日本全国、韓国、アメリカ、オーストラリアをめぐり、たどり着いたステージ。「劇場版Fate/stay night [Heaven's Feel]」I. presage flower大ヒット御礼舞台挨拶レポート

「劇場版Fate/stay night [Heaven's Feel]」I. presage flowerの公開から25日、5週目を迎えた11月11日(土)。東京・新宿の劇場バルト9で「大ヒット御礼舞台挨拶」が行われました。壇上に上がったのは衛宮士郎役の杉山紀彰さん、間桐桜役の下屋則子さん、セイバー役の川澄綾子さん、遠坂凛役の植田佳奈さんの4人。各自はステージに上がると、応援してくださったファンの皆様に感謝の気持ちを伝えました。

「あっというまの5週間でした。日本全国の劇場を回って観客のみなさんと触れ合わせていただき、うれしい感想を伺いました。『Fate』シリーズは、本当にいろいろな方に愛されているなと実感しましたね」（下屋）

　続いて、国内で行う舞台挨拶に登壇するのが初めて植田さんは、［HF］を最初に観たときの印象をお話してくれました。

「私が試写を見たのは、関係者試写会の初日最初の回だったんです。そのときに来ていたのが、『Fate/Grand Order』で共演している高橋李依ちゃん（マシュ・キリエライト役）と大久保瑠美ちゃん（アストルフォ役）だったんです。2人とも「一番に観たかったから、こちらにお邪魔したんです」と言っていて。上映後は2人に『このあと時間ある？』と声を描けて、近くのパン屋さんで2時間半ぐらい［HF］について語り合っていました」（植田）

　そして舞台挨拶の最後に5週間にわたって日本全国、韓国、アメリカへ回った下屋さんに、スタッフキャストからお花が贈られました。それは第1弾のキービジュアルで間桐桜が持っていた花束。杉山さんから「ありがとう」との言葉で、花が贈られると下屋さんの目に涙が。

「10月14日から本当にたくさんの方々に観ていただきまして、そのおかげで4人で大ヒットのお礼ができればと思って本日ステージに立たせていただきました。まさか公開から5週間後に、泣くことはないと思っていたんですけど……。本当にありがとうございます」（下屋）

　大きな拍手に包まれて、大ヒット御礼舞台挨拶のステージは終了しました。

取材・文：志田英那