安里勇哉・安達勇人・廣瀬大介・蒼井翔太が登壇した「王室教師ハイネ」SPイベントレポート

4月4日から毎週火曜26:05からテレビ東京他で放送が始まった「王室教師ハイネ」。アニメ放送開始直前の4月2日(日)、東京・ニューピアホールにて、スペシャルイベント「はじめまして ハイネ先生」が開催されました。

イベントには、王子を演じるカイ役の安里勇哉さん、ブルーノ役の安達勇人さん、レオンハルト役の廣瀬大介さん、リヒト役の蒼井翔太さんは、黒いスーツに赤い差し色が入ったフォーマルな衣装に身を包み、アニメに負けない華やかな出で立ちで登壇しました。

オープニングの挨拶に続いて、トークコーナー。最初のテーマは「王子役に決まった経緯」ということで、オーディションの話題に。「テープオーディションで4人の王子を演じた」という安達さん。ブルーノに決まった時は、興奮した(？)マネージャーから「ブルーノ役」ではなく「フルート役に決まった」と連絡があったとか。思わぬ言い間違えのエピソードに、会場からは笑いが起きていました。

もうひとつのトークテーマは、「今までに出会った印象深い先生」。本格的なテレビアニメの声優初挑戦の安里さん、廣瀬さんにとっては、共演している先輩声優全員が先生だそう。特に蒼井さんには1から教えてもらったと感謝の表情。蒼井さんが「そんなたいしたことは教えてないです」と恐縮する微笑ましいひと幕もありました。

そして、いよいよ第1話の上映。見どころについて蒼井さんは「王子たちとハイネの登場シーンが印象的なので見てほしいです」、廣瀬さんは「BGMも素敵なので、耳でも楽しんでください」、安達さんは「絵がとても綺麗でロイヤル感があります」、安里さんは「コミカルなところもたくさんあるので、遠慮なく笑ってほしい」とコメントを寄せました。

上映後、再び王子たちが登場し、トークコーナーに。「ロイヤルな差し入れは？」という質問に、「今日の差し入れのシュークリームを食べ損ねた」など、和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます。

また第2話以降については、王子たちは口をそろえて「今後のキャラクターの変化に注目してほしい」とのこと。ハイネとの触れ合いで成長する王子たちに期待が高まります。

そして、ハイネ役・植田圭輔さんからのビデオメッセージも届きました。「キャラクターも個性的だけど、中の人たちも変わっているので、今日のイベントでキャストたちの素性を知ってもえたら、より作品のことをわかってもらえるのではないかと思います」と、先生らしい愛ある言葉が印象的でした。

続いてのコーナーは「王子格付けチェック」。AとBの二択で、どちらが一流かを当てるゲームです。植田さんがビデオで出題者となり、絵画・音楽・書道・チョコレート・ジュースを題材に、一流当てに挑戦しました。

考えすぎて外れたり、純粋に当たらなかったり、結果は安里さん、安達さん、廣瀬さんは3問正解、蒼井さんは1問しか正解できず。一流への道はなかなか険しそうでしたが、4人とも、ステージを盛り上げる会話やサービス精神は超一流であることがわかる、笑いの絶えないコーナーとなりました。

告知コーナーを挟んで、エンディングテーマを初披露。ハイネと4王子たちによるユニット・P4 with Tの「Prince Night～どこにいたのさ!? MY PRINCESS」が、会場限定の映像とともに流れ、さらにオープニングテーマを歌う阪本奨悟さんが登場。「ハイネの世界観を意識した」というロイヤルな衣装で楽曲を歌唱し、会場から自然と手拍子が起こると「皆さん温かくて、最高です！」と感激していました。

最後に、蒼井さんは「これからの展開を楽しみにしていてください」、廣瀬さんは「作品に関われたことを誇りに思います」、安達さんは「アニメも舞台も期待以上のものをお届けします！」、安里さんは「皆さんに楽しんでもらえたら一番うれしいです」とメッセージを贈り、イベントは終了。声優陣の仲のよさと、作品への愛情が伝わってくる、優しく温かいイベントでした。【取材・文＝垳田はるよ】