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最後は元気と楽しさいっぱいにわちゃわちゃと! 「THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 01」放課後クライマックスガールズ、ストレイライト出演回レポート

「アイドルマスター シャイニーカラーズ」のCD「THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 01」リリースイベントが2019年5月5日、都内某所で開催されました。この日の夜の部にはユニット・放課後クライマックスガールズより小宮果穂役の河野ひよりさん、園田智代子役の白石晴香さん、西城樹里役の永井真里子さん、杜野凛世役の丸岡和佳奈さん、有栖川夏葉役の涼本あきほさん、ユニット・ストレイライトより芹沢あさひ役の田中有紀さん、黛冬優子役の幸村恵理さん、和泉愛依役の北原沙弥香さんが出演しました。

「THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 01」は、2019年4月10日に発売された、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」の新CDシリーズです。今回のイベントは全4回が行なわれ、新ユニット・ストレイライトが全ての回に参加。各公演にイルミネーションスターズ、アンティーカ、放課後クライマックスガールズ、アルストロメリアが出演する形式で、今回の放課後クライマックスガールズが最後の回となりました。

開演前、ステージ裏で行なわれた放課後クライマックスガールズの元気いっぱいな掛け声が客席まで聞こえてきて、さっそく彼女たちらしさが感じられました。その流れで、放課後クライマックスガールズとストレイライトの面々が颯爽とステージに登場しました。河野さんが「放クラは(今まで共演した他のユニットと比べて)元気ですか?」と問いかけると、幸村さんが「いっちばん元気です!」と力強く答えていました。

「Ambitious Eve」の収録エピソードトークでは、北原さんがレコーディングの時、愛依と同じように緊張して声が出なくなってしまったことを明かしていました。田中さんは初めての歌レコーディングに大緊張しながらも、楽曲に力をもらったそうです。丸岡さんが、「Ambitious Eve」ではついつい普段の凛世よりもかっこよくなってしまいがちだったエピソードを明かすと、納得の声が上がっていました。

カップリングの「いつかShiny Days」については、幸村さんがレコーディングスタジオを暗くしてもらって、冬優子と共に歌う気持ちでレコーディングしたことを明かしていました。果穂の歌い方を聴いていると泣きそうになると言われた河野さんは「いろんな人の顔をじゅんばんこに思いだしながら歌いました」と語っていました。丸岡さんが北原さんに取れた奥歯の写真を見せたところ、北原さんが「かわいい!」と反応して、不思議な感じで仲良くなったりもしたそうです。

最初の企画コーナー「あなたのこと、もっと教えて!」は、ボックスからひいたお題に従って、放課後クライマックスガールズとストレイライトのメンバーがお互いに質問をするコーナーです。

“部活”のお題を引いた河野さんは、田中さんの部活(コーラス部)について探偵のように質問攻めにする意外な一面を見せます。田中さん→丸岡さんの質問はなんと575(川柳)縛り。田中さんが「わかさまに すきなわふくの いろはなに」と質問をひねり出すと、丸岡さんは「カラフルな 五色の個性 爆発だ」と見事な返しを見せます。北原さんが“甘い”質問として「告白されたい言葉は?」と聞くと、白石さんは「俺とチョコパフェ食べに行かないか?」とイケメンっぽくキメました。

大いに盛り上がったのが幸村さんから永井さんへの質問。“ツンデレ風で”と指定された幸村さんが冬優子モードで「私のこと、どう思ってんのよ?」と問いかけると、永井さんは「(冬優子)推し増しです(します)」と回答。永井さんはイベント前日、ゲームで冬優子をW.I.N.G.優勝させたそうです。

続く「ぴったりポージング対決」は同ユニットの3人がついたてを間に挟んで、お題に合わせたポーズを取って、どれだけユニット内の意思疎通ができているかを競うコーナーです。ストレイライトはここまでなんと三戦全勝という息の合い方を見せています。

先攻のストレイライトはひとつ目のお題「野球」で揃いのバッティングフォームを見せて成功しますが、「社長令嬢」「筋トレ」という難易度の高いお題に撃沈、1回成功に留まります。

後攻の放課後クライマックスガールズは「怪人」「おかあさん」のお題で失敗して後がありません。「おかあさん」のお題で白石さんがお味噌汁を作り、丸岡さんが包丁でとんとんと朝食を作る中、涼本さんが“鍋を叩いて家族を起こすおかあさん”を演じ独創的な感性を披露しました。ここで負ければ後がない放課後クライマックスガールズ。5人から誰を選ぶか作戦を聞かれた河野さんは「ガチで勝ちに行くならはるすけだと思う!」と白石さん、河野さん、永井さんというオーダーに。この采配がズバリとハマり、「探偵」=虫眼鏡を持ったポーズ、で一致しました。

初めての一対一の引き分けとなり、勝敗はリーダー同士のあっち向いてホイ対決にもつれこみます。ここでものすごくやる気いっぱいだったのが河野さん。気合で圧倒すると、じゃんけんで田中さんに連勝。そのまま勝利を収めました。なんとか最終戦でストレイライトの連勝を阻止したあとは、お互いの健闘をたたえあう両チームでした。

そして後半はミニライブコーナーです。1曲目は「Ambitious Eve」! 両ユニットが並ぶのですが、放課後クライマックスガールズの方が人数が多いこともあり、河野さんがセンターに近いポジションに来るとまるで戦隊ヒーローのレッドのようにしっくりきます。二番は逆Vの字で両サイドの北原さんと涼本さんが前に出るのですが、このふたりがまたとても絵になって、組み合わせの妙を感じました。順番にポーズを決めていく時に抜群に絵になっていたのが田中さんで、ライブ中のあさひそのもののオーラが漂っていました。

「いつかShiny Days」は、楽曲トークの中でも話されていた通り、河野さんが訥々と歌う感じがとても胸に迫ります。放課後クライマックスガールズの5人がサビの歌い継ぎでそれぞれの優しさを見せる中での、丸岡さんの微笑みもとても印象的です。ゆったりとしたテンポで歌い上げると、エモーショナルな表現がぐいっと前に出てくるのが北原さん。今回の両ユニットの間でも、この曲の歌い方や聴かせ方の解釈にかなり違いがあるように見えて面白かったです。

最後のMCでは、4つのユニットとストレイライトのイベントもこれで最後ということで、河野さんがストレイライトの3人に、4ステージを通しての感想を問いかけました。北原さんは「まっすぐ私たちを見てくれるプロデューサーさんは、私たちになくてはならない存在です」。幸村さんは「冬優子が見たかったキラキラはこういうこと(光景)なのかなと思いました」とコメント。田中さんはプロデューサーと、ステージで引っ張ってくれた4つのユニットに感謝を伝えると、「ストレイライトもまぶしい光についていって、みんなで一緒に羽ばたいていきたいです!」と締めくくりました。

最後は「私たちシャイニーカラーズをよろしくお願いしまーす!」と19人を代表した河野さんが音頭を取っての「アイマスですよ、アイマス!」の合唱で、イベントは大歓声の中、終了となりました。

【取材・文:中里キリ】

リンク:「THE IDOLM@STER SHINY COLORS」タイトル紹介サイト
    「THE IDOLM@STER SHINY COLORS」ランティス特設サイト
    公式Twitter・@imassc_official

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