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上坂すみれ、両国国技館で熱唱!笑顔の全部入りソロライブ「上坂すみれのひとり相撲 2016~サイケデリック巡業~」開催

2016年12月26日 06:00配信
上坂すみれ、両国国技館で熱唱!笑顔の全部入りソロライブ「上坂すみれのひとり相撲 2016~サイケデリック巡業~」開催

上坂すみれさん初の両国国技館ソロライブ「上坂すみれのひとり相撲 2016~サイケデリック巡業~」が12月23日(祝)に開催されました

12月23日(祝)、両国国技館にて上坂すみれさんのソロライブ「上坂すみれのひとり相撲 2016~サイケデリック巡業~」が開催されました。

本番直前には上坂さんの記者会見も開催。艶やかな衣装で現れた上坂さんは、初の国技館となるこの日の心境を聞かれると、「すごく広くて…出演者ひとり、なのかな…。大きい会場だと思いますけど、頑張ろうと思います」と至って穏やかなテンションで打ち明けました。ライブタイトルの意味については「打ち上げのノリで決まったので、特に意味はないです」と答えて記者たちを爆笑させると「巡業と言いつつ1公演しかないので、打ち上げで決めるのはよくないなと思いました」とセリフツッコミも。

ライブの見どころについては「世の声優ライブに詳しわけではないのですが、あんまりお相撲を題材にした若手女性声優はいないだろうと。そういう変な着眼点に見どころがあると思います」と話しました。ライブを控えて不安はないのかという質問には「不安しかないですけど…」との言葉。それを聞いてざわめく記者たちを気にせず「でも、やれと言われたのでやるしかないです」と続けました。

前回のライブ会場が中野サンプラザ、今回が両国国技館と順調に会場の規模がステップアップしています。次の会場はいよいよ日本武道館?と話題が出ましたが、「中野サンプラザに戻ってもいい…(笑)」とまさかの返し。記者たちをどよめかせると、「もともと私のアーティストぶりは一般向けを狙っていないので、武道館に行くとなるとどうしよう…。すっごい、すっごいかわいい歌を出すしかないですけど、なかなかそこまでは思い至りませんね」と笑顔で続けました。ライブ直前にも関わらずピリピリした様子もなく、にこやかに取材陣に応じ、力士たちを従えた写真撮影も含めた記者会見を終えました。

■絢爛豪華、魅力がつまったライブがそこに!

会場中央には「出べそステージ」と呼ばれる正方形のセンターステージが設置され、そこから伸びる花道はメインステージへと繋がっています。メインステージ上手下手にそれぞれ中継・幕間映像用のスクリーンがつり下げられ、ステージセンター後方の登り階段は、襖に繋がっているという和風アレンジのセットが印象的でした。

ライブ開始時間、上坂さんが不在のまま、出べそステージ正面に設置された実況・解説席から、まさかのプロレス的な掛け合いによるオープニング。解説者はキングレコードの須藤孝太郎さん。4500名満員の“同志”(=上坂さんファン)を背負って興奮しつつも、すっとぼけたコメントを連発する姿には会場が湧きました。控え室の様子がスクリーン中継されると、ひとりでズブロッカの瓶を2つほど空けたという上坂さんが鏡前で興奮状態にあり、会場をさらに煽ります。

「赤コーナーより上坂すみれの登場です!」というアナウンスで、いよいよ上坂さんが屈強でヒールな男たちを従え入場。手には飲み干したズブロッカの空き瓶! 大歓声の中辿り着いたのは実況席の前。上坂さんがズブロッカの瓶を須藤さんの前へ突き出すと一気に緊張状態へ。須藤さんはおもむろにその瓶を受け取り、代わりに「始まりだ!」と言わんばかりの表情で差し出したのはマイク。今、上坂さんの手に、マイクが握られたのです――!

