「電波教師」ステージでTrySailがOP曲を披露

3月21日(土)・22日(日)に東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan2015で、テレビアニメ「電波教師」のステージイベントが行われた。

本作は「週刊少年サンデー」にて連載中のコミックを原作としたアニメ作品で、4月4日(土)より放送が開始される。

自称YD病(やりたいことしかできない病気)のオタク青年である鑑純一郎と、その妹の鑑純音を中心とした、パワー全開の熱血アニメだ。

ステージには鑑純音役の松井玲奈、オープニングテーマを歌うTrySailの麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜が登場した。

まずはTrySailによるトーク＆ライブステージが行われ、ユニット名の由来やデビューの感想、曲の印象などが語られた。

「TrySail」とは天気が悪い時に船に張る帆という単語であり、「どんな時でも前に進んでいけるように」「3人がいろいろなことに挑戦したい」との想いが込められているという。

同じ事務所の同期である3人は「東京の家族のような感じ」で、ユニット活動はまだ不思議な感じだと麻倉は語る。

3人のデビュー曲であり本作オープニングテーマである「Youthful Dreamer」は、明るく前向きで背中を押してくれる楽曲。

実際にステージで披露されると、かわいさの中に力強さが内包された3人の美しいハーモニーに、集まった観客は大いに盛り上がった。

続いては、松井玲奈が登場して作品やアフレコの感想などを語った。

鑑純音は兄想いであるがゆえに兄に対して厳しいところがあり、「叫ぶセリフが多くて多くて…」との苦労を明かす。

キャラクターの想いとシンクロするのか、松井自身も純一郎の頼りがいのあるところが素敵だと感じているとも口にしていた。

純一郎を演じる神谷浩史の演技は見事とのことで、神谷のセリフを聞くと松井もすっと演じられるという。

そんな話をしている途中には、神谷をはじめ三森すずこ、豊崎愛生、大西沙織、さらにチーフプロデューサー諏訪道彦からのビデオメッセージも紹介。

最後にアニメの魅力が詰め込まれたPVが初公開され、松井は「自分の声をアニメでちゃんと聴いたのが初めてでちょっと恥ずかしい」と顔を赤らめていた。