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監督・プロデューサーキャストが制作裏話を明かしたマチ★アソビvol.17「うどんの国の金色毛鞠」トークショー

10月8日(土)から10日(祝)に徳島市で開催された「マチ★アソビ vol.17」ラストラン。8日(土)のufotable CINEMAで「うどんの国の金色毛鞠」上映+トークショーが開催されました。

まずは、10月より放送がスタートしたテレビアニメ「うどんの国の金色毛鞠」の第1話を上映。ほんわかした雰囲気の世界観を美しく描写した映像、Cパートの驚きの内容、インパクトのある次回予告などいろいろな面で観客を引き込んでいました。

上映後は古城門志帆さん(ポコ役)、嶋村侑さん(冴木雪枝役)、柴宏和プロデューサー、宅野誠起監督によるトークショー。四国に来たのが初めてという嶋村さんは「マチ★アソビ」2回目である古城門さんを先輩と呼ぶなど、とても嬉しそうです。宅野監督はポコをイメージした衣装にポコメイクというかわいい出で立ち。柴プロデューサーは、残念ながら体調不良で参加できなかった黒田崇矢さんを思い、真っ黒な格好でした。

第1話を観て、古城門さんは音がすべて入って完成して作品になるんだなと思ったと言います。収録ではポコをどう演じるのか悩んだそうで、そんな彼女を嶋村さんは励ましていていろいろ相談に乗っていたエピソードを明かしていました。

また、作品の印象として“優しさ”を挙げた嶋村さん。宅野監督もそれは意識していたとのことで、セル画の縁に白いハイライトをいれるなどして原作の持つ雰囲気を最大限に追求したそうです。

キャスティングや演技についても話が及び、第1話に登場するカップルを演じているのが嶋村さんと立花慎之介さんなのは、とある作品を見て決めたという裏話を冗談めかして話していました。他にも、カエルを小林ゆうさんが演じているなど、すごい声優たちが演じているさまざまな動物のキャスティングにも楽しみにしてほしいとのことでした。

本編とは趣のがらりと変わるCパートについては、本編とのテンポ感の違いに戸惑ったという古城門さんの話に、嶋村さんも興味深そうにしていました。さらに、上映でもひときわ衝撃を与えた次回予告についての話題では、ナレーションを担当した要潤さんは声優初挑戦にもかかわらずほぼ一発録りだったというエピソードも。要さんをイメージしたキャラクターは本人も喜んでいたといいます。

もうひとつ注目なのが、方言や登場するお店をはじめとするこだわりの部分。スタッフが何度もロケハンをして、うどん屋のガヤや効果音には現地のものを使用、実在のお店も登場するなど、香川県全面協力だからこそのポイントが多々あるとのことです。

そのようなこだわりで素敵な世界観を表現したテレビアニメ「うどんの国の金色毛鞠」は好評放送中。以前、「日曜朝7時の女」と呼ばれたこともある古城門さんですが、日本テレビでは土曜深夜25時55分から、西日本放送では“日曜朝7時から”放送となっています。【取材・文=千葉研一】

リンク:「マチ★アソビ」公式サイト
    「うどんの国の金色毛鞠」公式サイト
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