「9-tie」初の生パフォーマンスをお披露目！ 「SELECTION PROJECT」メインテーマCD発売記念イベントレポート！

アイドルをめざす少女たちが仲間でありライバルとしてオーディションバトルに挑む姿を描くTVアニメ「SELECTION PROJECT」。そのメインテーマCDの発売を記念したイベントが10月30日に東京・秋葉原にて開催されました。この日はキャスト９名によるユニット「9-tie」（キューティー）が登壇し、初めての生パフォーマンスを披露するとあって会場に詰めかけたファンも大きな期待に胸を膨らませていました。

第１部の開演時間になると、美山鈴音役・矢野妃菜喜さん、花野井玲那役・水野 朔さん、濱栗広海役・南雲希美さん、今鵜凪咲役・荒井瑠里さん、八木野土香役・羊宮妃那さん、淀川逢生役・岩橋由佳さん、小泉 詩役・白河みずなさん、山鹿 栞役・花井美春さん、当麻まこ役・下地紫野さんの9名がキャラクターの紹介映像とともにひとりずつステージに登場。

メンバーを歓迎する拍手とバックで流れる音楽に合わせた手拍子で会場は早くも盛り上がりを見せていました。メンバーそれぞれの自己紹介の後は、ここまで放送されたTVアニメを振り返るトークコーナーへ。ちょうどイベントの前日に放送された＃05「有頂天トラブルメーカー」を含む直近３回（＃03、＃04、＃05）が、作中で結成された３つのユニットのライブシーンがお披露目される回だったこともあり、各ユニットのライブを見ての感想や楽曲のレコーディングにまつわるエピソードが話題の中心となりました。ロックでかっこいいGAPsCAPsの「NOiSY MONSTER」、その名の通り弾ける元気さが魅力のSplasoda°「SPARKRASH」、そして対照的な個性をもった２人の歌声が美しく響き合うSuzu☆Renaの「B.B.」と、三者三様の楽しみ方ができる３曲を収録したユニットソングCDは12月22日に発売されるので、そちらもぜひお見逃しなく！

続いてのコーナーは「かわいいセリフSELECTION」。これはイベント当日がハロウィン＝仮装をする日の前日ということで、いろいろなキャラクターになりきってかわいいセリフを言ってもらおうというもの。メンバーは用意された箱の中から指定されたキャラクターとセリフが書かれた紙を選んで、ひとりずつかわいいセリフをお披露目していきます。

もちろんただセリフを言うだけではなく、「SELECTION PROJECT」のイベントらしく誰がいちばんかわいかったか白黒つけようということで、会場のお客さんの拍手によるエールで１位を決めることになりました。順番に紙を引いて決まった各メンバーがなりきるキャラクターはドジっ子メイド（矢野さん）、ふわふわ妖精（水野さん）、ツンデレバンパイア（南雲さん）、わがままお嬢様（荒井さん）、セクシー魔女（羊宮さん）、寂しがり屋のオバケ（岩橋さん）、寝ぼけたゾンビっ子（白河さん）、強気な女海賊（花井さん）、マイペース猫（下地さん）と、どれもクセの強いものばかり。

ひとりがセリフを言うごとに、お客さんが声を出せないぶん周りのメンバーが思い思いのリアクションで盛り上げます。恥ずかしがりながらも熱演する姿はどれも素晴らしく、拍手による審査も最後までもつれ、最終的にはこの日のMCを務めた矢野さんの独断と偏見で下地さんが優勝となりました。

感染症対策に配慮した３分間の換気タイムをはさんで、後半はいよいよお待ちかねのライブコーナーへ！　記念すべき「9-tie」」初の生パフォーマンス、１曲目に披露したのはTVアニメのオープニングテーマ「Glorious Days」です。

もうすっかりおなじみとなったイントロから始まる楽曲ですが、心なしかステージ上のメンバーも客席で見守るファンの間にも緊張が漂っているようす。しかし、そんな緊張感を吹き飛ばすかのような熱のこもったパフォーマンスに、見る側もあっという間に引き込まれていきました。複雑に入れ替わるフォーメーションも、ひとりひとりに見せ場のあるダンスも、きっとこの日のために一生懸命練習してきたことでしょう。その思いにこたえるかのように、サビの振付けを一緒になって踊って楽しむファンの姿も見受けられました。１曲やりきったところで、自然と巻き起こる大きな拍手。緊張の初パフォーマンスは大成功となりました。

 

 

 

続けて披露したエンディングテーマ「Only one yell」はしっとりとしたバラード調の楽曲で、９人は横一列となって歌います。そのなかでも印象的だったのは、親指と人差し指で輪を作り、さらに小指を立てた手を振るしぐさ。この手の形は「９」の字に見立てているということで、これからも「9-tie」を象徴するポーズとなっていきそうです。

 

 

ラストはメインテーマCDに収録されているもう１曲の「SELECTION HEROINE」を披露。こちらはポップでかわいらしい楽曲ですが、振付けはなかなかハードな動きの連続。それでもライブのなかでだいぶ緊張も和らいできたのか、心から楽しんでパフォーマンスしているように見えました。３曲すべてのパフォーマンスを終えたところで、改めて会場からは盛大な拍手。「9-tie」にとっての歴史的な瞬間に立ち会えたことに感動しつつ、来年1月30日に開催が決定している1stライブに向けての期待もますます大きくなりました。

