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10月8日(土)から10日(祝)に徳島市で開催された「マチ★アソビVol.17ラストラン」。10日の新町橋東公園ステージで行われた 「奇異太郎少年の妖怪絵日記」×「バーナード嬢曰く。」トークショー&ラーメン発表会には、「バーナード嬢曰く。」から遠藤役・市来光弘さん、「奇異太郎少年の妖怪絵日記」すず役・仲田ありささん、ひらさわひさよし総監督、はたなかたいちプロデューサーが登壇しました。
最初は、「奇異太郎少年の妖怪絵日記」コーナー。原作コミックを発行しているマイクロマガジン社の編集担当・関戸公人さんが加わり、原作者の影山理一さんとのエピソードを披露。実はアニメのアフレコに参加していて、すずに対し「歳を食っている妖怪なので、かわいさの中にあるババ臭さが表現できる声優」というオーダーが生きているかどうかをチェックしたそうで、仲田さんは見事にクリアしていたそう。仲田さんは、これを喜んでいいのか悪いのか、複雑な表情を浮かべていました。
続く「バーナード嬢曰く。」コーナーでは、どんな作品であるかを改めて紹介。市来さんは「5分という限られた時間で、長いセリフを言い切るのは難しいので、声優の妙技がたっぷりと味わえると思います」と見どころを紹介しました。
ここで、はたなかプロデューサーがラーメン店の店主のような出で立ちで登場。オーディエンスがざわつく中、事の経緯を説明されました。
なんでも、東京・四ツ谷3丁目にある「塩つけ麺 灯花」という人気ラーメン店の店主がアニメが好きで、ラーメンが好きなはたなかプロデューサーが「ぜひ『灯花』さんを参考にしてオリジナルラーメンを作りたい!」と頼み込み、このステージで「新作ラーメン発表会」を開催する運びとなったとのこと。
この、わかったような、わからないような説明があった後、「とにかく一度食べてみてほしい」とはたなかプロデューサーが持ってきたのは、作りたてのラーメン。ひらさわ総監督と市来さんが箸を取ったところ、ひらさわ総監督は「どう突っ込もうか考えたけど、普通に美味しいです」と苦笑い。さらにチャーシューを口にした市来さんは「そうとうクオリティが高いですね」と絶賛していました。
最後のライブコーナーでは、エピソードごとに変わる「奇異太郎少年の妖怪絵日記」EDテーマが2曲披露。吉冨ちかさんと鎌田美沙紀さんによるユニット・Confetti Smileが「Reflection」を歌唱、そして、昔からアニメ主題歌を担当するのが夢だったという逢瀬アキラさんが「茜色クロシェット」を熱唱しました。
最後に仲田さんから「今日は『奇異太郎』『バーナード嬢曰く。』、そして『ラーメン』の3つの単語を覚えて帰ってください!」と観客に呼びかけると、大きな拍手と笑い声が巻き起こり、ステージは終了しました。【取材・文=ダンディ佐伯】