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虚淵玄による人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」に出演者全員「想像を超えてすごい!」

2月7日(日)幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル 2016[冬]」。その「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!23」ブースで、脚本家の虚淵玄さんによる新プロジェクト「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」のトークイベントが行なわれました。

「魔法少女まどか☆マギカ」や「PSYCHO-PASS」など多くの話題作に携わり、高い評価と支持を集めてきた虚淵玄さん。彼が次に原案・脚本・総監修として関わるのが人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」です。

本作を作ることになったきっかけを問われると、2014年にイベントで呼ばれた台湾で偶然見た布袋劇(台湾の人形演劇)に衝撃を受けたためだという虚淵さん。これを受けて、「Thunderbolt Fantasy」で操演や撮影を担当する霹靂國際多媒體 股份有限公司の黄強華さんは、布袋劇が17世紀に発生した人形劇であること、そして同社はこの伝統芸能に最新のテクノロジーを加えた映像を作っていることを説明します。

続いて蔑天骸(ベツテンガイ)役の関智一さんと、丹翡(タンヒ)役の中原麻衣さんが登場。虚淵さんの印象を交えながら、自身が演じる登場キャラクターが紹介されていきました。

さらに蔑天骸と丹翡の人形がステージに登場し、人形師の操演に合わせて関さんと中原さんが台詞を当てるコーナーへ。精緻な人形が動き、表情まで変化させる姿に、会場に集った人々も驚きの様子。しかし、関さんが自身で人形を操り、悪役らしからぬ下ネタを繰り広げると、虚淵さんは「放送前からキャラを壊されるのはなぁ」と困った表情を見せ、笑いを誘っていました。

主題歌を担当するT.M.Revolutionの西川貴教さんからはビデオメッセージが、声優の鳥海浩輔さん(凜雪鴉役)と諏訪部順一さん(殤不患役)からはボイスメッセージが到着。関さんと中原さんも含め、出演者が口を揃えて語っていたのが「人形劇と言われて想像するイメージを大きく超えてすごい!」という点。日本の誇る鬼才・虚淵玄さんと、台湾の“最新の伝統芸能”布袋劇がどのように融合するか。2016年夏から始まる「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」は必見です!【取材・文=はるのおと】

リンク:「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」公式サイト

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