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5月5日(火)、徳島市で開催中の「マチ★アソビvol.14」のufotable CINEMAにて、テレビアニメ「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」×スマホゲーム「ケイオスドラゴン 混沌戦争」イベントが開催された。トークショーにはストーリーマスターである三田誠、星海社の太田克史、セガネットワークスの上町裕介、東宝の吉澤隆が登壇してトークを行なった。
「ケイオスドラゴン」は、三田誠がフィクションマスターを担当し、虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟というスーパークリエイター陣がプレイヤーを担当したTRPGセッション「レッドドラゴン」がベースとなるメディアミックスプロジェクト。現在はテレビアニメ「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」、ボードゲーム「ケイオスドラゴン 覇王春秋」、スマホゲーム「ケイオスドラゴン 混沌戦争」が進行している。
今回のイベントでは、7月に放送がスタートする「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」のメインキャスト5名が発表された。キャラクター、元プレイヤー、キャストの組み合わせは以下の通り。
・忌ブキ(元プレイヤー:しまどりる、CV:井上麻里奈)
・スアロー(元プレイヤー:奈須きのこ、CV:斉藤壮馬)
・婁震華(元プレイヤー:虚淵玄、CV:内田真礼)
・エィハ(元プレイヤー:紅玉いづき、CV:沢城みゆき)
・禍グラバ(元プレイヤー:成田良悟、CV:石塚運昇)
井上麻里奈が演じる主人公の忌ブキについて、三田は忌ブキの危うさがよく出ていると表現。アニメでは第一話から忌ブキの危うさが出るスピード感のある構成になるとのこと。
スアロー役の斉藤壮馬、禍グラバ役の石塚運昇などの選考には、特にプレイヤー作家の意向が反映されており、一次選考から多くのボイスサンプルを各作家が聴きこんだという。
登壇者はエィハ役の沢城の安定感を絶賛していた他、内田真礼のキャスティングは本編を通して見終わればなるほどとなるだろうと、思わせぶりなコメントもされていた。
イベントではスマートフォンゲーム「ケイオスドラゴン 混沌戦争」も紹介。ゲーム中では7組のスタープレイヤーが統治する7つの国家を完全再現。アニメから10年後の世界で、異なる文化や風土を持つ国々を旅し、世界を覆う混沌の謎を解き明かす、スマホ史上例のないボリュームのストーリーになるという。
7人の作家がシナリオを執筆しているため、スマホゲームを超えた本格的な設定となっており、太田はシナリオをプリントアウトすると肘の高さになると表現。
セガの大ヒットRPG「チェインクロニクル」のシステムをベースに、“スラッシュアクション”や“AI”などの新たな要素を追加しているという。
キャラクターに合わせて選び抜いたキャスト陣や、崎元仁の音楽などはスマホゲームの域を超えていることが強調されていた。
質問コーナーではテレビアニメの放送と時間差の少ないネット配信が予定されていることも明かされていた。また、放送前の6月20日(土)にはキャストも登場する前夜祭イベントを行なうとのことだ。【記事:WebNewtype】