新作&おすすめアニメのすべてがわかる!
「月刊ニュータイプ」公式サイト
新しい音楽の旅の幕開け。GENERATIONSのボーカリスト・数原龍友がソロアーティスト・KAZとして2枚目のアルバムをリリースします。2024年12月にソロとして初のアルバム「STYLE」をリリースして以降、さまざまな土地でLIVEを行い、歌声を披露してきました。“歌で日本を繋ぐ”をテーマに「ACOSTIC LIVE」で47都道府県をめぐるといった活動をするなど、自分自身の歌を送り届けてきました。グループでは力強い歌声で多くのファンを魅了してきた彼が、KAZとして歌う素顔のメロディ。セカンドアルバム「LIFE GOES ON」には彼の表情豊かな歌声が詰まっています。このセカンドアルバムに収録した楽曲についてお話を伺いました。
――「LIFE GOES ON」はソロとしては2枚目のアルバムとなります。今回のアルバムはどんな方向性のものにしようとお考えでしたか。
KAZ グループ(GENERATIONS)の活動と違って、このソロは自分のライフスタイルから生まれる楽曲を中心にしているんです。自分の性格上、何かに縛られることが得意じゃない。「アルバムをめざしてやりましょう」とか「ライブをめざしましょう」とか、そういう目標を定めるのではなく。いいインスピレーションが生まれたり、書きたいなと思う気持ちが高まったりしたときにできた曲を集めて、結果的にアルバムになったという感じです。ファーストアルバムから少し時間が経ちましたが、自分自身を感じるアルバムをつくることができたかなと思っています。
――そうなると、これまでにつくり溜めていた楽曲もアルバムに収録されているという感じですか。
KAZ そうですね。つくり溜めていた楽曲もあるし、ライブで披露していた楽曲や友人のためにつくった楽曲もあります。たとえば「Better Believe It」という楽曲はMLBロサンゼルス・ドジャースの投手・山本由伸くんのためにつくった楽曲です。僕が語学留学に行くタイミングで、彼も日本から離れて。お互いに慣れない環境だったのでよく試合を見に行ったり、食事に行かせてもらっていたんです。そうしたら昨年ドジャースが優勝して、彼がMVPを受賞するという華々しい成績を上げた。近くにいる人が世界一の投手になったことは自分のことのようにうれしかったんだけど、それに刺激を受けないわけがなくて。僕ももっと頑張らないとなと思って一曲つくったんです。
――「Better Believe It」はこのアルバムの1曲目、リード曲ですね。
KAZ はい。由伸くんは世界中の野球少年たちの希望になったはずだし、僕には彼へ感謝の気持ちがあって。その気持ちが止まらなくなったので、ギタリストの上條頌(Sho Kamijo)さんにトラックをつくってもらったんです。自分としてはこういうアップテンポな楽曲を歌ったことがなかったのですが、由伸くんも挑戦して栄光をつかみ取ったんだから、僕もやってみようと。英語多めの歌詞を書いて、メロディをつくっていきました。彼に楽曲を贈ったら「こんな経験初めてです」ということばをくれたのがうれしくて、もっともっとやらなきゃいけないことがたくさんあるなと、大きな刺激をもらいました。
GENERATIONSと並行しソロ活動も行なうKAZさん
――「T&W」は作詞・作曲(共同)をKAZさんが担当。愛犬に捧げる歌だそうですね。
KAZ これは愛犬……家族へのラブソングです。こういう曲はグループではできないですよね。愛犬は殿(との)と若(わか)っていうんですけど、彼らに楽曲をあげたいなと思っていたんです。ただただありがとうという気持ちと、いつか来るかもしれない別れに備えてみんなにも殿と若を愛してもらいたいなと思って、楽曲をつくったり、MVをつくりました。たまに家のテレビでこの曲のMVを流すんですよ。すると、彼らも反応してくれるんですよね、やっぱり。それがめっちゃかわいいんですよ。僕がライブツアーを終えて家に帰ってくると、玄関まで走ってきてくれて。膝の上でぴょんぴょんと跳ねてくれる。癒やされるし、新たな活力をもらえるんです。僕ひとりで生活していたら生まれるはずがなかった感情や時間をくれたことへ、僕にしかできない感謝のプレゼントをあげることができました。
