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小野大輔、杉田智和、櫻井孝宏らが書き下ろし朗読劇に挑戦した「マギ シンドバッドの冒険」スペシャルステージ【AnimeJapan 2016】

3月26日(土)・27日(日)、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2016」。27日のGREENステージで、テレビアニメ「マギ シンドバッドの冒険」スペシャルステージが行なわれました。

ステージには、宮尾佳和監督、シンドバッド役の小野大輔さん、ドラコーン役の杉田智和さん、ジャーファル役の櫻井孝宏さん、ヒナホホ役の藤原啓治さんに加え、サプライズとしてミストラス役の羽多野渉さんが登場。豪華なメンバーに、ファンからは黄色い歓声が浴びせられました。

「マギ シンドバッドの冒険」は、「マギ」本編の30年前を描くスピンオフ作品。10代のキャラクターたちを演じることになったキャスト陣は、不安を抱えながらオーディションに臨んだことや、試行錯誤しながら収録に挑んだ時のことを振り返っていました。

それに対して宮尾監督は、キャスト陣にチャレンジを課すことについては、スタッフサイドも協議したことを告白。しかし、最初に役が決まった小野さんと杉田さんが突破口を開いてくれたおかげで、この流れで間違いないと確信したそうです。

また、1話から13話までのサブタイトルも初解禁。そのうち、コミックス限定版付属の新作OVAとして収録されている2話から6話までは、テレビアニメ版では新作カットや新たな音楽を加えた再編集版として放送されるそうです。

さらに、1話では、OVAに入れられなかったストーリーが描かれることも明らかに。監督は、OVAを制作していた頃を振り返り、テレビアニメ化につながったクオリティをこのまま保っていきたいと抱負を語りました。

イベント終盤に披露されたのは、シンドバッドたちが過去を振り返って、昔話に花を咲かせるという書き下ろし朗読劇。リハーサルなしのぶっつけ本番でしたが、結果は大成功となり、客席から盛大な拍手が送られました。また、役に対する執念から、キャラクターの長い本名を一度も噛むことなく喋った杉田さんには、キャスト陣からも賞賛の言葉が贈られていました。

テレビアニメ「マギ シンドバッドの冒険」は、4月15日(金)からMBS他“アニメイズム”で放送開始です。【取材・文/麻布たぬ】

■テレビアニメ「マギ シンドバッドの冒険」
4月15日(金)から毎週金曜日、MBS他“アニメイズム”にて放送開始
スタッフ:原作…大高忍・大寺義史(小学館「マンガワン」連載中)/監督…宮尾佳和(BARNSTORM DESIGN LABO)/シリーズ構成・脚本…岸本卓/キャラクターデザイン・総作画監督…佐古宗一郎/コンセプトデザイン…BARNSTORM DESIGN LABO(田中俊成・枝松聖・大山裕之)/ジン・クリーチャーデザイン…富岡隆司/色彩設計…岩沢れい子/美術監督…青井孝/撮影監督…宋賢大/編集…定松剛/音響監督…飯田里樹/音楽…大久保友裕/アニメーション制作…Lay-duce
キャスト:シンドバッド…小野大輔/ドラコーン…杉田智和/ジャーファル…櫻井孝宏/ヒナホホ…藤原啓治/ミストラス…羽多野渉/ユナン…石田彰/バドル…小西克幸/エスラ…日笠陽子/セレンディーネ…茅野愛衣/バルバロッサ…子安武人/バアル…東地宏樹

リンク:アニメ「マギ シンドバッドの冒険」公式サイト
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