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水木一郎&水樹奈々のWミズキが初共演で「Z」!「スパロボ」25周年イベントレポート

6月4日(土)、舞浜アンフィシアターで「スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭2016 ~25周年の感謝をこめて~」が開催されました。

ファミリーコンピュータで発売されて以来、さまざまなハードで90以上もの作品がリリースされてきた「スパロボ」こと「スーパーロボット大戦」シリーズ。その25周年を記念して開催された本イベントに、多くの声優やアーティストが駆けつけました。

ゲーム情報を中心にした第1部では、オリジナルロボットの活躍を描く「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」、スマートフォン用ゲームとして人気を博している「スーパーロボット大戦X-Ω」の最新情報に加え、2017年にリリース予定の新作「スーパーロボット大戦V」が発表されました。

この作品には「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」や「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」などと並んで「勇者特急マイトガイン」が初参戦。同作で初共演したという檜山修之さん・緑川光さん・置鮎龍太郎さんの3人は、20年以上の時を経ての参戦に「まさか」と驚いたのとこと。また、鈴村健一さんや水樹奈々さんにとっては「放送当時に観ていた」ということで、「スパロボ」に出演するロボットアニメの幅広さを感じさせます。

さらに戦艦がメインで活躍する作品ながら「スパロボV」で驚きの参戦となった「宇宙戦艦ヤマト2199」について、シリーズの総合プロデューサー・寺田貴信さんは、ずっと以前からの念願だったと告白。それが今回バンダイナムコエンターテインメントから声がかかり、ようやくの参戦が実現したそうです。

そしてゲーム紹介コーナーのラストでは、ささきいさおさんが登場。「宇宙戦艦ヤマト」を歌い上げて「スパロボV」の船出を祝いました。

アーティストライブ面の第2部は、“アニソン界の帝王”水木一郎さんによる「鋼鉄ジーグのうた」「コン・バトラーVのテーマ」といったロボットソングアンセムからスタート。続けて「俺の好きな歌」だというゲーム内の戦艦をイメージした壮大なバラード「鋼の方舟」で、「スパロボ」への厚いリスペクトを表明します。

一方、神谷明さんのナレーションという豪華過ぎる演出とともにステージに現れたささきさんは、「ゲッターロボ」や「いざ行け!ロボット軍団」で往年のロボットアニメファンを喜ばせました。

続いて、初参戦が決まった「クロスアンジュ」の主題歌である「禁断のレジスタンス」で、水樹奈々さんが歌手としてステージに再登場。また、自身も声優として出演した「無限のフロンティア EXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ」のテーマソング「UNCHAIN∞WORLD」ではスタンドマイクを手に圧巻のステージジングを見せます。

ライブコーナーのラストを飾ったのは、数多くの主題歌を「スパロボ」に提供してきたJAM Project。代表曲「SKILL」が途中で途切れるトラブルに見舞われても、すぐに笑いに転換して会場のテンションを保っていたのは、さすがベテランらしい落ち着きぶり。最後は水木さんをステージに迎え、初めての「スパロボ」主題歌である「鋼の救世主」をともに歌って第2部を終えました。

挨拶を挟んで、イベントの最後を飾ったのはこの日の出演者全員による「マジンガーZ」。ここでは水木さんと水樹さんの“Wミズキ”が初めて一緒に歌うという場面もあり、「スパロボ」25周年を祝うスペシャルなイベントは熱狂のうちに幕を下ろしました。【取材・文=はるのおと】

リンク:「スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭2016 ~25周年の感謝をこめて~」公式サイト

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