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2009年に東京お台場潮風公園に建てられた実物大のガンダムは、世間の話題をさらいました。あれから10年の時を経て、今度のガンダムは可動する! そう聞いてしまっては、放映当時キッズだったおじさんたちも行くしかない! ……ということでなるべく多くのガンダムファンが現地に足を運んでくれるよう、メディア内覧会でみた情報をお届けします。
今回ファクトリーが設営されたのは、対岸に横浜の街並が見える山下ふ頭。みなとみらい線「元町・中華街」の駅から山下公園を抜けて歩くとそこにはトリコロールカラーの外壁とドックから覗く巨大なガンダムの姿が見えます。ロケーションが素晴らしいので昼間に行っても感動的ですが、夜景になるとさらにSF感が増すので、どちらも楽しめる夕方前くらいがベストかと思われます。
実物大ガンダムが収納されているドックに行く前に通るエントランスには、「動くガンダム」の開発の歴史が記されており期待感が高まります。そしてオリジナルガンプラやグッズなどが購入できる「ガンダムベース ヨコハマサテライト」、オリジナルメニューや横浜ご当地グルメなどが楽しめる「ガンダムカフェ ヨコハマサテライト」、外にはガンダム風にアレンジされたGeorgiaコーヒーが購入できる自動販売機などファンなら心奪われるものが数多く用意されています。また2階にあるカンファレンスルームでは、今後何かしらのイベントが企画される予定となっているので、ファクトリーからのアナウンスが楽しみです。
そして、なんといっても見ておきたいのが「アカデミー」。こちらは「動くガンダム」の開発のプロセス、設計や構造、仕組みについてパネルや映像で紹介されています。しかも5G通信を活用し動くガンダムとリアルタイムで視界を共有、さらにはコクピットに乗り込んだかのような体験ができる「GUNDAM Pilot View SoftBank 5G」や、実際に動くガンダムを開発設計するのに使われた「モーションシミュレーション」で遊べたりと、かなり充実した体験型コーナーとなっているため、ガンダムが動くまではこちらで様々な体験をしまくりたいところです。
しかし何といっても目玉は、1時間で2回演出が繰り広げられる予定のガンダムドックです。(毎時と毎時30分に行われる予定)。ガンダム発進と、ガンダム格納の2つの演出を見ることができます。入場中に何度か見られるので、毎回場所を変えてみるといいでしょう。ちなみに演目中もドックには入場できるようになるそうなので、間近で見たいという人は、狙って登るのもよいでしょう。ガンダムの裏側も見られるガンダムドックタワーは、別途観覧料金が必要ですが、ぜひとも登っておきたいところです。演出は基本間近で見た方が大迫力ですが、背景も写真に入れ込みたいという人は、2階のカフェにあがる階段辺りに陣取るといい感じです。ヘリコプターが飛んでくることがあり、運が良ければちょっとアーミーな感じにもできます。
ほぼ実寸大の9頭身のガンダムが動く、という衝撃。実際現地で見ると感動すること受けあいなので、ファンの方はぜひ現地へ。ちなみにこのガンダムは、アムロが搭乗しているそれではなく、「RX-78F00」という機体で、現地のショップではプラモデルをはじめ様々なグッズもそろっています。気になった人は、公式サイトでさっそくチケット予約をしてください(完全予約制)。
【取材・文:パワフルプロダクション】