アニメ

「ガルパン最終章」は全6章!新キャラ&新戦車など多くの新情報が飛び出したあんこう祭トークショー

11月13日(日)、茨城県大洗町で開催された「第20回大洗あんこう祭」。イベントのメイン会場である大洗マリンタワー前広場のステージでは、催しのひとつとしてアニメ「ガールズ&パンツァー」のトークショーを実施。

同作の県立大洗女子学園あんこうチームメンバーを演じた渕上舞さん(西住みほ役)、茅野愛衣さん(武部沙織役)、尾崎真実さん(五十鈴華役)、中上育実さん(秋山優花里役)、井口裕香さん(冷泉麻子役)に加え、水島努監督や「ガルパン」応援大使の蝶野正洋さんも登場した同イベントの模様をお届けします。

声優陣の皆さんは今回で5回目の参加。2015年11月に公開された劇場版人気のためか、例年以上に多く詰めかけたファンがステージ前をはるか遠くまで埋め尽くした様子に驚きの様子で、中上さんは挨拶も早々にパノラマ写真でその絶景を撮影します。

その驚きぶりは、大洗町のマスコットであるアライッペを伴って現れた蝶野さんも同様。その一方で「このイベントの良さは、町のみんなが『ガルパン』ファンを受け入れる体制を取っているところ。各商店がいろんなアイデアを出しているので、ゆっくり大洗の町を楽しんでほしい」と大洗大使らしい言葉で、初めてイベントに参加したファンにメッセージを送ります。

蝶野さんがステージから去ったあとは、8月28日(日)に発表された「ガールズ&パンツァー 最終章」の話題へ。渕上さんから、同作が全6章の劇場イベント上映形式で、第1章は2017年12月に公開されることがアナウンスされると、会場内のファンは大盛り上がり。ここで登場した水島監督は「個人的には(2017年に)“度”を付けたい」「(テレビ版で)2回も落としているので、土俵際だと思って頑張ります」と自虐を交えて、意気込みを語りました。

その後は、内容を何も知らされていないという声優陣から、水島さんへ「最終章」について質問していくことに。そこで語られた内容によると、「最終章」は1章あたり最低40分・合計240分以上となり、テレビアニメの1クールほどのボリュームになる模様。「いい意味でも悪い意味でも活躍する」(水島さん)という、角谷杏を始めとした旧生徒会チームを始め、これまでのキャラクターは一部を除いて全員登場するようです。

また新キャラクターも“ものすごい数”が登場し、水島監督によると彼女たちは「あまり頭はよくないけど、かわいらしい子たち」とのこと。もちろん新戦車もたくさん登場し、なかにはカルロ・ベローチェより弱い戦車も存在するそうです。

制作状況は、現在1章の絵コンテが終わったくらいの段階で、「次回(のあんこう祭り)はスタジオから応援させてもらいます」(水島監督)と、これから本格的に制作に入る様子。そのためか水島監督は声優陣からの質問に答え終えても「音響も今まで以上に頑張って、最低でも5.1ch」「1章はあまり戦車戦はなくて日常が中心。2章から本番です」とサービス精神旺盛に新情報を漏らし、最後までファンをよろこばせていました。

イベントは恒例の「パンツァーフォー!」の掛け声で終了。しかし、セガや日清とのコラボ展開や11月25日(金)の「劇場版」公開1周年記念の舞台挨拶、2017年1月に大阪・東京で行われるオーケストラコンサートなど、「ガルパン」にまつわる催しはまだまだ続きます。1年以上先の「最終章」開始も待ち遠しいですが、ファンはそれまでも十分に「ガルパン」を存分に楽しむことができそうです。【取材・文=はるのおと】

リンク:「ガールズアンドパンツァー」公式サイト
    公式twitterアカウント・@garupan
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