アニメ

待望の続編が発表された「コードギアス」10周年記念イベントレポート

11月27日(日)、舞浜アンフィシアターで「コードギアス 反逆のルルーシュ キセキのアニバーサリー」が開催されました。

「コードギアス 反逆のルルーシュ」は2006年から2008年まで、2期に渡って展開されたテレビアニメ。世界が神聖ブリタニア帝国に支配されようとする中、エリア11と改名された日本から、ブリタニアの少年であるルルーシュ・ランペルージが復讐に向かう物語です。

アニメの放送開始から10周年を記念した本イベントには、そのルルーシュ役の福山潤さんを始め、櫻井孝宏さん(枢木スザク役)、ゆかなさん(C.C.役)、小清水亜美さん(紅月カレン役)、成田剣さん(ジェレミア・ゴッドバルド役)といった声優陣にはじまり、主題歌などを歌ったアーティスト、そして谷口悟朗監督、シリーズ構成を務めた大河内一楼さんが登場しました。

イベントの前半では、50話に及ぶ本編のストーリーを映像と声優陣の朗読、ライブを組み合わせて振り返ります。ルルーシュが超常の力“ギアス”を手に入れてから、彼が願いを完遂する“ゼロレクイエム”までを再構築したこのパートでハイライトとなったのがHitomiさんのライブ。「innocent days」「Continued Story」という印象深い挿入歌2曲を第1期と第2期、それぞれのクライマックス後に響かせ、ファンの涙を誘っていました。

後半は声優陣が登場してのトークコーナーへ。「オール・ハイル・ルルーシュ!」のコールで迎えられた面々は、「そんなに時が流れたと感じられない」(福山さん)、「あっという間の10年。第1期が始まった時はギリギリ10代だった」(小清水さん)と、この10年を振り返っていました。

また、イベント参加者に送られた招待状も話題に。とある謎が込められたというこの招待状には、「魔神の復活」というキーワードが隠されていたことが明かされます。

そのキーワードになぞらえるかのように、イベント本編が終了しスタッフロールが流れ終わると、特報としてムービーがスクリーンに。「ゼロレクイエムから数年後」というメッセージから始まったムービーには、お好み焼きを焼く扇たち黒の騎士団の面々や、潜水艦から発進する新たなナイトメアフレーム、ジェレミアやコーネリア、オレンジ畑で躍動するスザクなどが次々と登場し、全3章の劇場総集編、そしてネクストプロジェクトとして「コードギアス 復活のルルーシュ」が発表されました。

衝撃の発表に場内が騒然とする中、ステージに現れたのは谷口監督と大河内さんの2人。谷口監督は「『コードギアス』は、次の10年を見据えてネクストステージに移ります」と宣言し、先の映像が、そのプロジェクトに関わるスタッフに共通認識を持ってもらうためのイメージボード的なものだと説明します。

再び登場した声優陣も交えたトークでは、劇場版は「コードギアス」を知らない人向けにテレビシリーズを再編成したもので、新規カットの追加や全編新アフレコされるいうこと、そして「復活のルルーシュ」の主人公が「別世界の彼であるとか、偽物とかではない」(大河内さん)と、ルルーシュ本人となることが語られました。

こうした突然な新展開の発表に加え、イベントの最後にサプライズライブとしてaccessが「瞳ノ翼」を披露するなど、驚きに満ちた“「コードギアス」らしさ”満点の本イベント。12月23日(金・祝)にはアニメイトチャンネルでイベントの模様が配信されるため、会場に来られなかったファンはお見逃しなく。【取材・文=はるのおと】

リンク:「コードギアス」シリーズ公式サイト
    「コードギアス 10th Project」公式サイト
    コードギアスプロジェクト公式twitterアカウント・@GEASSPROJECT
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