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本渡楓&田野アサミも出演。「アニスタ」の『ゾンビランドサガ』上映+トークイベントのレポートが到着!

茨城県つくば市に「WIT茨城スタジオ(仮称)」を開設予定のWIT STUDIOがリアルイベント『アニメスタジオミーティング(アニスタ)』を1月27日(日)、2月9日(土)、10日(日)に開催! 初日は前夜上映祭としてMOVIXつくばで開催され、そのレポートが到着しました。

「アニメ制作会社同士で力をあわせて色々なことをしていくぞ、という宣言になるようなイベントにしたい」と今回の企画に賛同したMAPPAが制作した『ゾンビランドサガ』のステージが開催され、MAPPAの久保亨氏が司会のもと、源さくら役・本渡楓、二階堂サキ役・田野アサミ、境宗久監督、Cygamesの竹中信広プロデューサー、MAPPAの大塚学プロデューサーが登壇した。

本渡さんは「(作中に登場するアイドルグループ)フランシュシュTシャツを着て来ました!」と気合い十分な様子。田野さんは「アニメが話題になってから決まったイベントもたくさんあると思いますし……」と笑わせつつ「これからも本作を応援してほしいですね」と語った。

『ネットユーザーが本気で選ぶ!アニメ総選挙2018年間大賞』にて年間大賞を受賞した際、境監督は「賞をいただけるとは思っていなかったので、受賞の瞬間に思わず大声を上げてしまった(笑)」そう。また、アニメの制作終了後、作画監督やアニメーターがみんな来てくれ「楽しかったです!」と口々に言ってくれたらしく、とても感動したとのこと。

竹中プロデューサーは「酒を飲みながら生み出した企画がここまで評価していただけて感無量です」と語った。

イベントでは、登壇者が選んだ「選り抜きシーン集」をスクリーンに映し出し、本人たちの生コメントとともに観賞。

竹中プロデューサーは「サキの『私史上一番マブいわー!』のセリフ。このセリフだけで、彼女(サキ)のキャラクターがすべて分かるんです。このシーンのおかげでサキが大好きになりました」。

大塚プロデューサーも「サキはプロデューサーの巽幸太郎に球を投げたり、はっきりNOと言えるのがすごくいいですね」とサキについて絶賛していた。

境監督が選んだのは「温泉宿のお風呂シーン」。「フランシュシュがわざとじゃなくドタバタにもっていくところ、ゾンビものというのを忘れないようにしないと、ということも加味して作ったシーンです。演出担当曰く、お風呂を途中で切り上げなくてはならなかったので、純子はちょっと不満そうな顔をしているそうです……」という裏話も。

田野さんが挙げたのは「さくらとサキのラップバトルシーン」。「さくらがすごくカッコいい!」と絶賛すると、本渡さんは「さくらはラップを歌ったことがないと思ったので、スタッフさんにアドバイスをたくさんしていただいた」そうだ。

本渡さん、大塚プロデューサーの選んだシーンは、「ゆうぎりのビンタシーン」。正論を言おうとしていたさくらと幸太郎の言葉を遮り、ビンタをかますというギャグシーンなのだが、大塚プロデューサーいわく「ギャグとして滑ってしまうのが怖かった」そう。ただ、本渡さんは「最後にさくらにかましたビンタが正解で『そこだよ!』と感じました」とシナリオに感動した様子だった。

また、うめき声しか出せないという特殊なキャラクター・山田たえを演じた三石琴乃さんの演技についても言及。境監督は「複雑な感情表現をできるのは三石さんだからこそだったと思います」とその演技力を絶賛していた。

作品をたっぷりと振り返ったあとは、集まったファンからの質問コーナー。

「作中で水野愛が所属していた『アイアンフリル』の、当時のアイドル界での位置づけは?」、「みなさんの一番楽しかったキャラクター同士の絡みはどのシーンですか?」などの熱心なファンらしい、コアな質問が次々に飛び出し、登壇者も真摯に答えていた。

最後に登壇者からメッセージ。

本渡さんは「みなさんと思い出のシーンを振り返れてよかったです。2月10日(日)「ミーティングデー」の『ゾンビランドサガ』キャストトークショーにはフランシュシュが全員揃うので、楽しみにしていただきたいです!」、

田野さんは「今日できなかった質問を胸にしまっておいて、また私たちに会いに来てください!」、

境監督は「ライブシーンは、ライブ会場の臨場感を大事にして作ったので、今日はその臨場感を感じつつ、本当のライブだと思って楽しんでください!」、

竹中プロデューサーは「『ゾンビランドサガ』のこれからの展開については、みなさんの声援に応えられるように考えていきますので、これからもよろしくお願いいたします」、

大塚プロデューサーは「今後もWIT STUDIOさんとは色々とやっていきたいです!」

とそれぞれ挨拶が行なわれた。

出演者の降壇後は作中のライブシーンを集めたスペシャル映像が流され、客席ではサイリウムが揺れたり手拍子が起こったりと、本物のライブさながらの盛り上がりだった。

アニメーションスタジオミーティング2019
【開催日・会場】
2019年2月9日(土) 東京秋葉原【リクルートデー】
2019年2月10日(日) 東京秋葉原【ミーティングデー】

東京秋葉原メイン会場:秋葉原エンタス(東京都千代田区外神田1-2-7 オノデン本館5F) 
東京秋葉原サブ会場:ベルサール秋葉原(東京都千代田区外神田3-12-8住友不動産秋葉原ビルB1)
【チケット】
WITアプリにて販売中

リンク:「アニメーションスタジオミーティング2019」公式サイト
    「WITアプリ」

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