新作&おすすめアニメのすべてがわかる!
「月刊ニュータイプ」公式サイト
3月25日(土)・26日(日)、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2017」。26日のレッドステージで、アニメーション映画「GODZILLA」スペシャルステージが開催されました。
1954年に誕生して以来、長らく続いてきたゴジラシリーズですが、今作はアニメであることに加え、静野孔文さん・瀬下寛之さん・虚淵玄さんといった豪華スタッフを揃え、更に史上初の3部作構成で描かれるとあって、注目作となっています。
プロモーションムービーが公開されたあと、宮野真守さん(ハルオ・サカキ役)、櫻井孝宏さん(メトフィス役)、花澤香菜さん(ユウコ・タニ役)、杉田智和さん(マーティン・ラッザリ役)、梶裕貴さん(アダム・ビンデバルト役)、諏訪部順一さん(ムハエル・ガルグ役)がそれぞれひと言コメントしながら登場。花澤さんは「ミニラに似ている花澤香菜です」と会場のひと笑いを誘っていました。
花澤さんにつられて、というわけではないでしょうが、この日のステージは他のキャストも小ボケを挟んでくることが多々。
演じるキャラクターを紹介するパートでは、宮野さんが演じるハルオ・サカキとの共通点を聞かれ「人間であること」が答えると、続く櫻井さんも「異星人であることですかね」とボケを重ねます。さらに屈強な体格の異星人であるムルエル・ガルグを演じる諏訪部さんも「褐色と言えば諏訪部かな」と続け、会場に笑いを起こしていました。
この日初めて公表されたキャラクター設定は、地球人・異星人といった属性や性格、人間関係も含めた詳細なもの。もしかすると、ゴジラよりも人間ドラマがメインに描かれていくのか? 期待は膨らむばかりです。
プレスコ(音声を先に収録して、映像をあとから作る手法)で収録されたという本作。花澤さんは、設定資料の多さに「SF小説かと思った」と驚きを語りました。そのハードな設定のSFがたっぷり味わえるムービーも会場ではいち早く流され、その出来栄えにはキャストも息を飲んでいました。
アニメーション映画「GODZILLA -怪獣惑星-」は11月全国公開です。【取材・文=佐藤京一】