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5月21日(日)、「i☆Ris 3rd Live Tour 2017~Fan+6=∞~」が中野サンプラザで開催されました。ここでは昼夜行なわれた公演の内、昼公演の模様をお届けします。
全国9カ所を巡るツアーのちょうど折り返しとなる公演は、序盤から「Make it!」「DIVE TO LIVE」などパワフルな楽曲が目白押し。その間に行われたMCで、東京出身の芹澤優さんは「今までもツアーはやっていたけど、いつも東京はファイナルで芹澤凱旋という感じでもなかった。でも今日くらいはいいよね」とアピールし、2100人の観客と「ただいま!」「おかえり!」のコールアンドレスポンス。するとほかのメンバーから「ただいま言うとるけど、ほぼ東京おるやろ!」と鋭いツッコミが入り、観客を笑わせていました。
昼公演はソロパートが多い内容で、メンバーはそれぞれに独自の世界観を体現していきます。「POLKA DOTSです!」の言葉で現れたのは茜屋日海夏さんと、サプライズで登場したタカオユキさん。ふたりは、これまでの公演では茜屋さん単独で歌ってきた「劇場版 トリニティセブン-悠久図書館と錬金術少女-」挿入歌「LOST DAYS」でツインボーカルを響かせると、続けて最新曲である「劇場版FAIRY TAIL -DRAGON CRY-」主題歌「WHAT YOU ARE」を熱唱。「ふたりで歌うってこんなに心強いんだ」(タカオさん)、「ゆっきーがいて安心した」(茜屋さん)と振り返ったように、ユニットとしての初ライブと思えないほど息の合ったパフォーマンスを見せます。
ソロパートのトリを務めたのは、ソロデビューを果たしたばかりの芹澤さん。自身のミニアルバム「YOU&YOU」からリード曲「Voice for YOU!」を届けた上で、この日は特別に「かわいくてキュンキュンって感じの曲」という「Kiss! Kiss! Kiss!」を初披露。曲名の通り客席に投げキスを飛ばし、ファンをよろこばせました。
「Realize!」で本編を終え、迎えたアンコールは「幻想曲WONDERLAND」からスタート。宙に浮いたブランコに座って登場したメンバーは、2番からステージに降りていつものようにダンスを交えてパフォーマンス(この日の久保田未夢さんの最後のセリフは、芹澤さんのソロパートをイジって「Kiss! Kiss! Kiss!」)。その勢いのままラストまでテンション高い楽曲で駆け抜け、ツアー前半のラストを盛大に締めくくりました。
なお夜公演では、7月17日(月・祝)にかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで「i☆Ris 結成5周年記念Live」(仮)を開催することが発表されています。
【取材・文=はるのおと】