 

 

 

 

 

 

イベント終演後はステージ上からメンバーがファンをお見送り。温かい雰囲気に包まれたまま「SELECTION PROJECT」初の有観客イベントは終了となりました。

 

 

 

 

イベント終了後のコメントを公開！

【美山鈴音役・矢野妃菜喜】
初の9-tieのイベントだったので、緊張はもちろんみんなを引っ張っていけるかな、皆さんに楽しんでもらえるかなという不安があったのですが楽しいしかありませんでした！
距離が近いのもあってたくさんの笑顔が見えて楽しさ倍増でした。
9人でステージに立てた嬉しさやチアーズの皆さんにやっとお会い出来たのもあってこれからのセレプロの活動がより一層楽しみになりました。
これからも応援よろしくお願いします！

【花野井玲那役・水野 朔】
「SELECTION PROJECT」メインテーマCD発売記念イベントにお越し頂きありがとうございました！
9-tieとしての初ステージ。色々と自信がなかったのですが、とにかく楽しもうって前向きに思いステージに立つことができました。しかも、めちゃくちゃ楽しくて終わったあとも余韻が抜けませんでした（笑）。
お見送りでも、来てくださったチアーズの笑顔が近くで見れて最高に嬉しかったです。
もっともっとチアーズの皆さんにお会いできるようにこれからも頑張ります！
1stライブも楽しみに待っていてください！

【濱栗広海役・南雲希美】
初の生パフォーマンスで緊張していましたが、チアーズの皆さんが一緒に振りを踊ってくださったり、マスク越しでも伝わるくらい笑顔で応援してくださっていることに気づいて、自然と笑っている自分がいました。
皆さんのあたたかな気持ちに、気がつけば支えられているなと改めて感じました。いつも本当にありがとうございます。
1stライブもぜひ一緒に盛り上がれたら嬉しいです！　これからもセレプロの応援、よろしくお願いいたします‼

【今鵜凪咲役・荒井瑠里】
来て頂いたチアーズの皆さんのためにも、良いパフォーマンスを見せたい！という気持ちでリハーサルを重ね、ステージでは、皆さんの前で初めて凪咲として歌とダンスを披露できて、本当に楽しかったです…！
皆さんから直接エールを頂くということがどれだけパワーになるかを実感しました。
皆さんからのエールを糧に1stライブに向けて頑張ります！
改めて、リリースイベントにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました！

【八木野土香役・羊宮妃那】
皆さんと一緒にリリースイベントを過ごすことができ、とても楽しかったです！
舞台裏ではお客さんの入ってくる音を聞いて、ドキドキでいっぱいでした。ですが舞台にあがってみると皆さんのあたたかさに終始幸せな気持ちになりました！
たくさんの方々が野土香ちゃん達を応援してくださっていることも本当に嬉しかったです！
お会い出来なかったチアーズの皆さんとも一緒に楽しめる日を心よりお待ちしております...！

【淀川逢生役・岩橋由佳】
今回９-tieとして、ファンの皆様の前でのイベント、そして歌唱が初ということで、ステージに立つ前は緊張していたのですが、皆さんのあたたかい眼差しのおかげで緊張がほぐれて、逢生ちゃんとして真っ直ぐな楽しい気持ちでパフォーマンスすることができました。
トークのコーナーではセレプロへの愛を皆さんと共有でき、ライブのコーナーでは一緒に手を振って応援してくださったりと、時間は本当にあっという間に過ぎたように感じましたが、素敵で濃密な一日になりました。本当にありがとうございました！

【小泉 詩役・白河みずな】
小泉 詩役の白河みずなです！足を運んで下さった皆さん、安全に開催出来るよう尽力して下さったスタッフの方々、本当にありがとうございました！
チアーズの皆さんにお会い出来る初めての機会ということで緊張もあったのですが、暖かい応援の中でのイベントが嬉しくてしょうがなくて、どんどんテンションが上がっちゃいました。
SELECTION HEROINE冒頭の「やっと会えるね」という歌詞には、きっとみんなも力が入っちゃったんじゃないかなぁと思います。

【山鹿 栞役・花井美春】
初めてチアーズの皆さんの前でパフォーマンスを披露できるということで、私達もとっても楽しみでしたし気合が入っていました。
声が出せない状況でしたが皆さんのセレプロが好きという気持ちはバシバシ伝わってきて、メンバーもそれに刺激されて今までで1番良いパフォーマンスが発揮出来たと感じています!!
次皆さんにお会い出来るのは1月の1stライブ、リリースイベントの時よりも磨きがかかったものを披露すると約束しますので、是非楽しみにしていてくださいね。

【当麻まこ役・下地紫野】
今回、初めてチアーズの皆さんの前でパフォーマンスをするということで、緊張もありましたが、9人での練習の成果をとてもいい形で見ていただけたと思います。
1回目はトークもライブも少し緊張感があって、初パフォーマンスらしいステージになりましたし、2回目は少し伸び伸びと、みんなの良さが出せたステージになったと思います。
来年のライブに向けてがんばりますので、引き続き応援よろしくお願いします！

【取材・文：仲上佳克】