ギミック満載のオープニングが終わると上坂さん自らのタイトルコールと共に「パララックス・ビュー」(3rdシングル)でライブがはじまりました。和装、腰からは「両国」「猛将」と書かれた2枚の帯を下げ、会場を煽っていきまます。最初のMCでは満席の会場を見て「すごーい」と感嘆。本人も満席になるとは思っていなかったらしく、ありがとうございますと興奮気味に頭を下げました。

「げんし、女子は、たいようだった。」「恋する図形(cubic futurismo)」などのヒット曲をはじめ、「テトリアシトリ」「繋がれ人、酔い痴れ人。」といった打ち込みでも同志を盛り上げ、「SUMIRE #propaganda」ではミニマルに繰り返される上坂さんの振り付けが、バックの襖に映し出された影とシンクロしていく幻想的なパフォーマンスへ。

小休止の幕間にはじまった映像では上坂さんの他、杉田智和さんやマフィア梶田さんがゲスト出演! 台本はほぼ杉田さんの執筆というアニゲラ風バカバカしいシュールなコントが会場を笑いの渦に巻き込んでいきました。

仕切り直して始まったのはメタルサウンドが中心の濃密なステージ。「閻魔大王に訊いてごらん」ではステージ上を何本もの火柱が立つ特効演出で歌を盛りあげます。続く「冥界通信~慕情編~」では雪が舞い、「FLYERS」では空中演技「エアリアル」の共演と絢爛豪華なパフォーマンス。

途中、18名のドスコイダンサーズによる土俵入りを挟みつつ、初お披露目となった新曲「サイケデリック巡業」でトロッコに乗り込み、客席のすぐ近くまで。同志に手を振る姿もたのしそう。「我旗の元へと集いたまえ」ではコール&レスポンスを、「文豪でGO!」でテルミンを披露し、「♡(はーと)をつければかわいかろう」では同志からのコールを募る――あれよあれよと会場をひとつにまとめ上げ、「革命的ブロードウェイ主義者同盟」でダンサーズも全員集合して大行進的ステージ演出でフィナーレ。

…ところが、取り組み(ライブ)に物言いが付いたという字幕が現れると、アンコールならぬ「取り直し」コールが会場から投げかけられ、上坂さん再登場となりました。ここで何と、2017年4月からはじまる上坂さんの冠テレビ番組企画が進行中だとの重大発表が! タイトルは「上坂すみれのヤバイ○○」。上坂さんは「ヒドいことをやらされそうな気しかしません」と笑いながらも同志に報告。会場は歓声に包まれました。

大フィナーレは「七つの海よりキミの海」。パフォーマー全員が改めて勢揃いし、賑やかにステージを彩りました。すべてのパフォーマンスを終えた上坂さんは、ステージを端から端まで走り、客席と一緒にジャンプ。12月19日(月)に25歳の誕生日を迎えたばかりの主役を同志が声援でお祝いすると上坂さんは「あ、忘れてた! 25歳になりました! ありがとう~!」と応えました。最後は上坂さんのライブでお馴染み「生産、団結、反抑圧!」コールで締め。細かいところにまで思いと遊び心と本気の演出が行き届いた贅沢な贅沢な約3時間、上坂さんはたったひとりで駆け抜けていきました。【取材・文=細川洋平】

<セットリスト>

1、パララックス・ビュー

2、Inner Urge

3、キャラメル桃ジャム120%

4、げんし、女子は、たいようだった。

5、すみれコード

6、恋する図形(cubic futurismo)

7、テトリアシトリ

8、繋がれ人、酔い痴れ人。

9、SUMIRE #propaganda

【特別映像】

10、閻魔大王に訊いてごらん

11、冥界通信~慕情編~

12、FLYERS

13、罪と罰-Sweet Inferno-

14、サイケデリック純情(band inst)

15、サイケデリック巡業

16、我が旗の元へと集いたまえ

17、来たれ!暁の同志

18、文豪でGO!

19、♡(はーと)をつければかわいかろう

20、革命的ブロードウェイ主義者同盟

【アンコール】

21、ココロ*パレット

22、七つの海よりキミの海