その他

伝説のラジオ「広井王子のマルチ天国」が「ファンキル」とのコラボで久々復活! 広井王子「嬉しくもあり不安もあり」

11月21日(水)、東京・文化放送メディアプラスホールにてラジオ番組「文化放送サタデープレミアム『今泉P Presents広井王子のマルチな絶セトラ!』」に関する記者会見が行われました。

この番組はスマートフォン用ゲーム『ファントム オブ キル』のサービス開始4周年企画の一環として行われるもの。インターネットラジオ「超!A&G+」で月曜から金曜まで毎日配信されている「今泉P Presents ファンキルにまつわる絶!セトラ」のスピンオフ版となります。記者会見には同番組にレギュラー出演中の「ファントム オブ キル」プロデューサー・今泉潤さんと声優の鷲見友美ジェナさんに加え、ゲストとして出演する文化放送でかつて放送されていた「マル天」シリーズのパーソナリティを務めたゲームクリエイターの広井王子さん、「マル天」のオーディションからデビューした声優の豊口めぐみさんが登場しました。

広井さんはまず「今泉P Presents ファンキルにまつわる絶!セトラ」について「毎日3分の番組って新しい」「画期的だと思う」と絶賛。今泉さんはそれに「俺『ラジオで帯(番組)もっているんだよね』って言いたいからやっている」とジョークで返します。

続いて広井さんは、「広井王子のマルチ天国」を始めとする1994年から2007年まで放送された「マル天」について「13年、色々やったな」と回顧。番組スポンサーがいるにも関わらずさらにスポンサーを募集したり、カラオケに行ったことからパーソナリティの横山智佐と豊口めぐみによるユニット・フラワーチルドレンを作ったり、ラジオにも関わらず香港にロケに行ったりといった無茶な企画を列挙。また千葉繁さんと横山智佐さんという声優2人に挟まれてのトーク番組だったため、毎回脇に汗をかくくらい苦労したと振り返りました。

一方、豊口さんもデビューに至るまでのオーディション期間がとにかく長かったという苦労話を懐かしそうに披露。それでも「豊口さんにとってラジオとは?」と聞かれると、「人生を変えた場所」ときっぱり。ラジオが昔から好きで、声優になれなかったらラジオのスタッフになろうと思っていたという彼女らしい回答をしていました。また「マル天」復活についての心境を問われた広井さんは、「ラジオは好きなので、やってみたいとは思っていた」と語りつつ「今回引っ張ってきて頂けて嬉しくもあるけど『喋れるかな』という不安もある」と素直な心情を吐露します。

質疑応答コーナーでは、今泉さんが「ファントム オブ キル」のキャラクターソングの作詞を依頼した際に、当初は「広井王子どんなもんや」と思っていたものの、あがってきた歌詞を見て「すごい。まだ現役だ」と感じたというエピソードを明かします。それを受けて広井さんは「彼のいいところは、そうやって真っ直ぐ向かってきてくれるところ」と賞賛。また広井さんは鷲見さんの印象を聞かれると、「前に打ち合わせした際にすごくフラットだった。大したもの」とこちらも褒め上げながら「環境が役者を作っていく。いい環境を掴めるかどうかは運。頑張って」とエールを送っていました。

なおこの日収録された「文化放送サタデープレミアム『今泉P Presents広井王子のマルチな絶セトラ!』」では「絶!ボキャレス」や「めぐみのめっ ジェナのジェ」といった「マル天」企画のリバイバルコーナーも展開。番組は11月24日(土)19時から19時55分まで文化放送で放送される予定です。

【取材・文=はるのおと】

リンク:「ファントム オブ キル」公式サイト
    公式Twitter・@Phantom_of_kill
この記事をシェアする!

MAGAZINES

雑誌
ニュータイプ 2024年5月号
月刊ニュータイプ
2024年5月号
2024年04月10日 発売
詳細はこちら

TWITTER

ニュータイプ編集部/WebNewtype
  • HOME /
  • レポート /
  • その他 /
  • 伝説のラジオ「広井王子のマルチ天国」が「ファンキル」とのコラボで久々復活! 広井王子「嬉しくもあり不安もあり」 /