――「Avocado feat. Airi Suzuki」は鈴木愛理さんとのデュエットコラボ。レコーディングはいかがでしたか。
KAZ もう最高でしたね。実はこの曲はファーストアルバムに入れたくてつくっていた曲だったんです。でも、愛理ちゃんがすごく忙しい時期でレコーディングが実現しなかったんですね。でも、どうしても愛理ちゃんに歌ってほしくて、時期を待って熟したアボカドになりました! 彼女にとってはあまり歌ったことのないタイプの楽曲だったろうし、全然練習していないですなんて言っていたけど、どれだけ歌い込んできてくれたのかは歌を聴けばすぐにわかるじゃないですか。最初から完成度の高い歌で、そういうところも彼女が多くの人から応援されている理由なんだろうなと。想像のはるか上を行く仕上がりになりました。
――なんと浜田雅功さんと槇原敬之さんによる名曲「チキンライス」のカバーも収録されています。
KAZ 冬になると僕も必ず聴いていますが、日本の名曲ですよね。僕はダウンタウンの浜田さんと同郷で、兵庫県尼崎市浜田町の出身なんです。通っていた小学校は浜田小学校で、遊んでいた公園が浜田公園というんですよ。当時から、これ絶対、浜田さんの土地だろうと言われていたんです。ある番組で浜田さんといっしょに地元を回るロケをさせていただいたことがあるんです。2人でママチャリを漕ぎながら、尼崎市のいろいろなスポットを紹介していって。最後に「ここ浜田さんの街なんですか?」と尋ねたら「しらん!」と言われました(笑)。そんなご縁もあったので、直談判で「『チキンライス』をカバーさせていただけないでしょか?」とお願いしたんです。そうしたら「いいよ」とお返事をいただくことができました。名曲を歌い継ぐことで、この曲をまだ知らない若い子にも、このよさを知っていただければうれしいです。
――まさしく地元の縁があって実現したカバー曲だったんですね。
KAZ MVは地元の尼崎で撮らせていただきました。浜田公園にも行きましたし、浜田小学校の屋上でも撮影しました。個人情報ダダ漏れなんですけど(笑)。地元愛と家族愛を感じてもらいたいです。
――そしてEXILEの代表曲「Choo Choo TRAIN」のカバーも! 改めてこの曲を収録した思いをお聞かせください。
KAZ 2019年ごろからソロの活動を始めていて、コロナ禍でどうしても思うような活動ができなかったときに、ストリートライブとアコースティックライブを始めたんですよ。そのときにEXILEの曲を歌ったら、反響がすごくて。歩いている人の足が本当に止まるんですよね。中でも「Choo Choo TRAIN」はみんなで盛り上がれる。先輩たちといっしょに数えきれないほどのステージで歌ったり踊ったりしてきた楽曲なんですが、コロナ禍が明けてエンタメのかたちが変わろうとしたときに僕を助けてくれた曲でもありました。リスペクトと感謝の思いを込めて、今回のセカンドアルバムでカバーさせてもらいました。
【取材・文:志田英邦/撮影:田上富実子】
■KAZ 2nd ALBUM「LIFE GOES ON」
発売中
DL& Streaming:https://avex.lnk.to/lifegoeson
CD Shop:https://avex.lnk.to/lifegoeson_pkg
■KAZ LIVE TOUR 2026 ‶LIFE GOES ON″
2026年4月18日(土)宮城・仙台PIT
2026年5月13日(水)神奈川・KT Zepp Yokohama
https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/40095/
GENERATIONS公式アーティストページ
GENERATIONS Vocal 数原龍友 KAZ Official X(旧Twitter)・@ryuto_staff