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山崎エリイの息演技で言葉をあてる!? マチ★アソビvol.17「ポッピンQ」スペシャルミーティング

10月8日(土)から10日(祝)に徳島市で開催された「マチ★アソビ vol.17」ラストラン。9日(日)のufotable CINEMAにて「映画『ポッピンQ』キャスト・スタッフスペシャルミーティング」が行われました。

スペシャルミーティングには、12月23日(祝)より全国ロードショーとなる劇場アニメ「ポッピンQ」より、キャストの井澤詩織さん(日岡蒼役)と山崎エリイさん(レミィ役)、宮原直樹監督、東映アニメーションの金丸裕プロデューサーが登壇。制作裏話やキャスティング秘話などが語られました。

同日、眉山山頂ステージで行われた「映画『ポッピンQ』公開前スペシャル発表会inマチ★アソビ」でも報告があったように、イベントの冒頭で宮原監督が改めて映画が完成したことを報告。当初は2017年1月公開予定でしたが、正月に観てもらいたいという理由で公開日を前倒しにしたそうです。

そして、新PVを劇場のスクリーンで上映。新たなPVにはレミィの“息芝居”も含めそれぞれの声も入っており、宮原監督が感心するほど作品の世界観を美麗に表現。現実世界とポッピン族の世界の見せ方の違いも注目だといいます。

トークコーナーでは具体的な制作裏話について言及。制作に使われた“紙”は普段の東映の劇場版で使われるものよりも大きなサイズの特注のものを使っており、描き心地や厚さなどにまでこだわったそうです。

さらに、各キャラクターについても話題が及びます。メインキャラクターは、井澤さん演じる日岡蒼が目黒に住んでいるのをはじめ、友立小夏が田無というように詳細な設定があり、どの場所にするかはみんなでロケハンをして決めたとのことです。他にも、レミィが誰の同位体であるのか、なぜピンクなのかといった裏話も飛び出しました。

2年前に行われたというキャストオーディションについては、朝10時から夜10時まで1時間に6人ぐらいずつ聞くということを何日も続け、声を聞いた人数は全部で200人程になったといいます。宮原監督は声優を誰も知らなかったので、本当に“絵のイメージとくっつける感じ”で決めたと話していました。

レミィは喋らないキャラクターのため、なぜ山崎さんが選ばれたかについても明かしてくれました。決め手は“妹っぽさ”だったそうで、レミィとポコン(CV:田上真里奈さん)がペアになった時のバランスが良く、即決だったそうです。ちなみに、キャストに関しては10月18日(水)のニコ生でさらに発表があるので、こちらも注目です。

イベント後半は「レミィの気持ちよ!届け!」と題して、言葉の喋れないレミィにちなんだ「お題の質問に山崎さんが“息芝居”で答えて、何と答えたのかを考える」コーナーを実施。レミィの見た目で好きなところは「ん(目)」、山崎さんの好きな食べ物は「んんん(りんご)」などの難問が続きましたが、その息芝居や反応で楽しませてくれました。

最後の質問は「自分の長所だと思うところは?」というもので、答えは「変なふうに真面目」。さすがに誰も当たりませんでしたが、山崎さんは真面目で考え過ぎちゃう性格なのだそうです。

なお、公式Twitterではポッピン(フォロワー)感謝企画を実施中。この時点では9000ポッピンを超えた時の企画までしか発表されていませんでしたが、1万ポッピンを超えたら各キャラクターのポスターを作り、それにキャストのサインを入れてプレゼントすることを考えているとのことです。【取材・文=千葉研一】

リンク:「マチ★アソビ」公式サイト
    「ポッピンQ」公式サイト
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