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新作「THE BEYOND」制作決定!「蒼穹のファフナー」皆城総士生誕祭イベント

2004年にテレビアニメ第1期が放送され、その後もテレビアニメや劇場版でシリーズが展開された「蒼穹のファフナー」。物語に登場するメインキャラクターのひとりである皆城総士の生誕を記念したイベントが2016年12月29日(木)、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで行われました。

“主賓”の喜安浩平さん(皆城総士役)の他、総士のバースデーをを祝うべく石井真さん(真壁一騎役)・松本まりかさん(遠見真矢役)・白石稔さん(近藤剣司役)・石川由依さん(水鏡美三香役)・佐々木望さん(堂馬広登役)、そして主題歌を歌うangelaの2人が横浜に集合しました。

この日は喜安さんが主役ということで、ひと際豪華なイスに腰掛け、年表形式にまとめた「出来事史」と映像を見ながら総士を中心とした、これまでの物語を振り返っていきます。

「台本を読みながら、その都度驚いていた」という喜安さん。佐々木さんが「総士は、広登にとっては憧れの存在だった」と語ると、白石さんは「総士は同期のメンバーからしてみれば一歩引いたポジションにいましたね」と総士に対する印象を語りました。また、総士との絡みが特に多かった一騎を演じた石井さんは、「最新作の『EXODUS』での総士はかなり柔らかくなりましたね」と長い付き合いのある者同士だからこそのコメントをしていました。

続いては、喜安さんの活躍をまとめた作品関連イベントの映像を見ながらトーク。2004年7月開催の「『蒼穹のファフナー』プレミアム試写会」や2011年7月に行われた「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH-大ヒット感謝祭-『蒼穹作戦』」、2015年 5月の「蒼穹のファフナースペシャル イベント-痛み-」など、初々しさ満点の喜安さんや出演者に向けてシチューを作る喜安さんなどの姿が映し出されると、会場は大いに盛り上がりました。

と、ここで石井さんから「この日で喜安さんが総士役を卒業する」という驚きの発表が。この発表に、登壇者はしんみりち、そして会場に詰め掛けたファンは驚きの声を上げていました。ステージのスクリーンには、田中正彦さん(真壁史彦役)・新井里美さん(要咲良役)・仲西環さん(皆城乙姫役)・岡本信彦さん(ジョナサン・ミツヒロ・バートランド役)・島崎信長さん(鏑木彗役)からの、喜安さんの卒業を偲ぶビデオメッセージが流されました。

続いてキャスト陣からの手紙が読み上げられ、喜安さんをいじりつつも、佐々木さんからは俳句が詠み上げられるなど、強い愛が伝わる内容で場内を来場者を感動で包みました。

お返しにと喜安さんからも「テレビアニメ作品には数えるほどしか出演していませんが、おかげさまで総士のような長く付き合える役ばかり演じています」と感謝の気持ちを伝えました。

しかし、イベント前から告知されていた“超重大発表”として、新作「蒼穹のファフナー THE BEYOND」の制作が発表されると会場は大興奮。さらにスクリーンに映し出された能戸隆総監督からのメッセージ映像の中で、総士役に喜安さんが決まったことが告げられました。

それを聞いた喜安さんは安堵を含んだ苦笑いを浮かべ、キャストに「知ってたのかよ!」と突っ込み。その後、生誕祭恒例のバースデーケーキが登場し、松本さんはいつものノリ(?)で、たっぷりとよそったケーキを喜安さんの口へと運んでいました。

最後はライブコーナー。angelaが「蒼穹のファフナー」メドレーで客席に火を点けると、佐々木さんが広登のキャラクターソング「全力LOVE」、石井さんが一騎のキャラクターソング「Flugel」をそれぞれ熱唱。最後は総士と一騎のデュエットソング「太陽と月」を全員で歌い、拍手に包まれながらライブパートは終了。登壇者がステージを去った後は「THE BEYOND」のプロモーション映像が流れ、歓声に包まれてイベントは終了しました。【取材・文=ダンディ佐伯】

※島崎信長さんの「崎」は、正しい表記は「立ち崎」ですが、機種依存文字のため「崎」表記しています

リンク:「蒼穹のファフナー」公式サイト
    「蒼穹のファフナー THE BEYOND」公式サイト
    「蒼穹のファフナー」公式twitterアカウント
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