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染谷俊之、上海初ファンミで交流。「テニミュ」「ペダステ」「刀ステ」と自身を知ってくれた作品を聞き、感激

20代最後の年に2nd写真集『染谷俊之写真集9/0』を発売した染谷俊之さんが、この写真集の中国版発売決定を記念して、9月3日、中国はバンダイナムコ上海文化センター夢想劇場で「染谷俊之2017ファンミーティング in Shanghai」を開催しました。

前日から上海入りした染谷さんは現地で日本の舞台に注目するサイト「舞台職人」やアニメ情報を発信する「aniNews」など地元メディア各社の取材に笑顔で応じた。翌日のイベントでは満席の観客に拍手で迎えられ、ステージ上でこの日のために覚えたという中国語の挨拶も披露。事前にネットでファンから募集したという質問コーナーでの「これまで演じてきた役のなかで一番印象深い役はなんですか?」という質問に「どの役も大切で思い入れがありますが、皆さん、どの作品を観てくれたのか気になります」と逆に客席に問いかける場面も。

「僕が出演したミュージカル『テニスの王子様』は? 舞台『弱虫ペダル』は? じゃあ『メサイア』は?」と出演作の名前をあげていくと、客席からは次々と挙手が。なかでも、舞台『刀剣乱舞』では客席から「つるまるー!」という掛け声も。

「うわー……すごい。皆さん、観てくださっているんですね。ありがとうございます」と応え、いつか上海でも自身が出演する舞台が上演される日がくることを目指したいと思いを明かしました。

質問コーナーに続き、さまざまなゲームコーナーにも挑戦。そのひとつが、3つの異なる彼氏を演じる「シチュエーションプレイコーナー」。これは設定された3つのキャラクターとそこにあわせたシチュエーションと台詞にそって、それぞれのキャラにあわせて染谷が演じるというもの。相手役は客席から抽選により決定、みごと選ばれるとステージ上で共演できるというもの。ちなみに用意されたお題は「オタクの彼氏」「まじめなサラリーマン」「ホスト系彼氏」。まったく異なる役柄を見事に演じ分け、与えられた台詞を折り込み、アドリブを交え瞬時に小さな物語を創り上げる姿はさすが、役者。

海外ゲスト恒例という、観客が先生となり染谷さんが教わる「中国語のコーナー」では10個の単語を、その場で聞いて客席に向かって発音。ほとんどの単語をクリア。ことに興味深かかったのが「小演員」という単語。これは「小」が親しみやすい、「演員」は俳優という意味で、上海では愛称として「2.5次元俳優」を指すとのこと。この説明を聞いた染谷さんは、笑顔で「我是小演員(私は2.5次元俳優です)」と流暢に披露し、客席を沸かせる一幕も。

イベント最後は「今日は本当にありがとうございました。いい思い出になりました。また、来たいと思います、再見(サイチェン)!」と挨拶。イベントは大きな拍手のうちに幕を閉じた。その後、開催された握手会では女性ファンのなかに男性ファンの姿もあり、染谷さんと固い握手を交わしました。なお、『染谷俊之写真集9/0』中国版はこれまでに演じてきた役衣裳のグラビア16Pを加えて、11月発売予定。

【取材・文/おーちようこ】

■「染谷俊之写真集9/0」
発売中
定価:税込3240円
撮影:為広麻里
体裁:A4判 オールカラー、112ページ
発行:KADOKAWA
リンク:KADOKAWA「染谷俊之写真集9/0」ページ
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