆之介さん、宮水三葉役の上白石萌音さん、奥寺ミキ役の長澤まさみさん、新海誠監督の4名が登壇しました。

「君の名は。」は自主制作アニメーション「ほしのこえ」で各界に衝撃を与えた新海監督の最新作。観客に対する「サービス」を提供できれば(パンフレットより)という新海監督の言葉通り、封切り2日で59万人の観客動員数を記録しています。

動員数に関しての感想を尋ねられた新海監督は、今までこじんまりとした規模で作ってきたので数字に関して実感はないと答えつつも、26・27日の舞台挨拶ツアーで劇場を回った際には最前列に10年来のファンの顔が見えたが、今日は新しいお客さんが見えて新鮮、と感想を述べました。

本作は、主人公の瀧と三葉の入れ替わりが主題ですが、神木さんの全身を使っての必死のアフレコは上白石さんにヒントを与えたとのこと。「神木さんのアフレコを見学してたんですけど、三葉を演じる体勢が完全に女子だったんです。それを見て、私も瀧を演じる時は仁王立ちして、ポケットに手を入れて、見た目から男子になれるようにしました」と白石さん。

また、ガイド映像と台本を読んだ時点での長澤さんの奥寺ミキに対するイメージは、もっとキャピキャピしたギャルだったそうですが、リハーサルの段階で大人の女性に変わっていたとのこと。それは新海監督が長澤さんのイメージに合わせてキャラクターを変えてのことでしたが、そのため長澤さんは当初の演技プランではなく、ちょっとネットリ、女っぽさを意識して演じたそうです。

ところで、本作が全世界85の国と地域での配給が決定していることを伝えられた新海監督は、喜びの心境を明かしつつ、「グローバルやユニバーサルなものを作ろうとしたわけじゃなく、神社であったりとか、自分たちが暮らしてきたローカルな風景を描きたいと思いました。3.11があって、みんなが思ったであろう願いや祈りの気持ちを映画に込めたつもりです」と続けました。

最後の挨拶で、新海監督はキャスト、主題歌・音楽のRADWIMPS、200人を超えるスタッフへの感謝を述べ、「今は、本当に誇れる映画ができたような気持ちです。この映画が皆さんの中に少しでも残れば、作った甲斐があったと思います」とコメントを残しました。

劇場アニメ「君の名は。」は日本全国301スクリーンで現在大ヒット公開中です。