アニメ

最高の思い出を綴った「聖剣使いの禁呪詠唱」イベント

7月12日(日)、ニッショーホールで「聖剣使いの禁呪詠唱 亜鐘学園学園祭~We are the・夏~」が開催されました。

これは1月から放送されたテレビアニメ「聖剣使いの禁呪詠唱」のイベントで、アニメに出演した石川界人さん(灰村諸葉役)、竹達彩奈さん(嵐城サツキ役)、悠木碧さん(漆原静乃役)、小倉唯さん(四門摩耶役)、内田真礼さん(百地春鹿役)、上田麗奈さん(エレーナ・アルシャヴィナ役)、小見川千明さん(アンジェラ・ジョンソン役)が、アニメをライブやトーク、ゲームで振り返りました。

夏らしく着物に身を包んだpetit miladyによるオープニングテーマ「緋ノ糸輪廻ノGEMINI」のライブでイベントが始まると、キャストがステージに登場。まずは劇中の名セリフを引用したコーナー「『思い…出した!』名場面トーク」でアニメについて語ります。

昼の部のテーマは、事前アンケートによって選ばれた「戦闘シーンベスト5」。

5位の4話「諸葉対エドワード」では「(エドワード役の)羽多野渉さんが、鼻歌などアドリブですごく頑張っていた」、3位の5話「百地対諸葉」では「(海に行く回で)テスト時はもっとリアルな喘ぎ声だったが、監督に抑えるように言われた」など、石川さんが主人公役らしく裏話を明かしていきます。

その一方で、4位となった8話「サツキ対ソフィ」について竹達さんはあまり覚えていない様子。「戦ったんですよ、確かシリアスな回でした。俺の屍を越えてゆけ、みたいな…」と曖昧に語り、会場の笑いを誘いました。

2位の7話「静乃対レーシャ」を抑え、1位となったのは2話「諸葉対多頭種」。これが発表された途端に、出演者は口々に「椰子の木の回じゃん」と言及。本題そっちのけで放送時に話題になった椰子の木についての話が進み、悠木さんが「そろそろ椰子の木にもCVを付けたらいいのに」と言い出し始める始末でした。

石川さんが「最終話とかすごく頑張ったんだけどなぁ」と語ったように、出演者それぞれに思い出の戦闘シーンはある様子。内田さんは「弟(実弟の内田雄馬さん)が呪文を綴っていたシーン。アフレコでは後ろから緊張しながら眺めていました」、小倉さんは「“綴る”人用には別の台本が事前に用意されていたけど、それをいつ言うかずっと待っていて。最終話でようやく綴れてよかった」と振り返っていました。

また「聖剣使いの禁呪詠唱」と言えば印象的な呪文詠唱シーンということで、続くゲームコーナーは女子メンバーがペアを組んで、互いに何を綴っているか当て合うというもの。ここで会場を沸かせたのが、唯一の男子で、ジェスチャーでヒントを出す助っ人役となった石川さん。Aチームの内田さんが綴った時点で正解がわかっているにも関わらず、相方の悠木さんは石川さんを頼るなど、石川さんは終始その調子でジェスチャーをして大活躍。

しかし、Bチームで小倉さんが紐で巧みに綴り、石川さんが羽ばたき炎を吐くドラゴンを迫真の演技で表現するも、竹達さんには伝わらず「ニワトリ」と回答してこのコーナー唯一の不正解。

さらに最後のCチームでは傘を使って綴るべき小見川さんが「傘じゃなきゃ駄目ですか?」「最後なんで得点を倍にしてくれません?」と勝手にルールを変更しようとする自由さを発揮。そして傘ではなく小倉さんを操って「えだまめ」の文字を綴り、上田さんを正解に導いた結果、AチームとCチームが同率優勝に。両チームには作中で一瞬登場したハムがプレゼントされましたが、一番頑張ったはずの石川さんには特に何もなく、送られたのは場内からの大喝采のみ。

そして、イベントの最後を飾ったのは、Forutuna(竹達さん、悠木さん、小倉さん、内田さん)によるエンディングテーマ「マグナ・イデア」のライブ。アニメを思わせるような構成、楽しさで、大盛況のうちに「聖剣使いの禁呪詠唱」のイベントは終了しました。【記事提供=WebNewtype】

リンク:「聖剣使いの禁呪詠唱」アニメ公式サイト

取材・文=はるのおと
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