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魅裏怨の世界をライブや朗読で表現!「ミリオンライブ!」TA03発売記念イベント

2016年12月22日 15:12配信
魅裏怨の世界をライブや朗読で表現!「ミリオンライブ!」TA03発売記念イベント

「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 03」発売記念イベントより

「アイドルマスター ミリオンライブ!」(以下、「ミリオンライブ!」)のCDシリーズ「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 03」の発売記念イベントが、12月17日(土)に開催されました。

ゲーム内の投票で決まったアイドル&役柄によるボイスドラマと、出演アイドルによる新たなユニット曲やシリーズのテーマソングが収録されている「THE@TER ACTIVITIES」シリーズ。

「03」のテーマは『学園ホラー』で、出演メンバーは普通の子役・矢吹可奈(CV:木戸衣吹さん)、幼馴染役・佐竹美奈子(CV:大関英里さん)、転校生役・篠宮可憐(CV:近藤唯さん)、オカルト部の部長役・真壁瑞希(CV:阿部里果さん)、霊役・北上麗花(CV:平山笑美さん)。イベントには出演アイドルを演じる5人が集結しました。

「撮影裏話トーク」では、楽曲やドラマに関するトークを展開。雰囲気たっぷりの楽曲「赤い世界が消える頃」は最初に収録したのが歌唱力に定評のある平山さんだったそうで、阿部さんは「歌のお姉さんみたいで素晴らしかった」、木戸さんは「いい意味で不気味」とその表現力も絶賛でした。

また、間奏に入っているセリフの話題では、ドラマ内で大関さん演じる美奈子が霊(麗花)に取り憑かれてしまうということで、「美奈子は麗花とすべて同じセリフを被せている」といった裏話も。ドラマは5人全員揃って収録できたそうで、今回のイベントに向けたレッスンと合わせて、5人の仲が深まったというエピソードも明かされました。

続いてコーナーは、特定のアイドルのスピンオフストーリーを、キーワードを使ったリレー小説形式で考える「スピンオフ!魅裏怨を作ろう」。北上麗花のスピンオフでは「メイド喫茶」「パリピ」「ゆく年くる年」が選ばれるなど、今回は年末や冬にちなんだキーワードが多数登場しました。

リレー形式ということで、5番目には“オチ担当”としての期待がかかりますが、じゃんけんに負けて5番目になった人は、悩みながらもなんとかオチをひねり出していました。そんな中、今回光っていたのは近藤さん。最初のお題こそ良いオチが出ずにうなだれていましたが、次にオチ担当になった時や4番目になった時のラストパスなどはしっかり考えている印象で、いい味を出していました。特に、途中で見せた「瑞希のモノマネ」のクオリティの高さも会場がどよめくほど。

他にも、木戸さんはそれまでのストーリーをぶった切って別展開にしてしまう荒業。「金融ビッグバン」という単語の意味が誰もわからないでいた時には、1人目の平山さんが「どっかーん! まさか、これが噂に聞く金融ビッグバン!?」と麗花をほうふつとさせる発言で沸かせてくれました。

その後には、正式な後日談「『魅裏怨』エピローグアフターストーリー」を生朗読。試写会の前のトークショーの内容が変更になり、急きょ“怪談”を披露することになった5人。

なにか話すことはないか考えて、試しにひとりずつ披露していきます。瑞希の話に登場した“リトル瑞希”が最後にイリュージョンとして帽子から飛び出したり、美奈子が幽霊の声だと思ったのは個人練習していた可奈の歌声だったり、怪談ではないけど個性あふれる話が続きます。そしてラストは、怪談じゃないと“本人は”思っている麗花の話が実は…という、TA03らしいちょっぴりゾクッとさせられるものでした。

ライブコーナーでは収録されている2曲を披露。ステージが真っ赤に染まってから始まった「赤い世界が消える頃」は、木戸さんのまっすぐな声と弾むようなステップ、大関さんの魂がこもったパワフルな歌声が特にインパクトがありました。阿部さんや近藤さんはキャラらしさの中に力強さを携え、平山さんはその歌声でオドロオドロしさも感じさせてくれます。

また、幽霊をイメージした振り付けや、「みいつけた」で縦に並んでひとりずつ広がっていくところなどのフォーメーションダンスも見どころ。動き自体だけでなく、ちょっとしたしぐさや表情は入りこんでいる感が強く、ステージに“魅裏怨”の世界が広がっていました。

ダンスや振り付けということでは、「DIAMOND DAYS」の「仲間がいるって最高」のところも印象的。5人がメンバーの顔を見てからくるっと回転し、満面の笑顔でプロデューサーたちも含めて全員を見渡すのはとてもいい光景でした。

曲間に行われた挨拶では、自身が演じるアイドルを投票で選んでくれたことに感謝を述べるメンバー。そして、今回の主役とも言える普通の子役の木戸さんは、夜の部でずっと抱えてきた思いを口に。

もともと普通の子役は得票数1位だった田中琴葉になる予定でしたが、種田梨沙さんの療養にともない、得票数2位の矢吹可奈に変更となったという経緯があります。

代理ということで最初は複雑な気持ちでどうしようか悩んだこと、でも琴葉や琴葉のプロデューサーのため、そして可奈のプロデューサーのためにも精一杯頑張ろうと思ったこと、そんな正直な思いを涙ながらに話した木戸さん。「元気になって戻ってこられるように待っていたい」との言葉はみんなの思いでもあるでしょう。

以前ライブで号泣してから「ステージ上では涙を見せない」と決意し、大きなステージでも毅然とした姿を貫き通してきた木戸さんが見せた涙。それだけ責任感とプレッシャーを感じ、彼女がどれだけ役に対して真摯な思いで取り組んでいるのかがうかがえる瞬間でした。

同時に、スッと舞台裏から涙を拭くタオルを取ってきた大関さん、抱きしめて頭をぽんぽんとする平山さんなど、全員が木戸さんの思いを受け止めて一緒に頑張っているのも伝わってきます。そんなミリオンスターズの絆を強く感じられるリリースイベントとなりました。【取材・文=千葉研一】

<ライブコーナー セットリスト>

01. 赤い世界が消える頃

02. DIAMOND DAYS