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永野護に加え、川村万梨阿、佐々木望がサプライズで登壇!「ゴティックメード」上映会レポート

11月5日(日)、TOHOシネマズ上野・スクリーン3にて、映画「花の詩女 ゴティックメード」の特別上映会およびトークショーが行われました。「花の詩女 ゴティックメード」は2012年に公開されたオリジナルアニメーション映画。「ファイブスター物語」の作者として知られる永野護さんが、細部に至るまでこだわり抜き完成させた、映像作品です。

上映後には原作・脚本・絵コンテ・監督の永野護さんが登壇したトークショーが開催されるということもあり、同劇場最大客席数となるスクリーン3(333席)のチケットは発売からおよそ1分で完売したとのこと。そのトークショーでは、ベリン役の川村万梨阿さんとトリハロン役の佐々木望さんがサプライズで登場し、会場は興奮に包まれました。

2012年の劇場公開から5年が過ぎていることにキャストのお2人は感慨深げに振り返りました。川村さんと佐々木さんはさまざまな作品で共演した仲ということもあり、セリフや間のやり取りをお互い楽しみながら演じたようです。

永野さんも、どのキャストもみんな最初から役にはまっていたとうれしそうに話しました。また、映画に登場したキャラクターは何らかの形で連載中の「ファイブスター物語」にも描かれていることに言及し、これまで同様、これからも2つの作品の繋がりに注目してほしいとコメントしました。

このトークショーでは2つの新発表も。まず1つは、九谷焼とコラボレーションした大皿、豆皿、豆猪口の発売です。繊細なデザインを九谷焼で美しく仕上げた逸品となっていました。

もう1つは、ボークスによるGTMカイゼリンのフル可動立体モデルの初お披露目。全高約42センチ、5年越しの完成には永野さんも太鼓判を押す完成度。立体モデルのサンプルを手に取った佐々木さんは興奮気味に購入の意志を表明、川村さんもGTMカイゼリンの自立機構に感嘆していました。11月10日発売の「ニュータイプ12月号」にも詳報が掲載されますので、ぜひご確認を。

さまざまな話題で盛り上がったトークショー。その締めくくりには永野さんが、70年代、80年代から続いてきたロボットセルアニメの系譜を継承しつつその掉尾を飾る作品になるだろうという決意を持って制作に取り組んでいたことを明かしました。そうした決意の元で生まれた作品が長く、多くの人に見られるものになれば、そんな思いを登壇者がそれぞれ述べ、上映会&トークショーは幕を下ろしました。
 

リンク:アニメ「花の詩女 ゴティックメード」公式サイト

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